みやけじま『風の家』を訪問しました。
帰島支援事業や復興支援事業を行っている東京災害ボランティアネットワークが、帰島の年に運営を開始したそうです。
伝統的な建物は、釘一本使っていない関東大純(おおすみ)流で、棟梁が島に住んでいるそうです。
日本建築学会の三宅島研修所にもなっているそうです。
市民活動のレベルで、地域コミュニティとしての人の結びつきをはかる場所で、島民の憩いの場であり、島民、旅行者などの交流の場として存在しているとのこと。
風の強いこの島では「明日はどんな風が吹くか?」という挨拶がされるそうで、それが名前の由来となっています。
ボランティアの女性が、帰島後の復興作業の話をしてくれました。
噴火により、鉄ものが全て錆びてしまい、TVもお金も使えなくなったそうです。
更に換気扇が落ちて、そこから野生動物が家に入り込み、中を荒らされてしまったとのことでした。
でも住み慣れた土地は離れたくない気持ちが強く、島の中でももっと便利な場所に家を再建したいと望んでも、旦那様は昔と変わらぬ山の中腹辺りの、少し不便な所を希望して、結局同じ地区にまた家を建てたそうです。
大変なことは分かっていても、それでも住み慣れた土地に戻りたいという気持ちを感じました。
みんなで記念撮影。ここでも明日葉をたくさんいただきました。
お茶を飲みながらのおしゃべり交流をする、ソフト面の復興を目指したこの場所は、島民の心のよりどころとして、これからも大切な場所となっていくことでしょう。
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民宿に泊まった時、長太郎池のあたりをとぼとぼ歩いていたら、職員の方が、送ってくれました。車中で「棟梁の家」があると聞いて観せてもらいました。魅力的な建物で、即宿泊をお願いして、翌年から続けて生徒達と泊まり、魅力的な三宅島を探検しました。
今年噴火も落ち着き、本当に嬉しく思います。
又生徒達を引率して伺います。熱帯魚や可愛いアカコッコに会えると思うと、胸高鳴ります。
どうぞ益々の興隆を心から願っております。
ようやく噴火も落ち着いてきたようで、ほっとしますね。
三宅島では、熱帯魚や野鳥たちがぐんと身近になるので、本当に自然豊かな島だと思います。
島の再興を祈りつつ、私もまた訪れたいと思います!