13.特急「すずらん8号」と特急「北斗20号」の旅-白老の断念
札幌市電の取材を切り上げ、西4丁目から大通駅まで移動し、
地下鉄東豊線でさっぽろまで移動する。
地上に出てコインロッカーに預けていた荷物を取り出し、
事前に購入した札幌市内から幕張までの切符で札幌駅を入場する。
少し時間があったので車両取材などして時間を潰し、
16:03札幌発の特急「すずらん8号」の入線を待つ。
3:55p.m.頃、「すずらん8号」の789系1000番台が入線してきた。
充当されていたのはHL-1004編成で、2007年9月に完成した5両編成である。
座席は4号車12番A席だった。
789系1000番台は札幌から旭川を結ぶ「スーパーカムイ」に充当、
一部は新千歳空港まで乗り入れ、快速「エアポート」にも充当されていた。
現在では781系廃止後の「すずらん」にも充当されるようになった。
1時間5分で白老に到着する。
ここでの滞在時間は48分で静態保存されているD51形333号車の取材と、
事前に調べておいた「キンペンカフェ」で夕食を喰うことにしていた。
しかしお目当てのSLが駅周辺を探したが見つからなかった。
これを探している段階で時間がなくなり、
夕食予定の「キンペンカフェ」に到着したのは17:28で、
この段階で次の特急の発車まで28分しかない。
夕食の提供までの時間と駅まで戻る時間などを考えると、
このあとの特急に乗り遅れる危険性が高い。
リスク回避のため、目の前まで行ったがここでの夕食は断念し、
白老駅まで戻って特急「北斗20号」の到着を待つ。
改札開始を待って入場し、入線を待つ。
ホームには次に来る特急の乗り場や停車駅がデジタル表示されている。
これは非常に便利である。
特急「北斗」は非電化区間を通過するため、気動車特急が充当されている。
座席は1号車1番A席だった。
白老から函館までは2時間43分で、函館に到着したのは20:39だった。