6.W7系充当の北陸新幹線と特別限定の「チキン弁当」
20日日曜日には昨日降っていた雨は既に上がっていて、
初電から3本目の05:14で秋葉原まで行き、京浜東北線に乗り換えて東京まで行く。
東京駅での乗り換え時間は24分で、いったん丸の南口に出て駅舎を見てから再入場する。
丸の内南口には「原首相遭難現場」があり、壁には以下のプレートがあった。
原首相遭難現場
大正10年11月4日午後7時20分、内閣総理大臣原敬は、
京都で開かれる政友会京都支部大会におもむくため、
丸の内南口の改札口に向かっていた。
そのとき、一人の青年が飛び出してきて案内にあたっていた
高橋善一駅長(初代)の肩をかすめ、
いきなり刃わたり5寸の短刀で原首相の右胸部を刺した。
原首相はその場に倒れ、駅長室で手当を受けたが、すでに絶命していた。
犯人は、原首相の卒いる政友会内閣の強引な施策に不満を抱いて凶行におよんだと供述し、
背後関係は不明であった。
在来線改札内を通って東北・上越・北陸新幹線改札口を潜る。
20番線ホームから発車する「はくたか551号」にはW7系が充当されていた。
北陸新幹線金沢延伸に合わせて誕生したE7系はJR東日本所属車だが、
直通するJR西日本にも所有車があり、それはW7系となっている。
基本の仕様は同じだが、JR西日本車のため車内の小冊子が西日本のものになっている。
到着メロディもJR東日本所属車とは違っているように思えた。
売店で駅弁「信玄どりとチキン弁当」950円などを買い、車内で喰う。
「チキン弁当」は昔から定番の駅弁で、
以前ラジオで声優の故・野沢那智さんが「駅弁で一番好き」と語っていたのを思い出した。
今回は特急「あずさ」の50周年を記念して通過する甲府の武田信玄公から、特別企画として登場したようだ。
今日の帰りにはその特急「あずさ」に乗る予定になっているのだが、
なんだかフライングして先に特急「あずさ」50周年を味わうことになってしまった。
北陸新幹線は大宮まで東北新幹線の線路を走り、ここで北陸・上越新幹線と東北新幹線が分岐する。
さらに高崎で北陸新幹線と上越新幹線が分岐し、2つめの駅が軽井沢となる。
東京出発から1時間7分で碓氷峠を越えて軽井沢に到着する。
軽井沢に到着した時には霧が張っていて視界が悪かった。
以前、軽井沢に駅取材に行った時にも霧のために断念したことがあった。
7分の乗り換え時間で始発のしなの鉄道に乗り換える。