気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

アオジ、来ました

2016年11月09日 | ホオジロの仲間
低木の中から、チチチとホオジロに似た鳴き声が聞こえてきました。
そぉっと覗いてみると、数羽のアオジが枝の間から。


去年も同じ場所で何度もアオジを観察&撮影しているので、同じ鳥かもしれません。


他の鳥は茂みの奥に身を隠しましたが、一羽だけ食いしん坊が残りました。


何かの植物の種のような丸い物をくわえています。
木の枝に止まる野鳥は、後ろ向きについている第1趾(後趾)がシギより発達して長いのがわかります。


下のクチバシが淡いピンク色。
一か月前に撮影したノジコとは確かに違っています。

http://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/652c420c4c1a59429ab33a484a1e26ab

アオジ(青鵐、蒿鵐)全長 約16cm



シメも飛来していました。
高い木の枝の間に見えただけですが、上を向いて顔を掻いている面白い表情が撮れたので(^^)

クチバシは薄いピンク色。
慣れてくれば、去年と同じく、もっと低木や地面に降りて来てくれるでしょう。

他に近場の公園でユリカモメの飛来も確認できました。
すばやくて写真は撮れませんでしたが、マミチャジナイではないか?と感じる鳥の姿も。
シロハラをスマートにしたようなシルエットの鳥でした。


ムラサキシジミ(紫小灰蝶)
クヌギの葉で日光浴していました。調べてみると、幼虫はクヌギの葉も食べるそうです。



コメント (4)
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オジロトウネン採食中

2016年11月09日 | シギの仲間
昨日投稿したハマシギの近くで、三羽のオジロトウネンも食べ物を探していました。


寒さで羽をふくらませているので丸々して見えます。


スズメ(14~15cm)と同じくらいの小さなシギです。
スズメは、日本で鳥の大きさを比較する場合の基準となる「ものさし鳥」と呼ばれる数種のひとつ。
野鳥観察のできる公園や、図鑑に比較対象としてスズメもいっしょに掲載されているのをよく見かけます。
もっとも身近な野鳥・スズメならではの役割ですね。


すっかり冬羽。

いつか夏羽のオジロトウネンも観察してみたいです。


奥にいる大きなシギは、ハマシギ。
オジロトウネンよりふたまわりほど大きく、目だっていました。



オジロトウネン(尾白当年)全長 13~15cm
ハマシギ(浜鴫)     全長 16~22cm


ウィキペディアによると~
オジロトウネンは、夏にユーラシア大陸北部の亜寒帯から寒帯で繁殖し、
冬季はアフリカ東部やインド、東南アジアに渡って越冬するとのこと。
日本へは旅鳥として主に秋に渡来し、本州中部以南では越冬する個体もいるそうです。


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