風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

紅葉の京都・奈良旅行3-2

2012-11-25 | 近畿(京都・滋賀)
○ 西大寺
○ 八幡市レンタサイクル
○ 宇治
○ 伏見稲荷大社
○ 東寺
○ 京都駅クリスマスツリー

3日目その1からの続きです。

○ 八幡市レンタサイクル

奈良はこの辺にして、京都へ。流れ橋に行きたかったのに、観光協会の人に「流れちゃってますよー」と言われて、ショック。
10月の洪水で流れてしまったそうです。パネル写真を見たら、確かに跡かたもありませんでした。
去年も流されて、観に行けなかったので、今年こそはと思っていたのにー。
復旧の見通しはたっていないとのこと。ちなみに去年直ったのは、半年後の4月でした。遅くないー?
今回は、このために京阪版の切符を買ったのですが、行っても仕方がないのであきらめることに。





そこで、八幡市駅近くをレンタサイクルして廻りました。
紅葉のきれいな善法律寺。ときどきしか公開しない正方寺。





単伝庵(らくがき寺)には入れず、外から見る限りではどうらくがきなのかわかりませんでした。



飛行神社は、ステンドグラスがある神社という斬新な建築。
両極端なほどの和洋折衷です。エンジンみたいなものがあり、飛行機メカファンにはたまらない場所だろうなあと思います。





石清水八幡宮には今回は寄らず、仁和寺の法師のように高良神社だけお参りしておきました。
(わからない人は『徒然草』を読み直しましょうね)



写真は古めかしい安居橋。



○ 宇治

それから宇治へ向かいました。
乗り換えた京阪宇治線は、外が緑のボディカラーですが、シートも目の覚めるような抹茶色。吊革も抹茶色と、徹底しています。





以前訪れなかった興聖寺のことが気になっており、宇治川沿いのあじろぎの道を通って向かいます。
もう夕暮れ時になっていたため、夕焼けを見ながら足を速めました。









門に至るまでの紅葉の坂のトンネルがきれいでした。









地図を見ていると、宇治川の上流には天ヶ瀬ダムがり、さらに吊り橋があることがわかりました。
なぬ、吊り橋?
今回の旅では封印していた吊り橋、気にはなりますが、着いたころには日が暮れて暗くなり、渡れないかもしれません。
無理はせず、次の機会にしました。
宇治は早朝に訪れたことしかなく、優しいイメージがありましたが、夕闇せまる町並みもまたいいものでした。
平等院も修理中で、すっぽり幌に隠れていました。

宇治では、第1回 「宇治茶と源氏物語」スイーツコンテストの告知をたくさん見かけました。
来月末までです。栄えある初回ですし、興味のある方はトライしてみてはいかがでしょうか。
http://www.kbs-kyoto.co.jp/consb/sweets/

○ 伏見稲荷大社

すっかり暗くなってから、京都での最後の時間を惜しむように、伏見稲荷大社へと行きました。
真っ暗で怖いだろうと思いましたが、ここは24時間参拝可なので、参道には明かりがともっています。
ほかにも参拝客はいたため、足音に勇気づけられながら、本殿へと向かいました。



空には煌々とした月が出ています。
ここにはおびただしい数の白狐がいます。狛犬も狐。
ただ、暗くて写真には映りませんでした。



ちらほらと参拝客はおり、その誰もが本殿ではなく、奥社の方にまっすぐ向かっていったため、(そういうもの?)と思って、自分も奥の方へと行ってみます。



奥には千本鳥居があり、さすがに怖さを感じて、行くのはやめておきました。
ここは絵馬ではなく、小さな鳥居に願い事を書くんだなあと眺めました。



ほかの神社とは少し違う空気をまとった、朱色に染まった稲荷神社の大本山。
しばらくここの雰囲気を味わってから、駅に戻ると、神社に手袋を落としてきたことに気が付きました。
あっと思いましたが、その手袋は明るい赤色だったため、(おそらく朱好きの稲荷の神様がご所望されたんだろう)と思うことにしました。
いつ落としたのか、全く思い出せないため、まさに神隠しに遭ったのでしょう。
(きつねといえば「ごんぎつね」。「手袋を買いに」もあったなあ)と、昔話を思い出しながら、電車に乗り込みました。

○ 東寺

それから、東寺に行きました。
もう門は閉まっているため、外から五重塔を眺めます。
日中、法隆寺の五重塔を見てきたため、それに匹敵するような大きくがっしりしたこちらの塔も観ておきたくなったのです。
ライトアップされている様子を思い浮かべながら向かったら、五重塔は青く輝いていたので、驚きました。
青とはまったくの予想外。
24-27日に開催された「国際糖尿病連合・西太平洋地区学術集会、アジア糖尿病学会年次学術集会」に合わせてのようで、ちょうど見られてラッキー。



京都タワーも青くなっていましたが、そちらは以前も見ていたし、あまり目立たいため、特に不思議に思いませんでした。
闇に沈む前の残像めいたシルエットが、妖しげで、とても美しかったです。うまく写真には撮れませんでしたが、御想像下さい。



○ 京都駅クリスマスツリー

最後に、毎年恒例の京都駅のクリスマスツリーをながめて、今回の京都旅行もおしまいです。



3日目は3万歩いきました。あとちょっとがんばったら4万歩越えしたんですが。
スニーカーは、今回壊れませんでした。ちょっと拍子抜け(笑)。



回を重ねるごとに、気負いや緊張が抜けて、のんびり楽しめるようになってきました。
京都といったら女性の一人旅か友人旅行、もしくはカップル旅行というイメージが強いものですが、今回は男性の2人連れが意外と多いなと感じました。
男性4,5人のグループもあちこちにおり、(男女関係なく、京都は人気があるっていうことね)と思いました。
やっぱり京都旅行はよいわー。古き良き伝統を感じることで、心身のゆがみが取れる気がします。
「ちょっと京都♪」気分で、また訪れたいなあと思いました。


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