風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

春は花見と探検に 2

2018-04-13 | 東京
1日目からの続きです。 

● 昭和記念公園へ

前日の鎌倉の桜にかなり満足した母と私。
翌日も早起きをして、立川の昭和記念公園に行ってみることにしました。

母は何度も行っているそうですが、私は初めて。
「米軍基地の跡地で、とにかく広い」と聞いています。
敷地面積180ha、東京ドーム約39個分だとか。もはや想像がつきません。

立川駅でお弁当を買い、青梅線に乗り換えてひとつめの、西立川駅で降ります。
改札を出るとすぐ目の前が、公園の西立川口ゲート。
ほぼ開園時間に入ったので、行列ができていましたが、開いたばかりの公園内はガラすきでした。

● 水鳥の池



「水鳥の池」の周りをぐるりとめぐります。見た感じ、水鳥はいません。
静かで絵になります。
アンドレ・ギャニオンのピアノがBGMで流れてきそう。

● 花木園

花木園という言葉を見るたびに(「はなきえん」かな?「かもくえん」かな?)と思っていました。
答えは「かぼくえん」でした。どっちでもなかった~。



水鳥の池の隣にある花木園には、ハーブ園やフレグラントガーデンがあります。
双眼鏡と図鑑の無料貸し出しをしてくれるそうです。



● さくら橋

「さくら橋」を渡りました。
ここは、園内を自転車で回る人たちとの合流点。
サイクリストも、橋からの眺めに見入っていました。



● みんなの原っぱ

しばらく歩いていくと、広々とした場所に出ました。
「みんなの原っぱ」という場所。
広いですね~。日本じゃないみたい。



公園の大クスノキ。
大きな木ですが、公園がだだっ広いので、さほど目立ちません。



● 桜の園

原っぱの遠くに見える「桜の園」まで、ひたすらせっせと歩いていきます。
桜の園といったらチェーホフじゃないですか。



そこは桜の中でした。どこを見ても桜、桜。
なんて美しいんでしょう。



開いているベンチに腰掛けました。



あまりの美しさに気に入って、ここでお花見をすることにします。



ひなたぼっこをしながらお花見をします。
大勢の人々が、桜を見ながら歩いて行きます。



朝のうちはまだ人も少なかった桜の園ですが、どんどんレジャーシートとテントが増えていき、気が付くと足の踏み場もないほどになっていました。
大賑わい。それでも混んでいる感じがしないのは、さすがの広さです。



花見弁当も食べ、そろそろほかの場所も周ろうと、ベンチから立ち上がりました。

● 渓流広場のチューリップ

「渓流広場」では、チューリップがまっさかり。
カラフルなカーペットのようです。



美しくて、言葉になりません。
ちょっと遠かったけれど、ここまで来てよかったわ。

こんなにきれいなチューリップを見られるなんて。
ここはオランダか、ハウステンボスか、と思います。





























● ムスカリの川

紫色のムスカリも、今が盛り。
桜とムスカリとチューリップ。
華やかで、まさに春が来た!という感じです。



(ムスカリが尾形光琳の「紅白梅図」のようだなあ)と思ったら、
母も「光琳の絵みたいね」と言いました。
同じこと考えてたー。




尾形光琳の「紅白梅図」


みんな、これを見て紅白梅図を連想するものでしょうか?
それともやっぱり親子だから?

● 立川のマンホール



立川のマンホール、カラー版。
市の花のコブシが描かれていて、きれいでした。

この日はライトアップも行われるということで、どんどん人がやってきます。
園内を一周して、かなり歩いし、混んでいく一方なので、3時前に帰途につきました。
帰りは立川口まで歩いてみます。
公園の外も広い敷地が続き、大勢の人々がそこでもお花見をしていました。

3日目に続きます。



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