5.千葉駅新駅舎開業あと1日-1日目の終わり
千葉駅は高架上にホームのある高架駅であり、
それまでは実質的な中央口である東口はホームを降りて地上に降りる形になっているが、
明日開業する新駅舎ではいったん3階まで上がり、そこに改札がある。
駅ナカが多く設置され、改札を出てからエスカレーターで1階まで降りる。
3階に改札が出来たため、千葉都市モノレールと平行移動で乗り換えが出来るようになる。
特急「しおさい11号」は20:44に千葉駅10番線ホームに到着する。
現在の駅舎の最終日なので、記念にいったん改札の外に出てみる。
ずっと見てきたカウントダウンのデジタル掲示板も「あと『1』日」になっている。
最終日ということもあって構内の養生も一部で撤去されているところもあった。
そのため配管が丸見えの部分もある。
それ以外にも銀色の養生が垂れ下がっている部分もあった。
このあとの工事のためか、天井が大きく空いている場所もある。
工事前には存在していなかった通路も今日が最後である。
今まで親しんでいた駅蕎麦店「菜の花そば」も既にシャッターが閉まっていた。
改札内の養生他だらけの通路もこれで見納めである。
1番線、2番線の総武緩行線のホームに行くと、明日から使用予定の階段には明かりが灯っていた。
最後の旧駅舎を堪能して21:02千葉駅始発の総武緩行線で帰宅する。
こうして週末パスの1日目の旅は終わった。
幕張で下車した時にはもう既に雨は降っていなかった。