ライズのつぶやき

☆ライズの色々な出来事を紹介します☆

菜の花

2008年04月25日 | Weblog
4月始めにご紹介しました草津市の菜の花畑 
春を感じる風景で、のどかでしたよね。
これが、滋賀県が取り組んでいる「菜の花プロジェクト」の一部では
ないかと思ったのは、先日テレビのエコ番組で紹介されていたからです。

調べてみると、滋賀県内では菜種の栽培・利用から、家庭から出る廃食油の回収、
精製したバイオディーゼル燃料(BDF)の利用まで、資源循環の仕組みづくりを
目指して地域で取り組んでいると、滋賀県のホームページにも掲載されています。

番組では、菜の花を栽培、菜種から搾油、搾油後の油粕は堆肥として菜の花畑に
還元され、その際排出されたCO2は菜の花が吸収、そして搾油した菜種油を販売し
家庭や店舗からでた天ぷらなどに使用した廃油を回収、廃油を精製し、バイオ
ディーゼル燃料として再利用という「資源循環」を行っていると紹介されて
いました。

廃油は、ガソリンスタンドでの回収や宅配業者が配達の際に
店舗などから回収するサービスを行っており、このサービスを行っている
宅配業者の車両にはバイオディーゼル燃料を使用しているとのことでした。

最近は、バイオ燃料の原料としてトウモロコシやサトウキビ、大豆の栽培を
するために小麦畑が減らされている所も多く、この影響で小麦の値があがり、
小麦製品が値上がりしてきています。
エコ推進の為に、結果として消費者の生活が犠牲になっていることに
何か矛盾を感じてしまいます。

滋賀県が取り組んでいる「菜の花プロジェクト」は米作りで田んぼを使用して
いない期間に菜の花を栽培していると紹介されていましたから、うまく他に
影響をださず、エコ推進をしているんだなぁと感心したのでした