ライズのつぶやき

☆ライズの色々な出来事を紹介します☆

今日の出来事

2008年07月18日 | Weblog
朝、出社すると、会社の壁に何か茶色の点々が
なんだろう?と思いながら近づくと、

生命の誕生

脱皮間もないセミが必死に壁にとまり、飛ぶ準備をしているところでした
よく見ると、まだ羽が半透明でしょう!?
こんな街中で脱皮をするなんて一体どこでセミは眠っていたのでしょうか?
この壁の横には、花を飾っています。
もしかして、この花の土の中でずっと成長していたのかなぁと思いました。
土から出てきて、動ける範囲なんて限られてますものね・・

セミは何年も土の中で過ごし、地上に出て羽化すると長くても1ヶ月で
死んでしまうそうです。はかない命だと思いますが、逆に土の中では
7年から10年も過ごすのですから、昆虫の中では長命ということに
なりますよね。
今朝は、セミのお陰で、幼い頃に森や林の中に昆虫取りにいった事を
思い出し、懐かしい気持ちにさせられました






祇園祭

2008年07月18日 | Weblog
7月17日 祇園祭 山鉾巡行の日

朝からたくさんの人出でしたが、観覧席の一番前から撮影開始です
予定よりかなり遅れて巡行がスタート!

まずは、先頭 長刀鉾(なぎなたほこ)から
 
長刀鉾はくじ取らずで、必ず巡行の先頭を行きます。
お稚児さんが、身を乗り出して、立派にお務めを果たしていました。
人間のお稚児さんが乗るのはこの鉾だけで、他のお稚児さんはお人形です。

2番 孟宗山(もうそうやま)     3番 油天神山(あぶらてんじんやま)
 

4番 保昌山(ほうしょうやま)縁結びのお守り授与
 

5番 函谷鉾(かんこくほこ)
 
見にくいですが、前懸は旧約聖書創世記の場面を描いた16世紀の毛織りで
重要文化財とのことです。
どの鉾、山も織物は貴重な物ばかりで、新調された物もたくさんあり
この京の文化:祇園祭を維持していくことはとても大変だと思います。

6番 太子山(太子山) 知恵のお守り授与

織物がとてもきれい


7番 四条傘鉾(しじょうかさほこ)
   暑い中、子供たちも頑張っていました


8番 占出山(うらでやま) 安産のお守り授与
 

9番 鶏鉾(にわとりほこ)
   見送はトロイの王子と妻子の別れを描いた16世紀ベルギー制作の
   毛織りで重要文化財。
 

10番 白楽天山(はくらくてんやま)
 

11番 霰天神山(あられてんじんやま) 日よけのお守り授与
 

12番 山伏山(やまぶしやま)
 

13番 月鉾(つきほこ)
    前懸のメダリオン絨毯は17世紀インド製の優品。
 

14番 芦刈山(あしかりやま)   15番 綾傘鉾(あやがさほこ)
 

16番 蟷螂山(かまきりやま)
    山鉾の中で唯一からくりがほどこされている山。
    御所車の車輪とその上にのっている蟷螂が動きます。
    蟷螂は腕を振り上げ、振り下ろしたり羽が広がります。
 

17番 菊水鉾(きくすいほこ)
 
天高くそびえる鉾はやはり素晴らしいですね
この観覧席は御池通りにあるのですが、河原町から御池通りに入るときに
鉾の辻回しがみれます。大きな鉾が竹を用いて直角に方向転換します。
約3回できれいに人力だけで方向転換する様子は、圧巻です!
 

18番 木賊山(とくさやま)    19番 伯牙山(はくがやま)
 

20番 郭巨山(かっきょやま)
 

21番 放下鉾(ほうかほこ)
    鉾の名は「天皇座」に放下僧を祀るのに由来。
 

 

ここで、あまりの暑さに巡行観覧を断念。
残念ながら最後までみれませんでしたが、初めて巡行をじっくり観覧でき
とてもいい経験になりました

この日、巡行が大幅におくれていた理由は、ユネスコの世界無形文化遺産に
登録を目指して、囃子(はやし)方や豪華な懸装品を乗せたままの初の重量測定を
行っていたからだそうです。
結果、巡行中の長刀鉾は11・10トン、月鉾11・88トンと判明し、登録の
基礎資料にすると京都新聞HPに掲載されていました。

京都三大祭(葵祭・祇園祭・時代祭)に、皆様も一度はお出かけ下さい