気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

カイツブリの家族 炎天下の池で

2022年07月05日 | カイツブリの仲間

日差しを遮るもののないため池 太陽がギラギラと照りつけます。
池の真ん中に営巣しているカイツブリの一家
水の上の巣は、いくぶん暑さもやわらぐのでしょうか?
岸から観察している私は、熱中症になりそうなほどの暑さでした(;^_^A




抱卵を続けている親鳥 もう一方の親鳥は小魚を獲って来てヒナに与えます。



水に浸かっていれば暑さをしのげるのだろうか?と見ている間にも
ヒナは抱卵する親鳥の翼の下にもぐりこみました。
やはり陽光が当たると暑いのですね。



「がんばって たくさんお魚獲って帰ってね!」

家族に見送られて 出かけるのは「お父さん」に見えてしまいます。






~撮影した時点で、孵化が遅いので三つ目の卵は孵らないのでは?と感じていましたが、やはり。
 このカイツブリの夫婦は二羽のヒナを大切に守り育てていくことになりました。


カイツブリ(鳰)Little grebe  全長約26㎝
カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属


◇野鳥観察こぼれ話
カイツブリは小さな水鳥ですが、なかなか気が強く度胸のある鳥です。
先日掲載した「ナマズに挑むカワウ」に対して、親鳥は水中から攻撃を仕掛けていました。
突然、カワウが驚いたようにもがいて逃げ出した、その後に ぽっかりカイツブリが浮上してきました。
時にカイツブリのヒナを捕食することもあるカワウを、親鳥が水中で噛みついて追い払ったようです。

繁殖期以外にも、冬季にカモを観察しているとカワウと同様の場面を見ることがあります。
何が気に障るのか、時々、水に浮かぶカモをカイツブリが水中から攻撃するのです。

ソリハシセイタカシギが地域のため池に飛来した時にも、
カイツブリは見慣れない珍鳥相手に、水面走りで攻撃を仕掛けていました。



◆あきた森づくりサポート 野鳥シリーズ カイツブリ
http://www.forest-akita.jp/data/bird/65-kai/kai.html


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (12)
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