CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

TOTO マイク・ポカーロ死去

2015年03月16日 | AMERICAN ROCK/POPS

つい先日TOTOに関する記事を当ブログに掲載し、メンバーの強い絆でなんとか難病を克服してくれればと思っていたのですが、今日のスポーツ紙の紙面で、マイク・ポカーロ3月15日死去と報じていました。

人は誰でも死ぬので、それを避けて通ることは出来ないけれど、少しでも長く生きられるのであれば、今日の医学の急速な進歩により、近い将来に完治が見込める治療を受けられるチャンスがあるかもしれないと考えると、本当に残念です。メンバーも同じ思いでライブ活動を再開したのだと思います。

これから、ポカーロ3兄弟がそろい踏みしたTOTO5枚目のアルバム、ISOLATION を久しぶりに聴いてみようと思います。


左から1番目がスティーブ、4番目がマイクそして右端がジェフです。


歌のないビートルズ

2015年03月16日 | BEATLES-BADFINGER関連
はるか昔の学生時代、テスト前になると、一夜漬けと称して夜中から明け方までテスト勉強をしたものです。勉強は口実でほぼラジオを聴くために起きているくらいAM局にはお世話になりました。

そういえば、歌のない歌謡曲なんていうラジオ番組ありましたねー
今でも、15分間月曜日から金曜日まで毎日歌なし(カラオケ)の歌謡曲を流す番組で、朝の6時から7時台にかけて多くの地方AM局がオンエヤーしています。なんでも60年以上続く長寿番組だということです。まあ、歌がない分騒々しくなく、落ち着いた朝を迎えることができますね。

今回は歌のないビートルズと称して、BOOKER T. & M.G.’SのMcLEMORE AVENUEを紹介します。

BOOKER T. & M.G.’Sといえば、メンフィスのスタックス・レコードに所属するインスト・バンドで、歌なしでソウルやR&Bの曲を演奏します。また、スタックスに所属する歌手のレコーディングやライブのバックも勤めたりしていました。有名なところでは、オーティス・レディングのヨーロッパ・ツアーに同行していました。

彼らは、ビートルズのABBEY ROADに感銘を受けこのアルバムを制作したと聞いています。もちろん彼らからの一方通行ではなく、ビートルズのジョンは彼らのファンであり、彼らにインストの曲を提供したいとずっと思っていたとのことで、お互い尊敬し合っていたみたいです。アルバムタイトルのMcLEMORE AVENUEはABBEY ROADのパロディで、メンフィスのスタックス・スタジオがある通りの名前です。

彼らのメンフィス仕込みのR&Bサウンドによる、歌なしのアビーロード是非一度聴いてみてください。ゆったりとした感じで、ビートルズのそれとはまた違い、気分転換にもってこいです。

きっと試験勉強もはかどりますよ~(あくまでも個人的な感想です。)

なんだか通販の宣伝みたいに成って来た。


ジャケ裏もABBEY ROADのパロディで、ミニスカの女性がMcLEMORE AVENUEを歩いています。


オリジナルの収録曲は4曲で、そのうち3曲がメドレー、そして残り1曲は多分ラジオでのオンエヤー用として独立した曲(SOMETHING)になっています。