3446号Here comes a candle to light you to bed,

何となく視た『新米刑事モース』ドラマ
登場人物がナーサリー・ライムズを
つぶやく ぴんとは来ない

ああ誰かが鬼に捕まる
そう誰かが首をちょん切られる

1960年代のオックスフォード設定、
さすがにレトロです
大戦の記憶も生々しく
原作者コリン・デクスターは
俺の老父より年長、故人

土日の朝、BS11で前・後編を放送中
しかし寝坊気味の土曜の朝から
殺人事件の惨状を視ても
頭がボーッとしてて映像が繋がらない

こりゃ駄目だと、プライムビデオで
真面目に視始めた
ひどいもので 1作目は 三度みて
プロローグ映像の意味が解った
ああ なんということでしょう

本筋とはちょっと離れたシーンの
「限界に来た女が憎い相手の店にのりこみ
商品を叩き壊しまくる」場面が大好き
…俺 煮詰まってんのかな
弱い男も 強がる男も 手前勝手な男も
ずるく卑怯な奴を絶対許せない!!

富裕ではない出身で『カレッジ・ボーイ』
オックスフォード/ロンズデール大卒の
モースは警察組織の中で悩みつつ
知識・洞察力を総動員して
複雑な事件（たいてい複数の殺人）に挑む
庶民でも共感…

象牙の塔の住人達が
「これくらいは世間が見過ごすだろう」
と考える特権意識も 脇から攻める
格差社会に暮らす人に解りやすい
ゆっくり 視ていきます