Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

東京探訪記:渋谷から原宿へ⑥ ルイ・ヴィトンと草間弥生

2012年09月23日 08時09分54秒 | 東京探訪記

こちらはルイ・ヴィトンのお店。ショーウインドを見てボクはびっくら仰天。一体何事が起きたのかと
(爆)
画面左に注目!

なんとあの草間弥生様の等身大の蝋人形と彼女の作品が。
そしてマネキンが着ているファッションを良く見ると彼女のこの作品をモチーフとして
デザインしていることが分かります。

流石ヴィトン!よくやりました。
ボクのブログをご覧になっていらっしゃる方はピンと来られた方が多いのでは。そうなんです。
昨年スペインはマドリッドの王立ソフィア王妃芸術センターで開催された「草間弥生特別展」
の作品であります。

因みにこの草間さんを取り囲んでいるにょろにょろの大群は、え~と、男性をシンボライズした
ものでございまする(爆)

ホントにヴィトンさんもよくやったと感心しきりです。イタリアのベネトンとこの面でも競って
欲しいなぁ(爆)

ヴィトンさんのお隣には美しい曲線の屋根を持つビルが。これも意外なのですが、教会です。
東京ユニオン・チャーチ。設計はエドワード・鈴木さん。

彼の作品で特筆すべきはケニアのマサイ・マラに「ムパタ・ロッジ」という日本人の経営して
いるホテルがあります。この設計を鈴木さんが手がけていますが、木造のクラブ・ハウスは
素晴らしい設計です。ボクもケニア在住の時は何回かお邪魔しておりますけど、ホテルの
中にいても、あの大草原のど真ん中にいるという感覚が味わえるという、大変に計算し尽く
された作品です。

もし、ケニアでサファリをやられるんでしたら、是非このホテルにも泊まってください。
なお、建物に関しては作者本人がこちらで解説をされております。

なお、このムパタ・ロッジとその名前の謂れについては伊集院静が「アフリカの王」という作品
を出しています。主人公は実在の日本人ですが、ボクの知っている限りかなり実相に近い小説
だと思います。ケニアに関しては例の「沈まぬ太陽」が有名になりましたが、ちょっと?の部分も
あったりで、伊集院作品のほうをボクは支持しますけど。

スペインでの草間弥生特別展の詳細は以下でご覧になられます。 

 

 スペイン紀行(115) マドリッド[23]  王立ソフィア王妃芸術センター④ 草間彌生展III

スペイン紀行(114) マドリッド[22]  王立ソフィア王妃芸術センター③ 草間彌生展II

スペイン紀行(113) マドリッド[21]  王立ソフィア王妃芸術センター② 草間彌生展I

 

 

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