ライズのつぶやき

☆ライズの色々な出来事を紹介します☆

‘いはら田’さん訪問  2017.6

2017年06月04日 | Weblog
西大路七条近く ‘いはら田’さんへお出かけ

‘今ちゃんの「実は・・」’で紹介され、以前から気になっていたお店です。

先付 和菓子の‘水無月’にみたてて



地卵のムースに車エビ・車エビの出汁ジュレ、茶色のパウダーも車エビで、やわらかい味のムースにほんのりと車エビのジュレが合わさり、わさびがアクセント。

お椀は鱧です、季節ですね~

鱧の身はほろっと崩れるくらいに柔らかく仕上げてあり、和歌山のフルーツトマト土佐煮がそえられ、ハスの花びらを散らして

造り



炙り鱧と明石タコの活けじめは、淡路玉ねぎと梅肉とオリーブ油のソースで、舞鶴の天然大トリガイの活けじめはかぼすを絞り塩で、のどぐのの握りは上にのせている調味料でそのままでいただきました。高級トリガイは中々のボリューム、肝も一緒に。のどぐろは大きなネタが良型をあらわしていて上品な脂ののりが最高でした。

竹筒の中身は

もちもち食感の春雨に北海道羅臼のウニがたっぷり、余計な味付けは感じられません、ウニの甘み・旨みが引き立ちます。

八寸

「蘇民将来子孫也/そみんしょうらいのしそんなり」の護符がついています。


美しい演出、奥は明石タコの柔らかに煮が入った茶碗蒸しにかぼしゃのすり流し、新もずく酢、左側は鰻の八幡巻き、鯛の子、新サツマイモ、新子芋には自家製からすみパウダー、右側にはイチジクを低温調理した鴨で巻いたもの、枝豆ゼリー

どれもうっすらと感じる程度の味付けで、ベースに出汁主張もなく、しっかり仕事されていますが余計なことはせず、素材の味を極限まで引き出した感じです、使う素材に相当気を使いこだわっているんだなと感じました

店内の様子

立派な檜の一枚板のカウンターの向こうでテキパキと仕事をされています。この日は中国の観光客グループも来ていて懐石料理を堪能していました、時々スマホの翻訳機能を使いながらお料理の説明を聞かれたりして、興味を持ってこられてる様子でした。

焼き物 琵琶湖の若鮎 泳いでます! 涼やかですね。

季節感を出したスイカ入りたて酢を餡仕立てにしたものでいただきました。

2か月熟成した但馬牛のヘレ 赤ワインソース

京懐石でも今流行りの熟成肉が登場です。

冷やし焚合わせ

トウモロコシの揚げ出し豆腐と茄子の煮びたし ほっこり安心する出汁の味、とうもろこしのいい香り

巨大サザエは バジル入り酢味噌で。

千葉の房総のものです、なかなかお目にかかることのないサイズですね。男性のコブシくらいは軽くあります。


おおきなサザエの身と肝、クラゲに海ブドウが良い食感

いはら田さんは自ら食べ歩きヒントを得て、アレンジを加えた味付にしたりするそうです。ノーマルばかりでなく面白いですね

ご飯はちりめん山椒、白瓜の赤だし、漬物で〆

ちりめんに青唐辛子も選べ、違ったピリッと感を楽しめます。ご飯はご実家のある能登川から仕入れるコシヒカリとのこと。

手作りクレームブリュレ

宮崎マンゴーに山形佐藤錦とびわゼリー 最後まで美味しくいただきました。 「御馳走様でした」

                    (小池 


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