60年代のモッズ・バンド、Small Facesからスティーブ・マリオットが退けた穴を埋めるべく、ロッド・スチュワートとロン・ウッドが加入してFacesと改名し新たなロック・バンドが誕生。
その活動と並行しソロ活動を始めたロッドの3枚目のアルバム、Every Picture Tells A Storyが1971年に発売され大西洋を挟さんだ米英で大ヒット。
Every Picture Tells A Story(見れば想像はつく)なる格言のごとく、ジャケの雰囲気だけでその良さが分かるとでも言いたかったのか、スタイリッシュにマイクを斜交いに握りしめ熱唱するロッドの姿が…
(小指立ってます)
独特のハスキーな声でロックを歌うハードな面と郷愁を誘うような選曲でうまくバランスが取れていて、中でもシングルB面だったにも関わらず郷愁を誘うマンドリンの響きをバックにシャウトするロック仕立てのMaggie Mayの大ヒットはこのアルバムの売り上げにかなり貢献したと言える。
(サイド2は何と曲順0のHenryから始まる。)
ちなみにビートルズの曲はMaggie Maeで微妙に異なる。
またMaggi Meeといえばスイスの老舗調味料メーカーのマギー社の即席麺で、以前住んでいた80年代の頃のシンガポールでは現地生産の日清出前一丁や明星ミーを差し置いてMaggi Meeが即席麺の代名詞で幅を利かせていたなんて記憶が...
どうでもいいような話で本日終了。