手作り人形ドレスGOUDADA

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2466号Фествалы(祭)

2017-06-13 20:23:37 | 作品写真
勤務先そばの公園はこの祭礼の露店が通路いっぱいにぎゅうぎゅう並ぶ。迷子になりそう。最後に露店行ったのはいつかな。明日の宵宮から三日間、氏子行列のからくり山車や札幌芸者の奉納舞・御輿渡御の巫女神楽があります。
六月はまだ雨が降ると寒い。十代は小雨の中タコがろくに入ってないたこ焼きを友達と分けて食べても楽しい。この歳ではやれ道路規制の、延長営業のと聞いてもしんどくなりまして。
本宮でも様々祭事はあるらしいが、やっぱお参りより露店。北海道全土で土着神社の祭礼は夏〜秋ではないだろうか。お盆前に長距離ドライブすると、あちこちの祭礼にぶつかります。春忙しいし冬キツいもんね。実家のあたりは農村らしく九月。
今はどうか知りませんが当時『郷土の日』と呼び(開校記念日のように)昭和の小学校は休みか半ドン。お祭りに晴着を着るために前日美容院で和風に髪を結った女の子達が(髪がくずれないように)前あきブラウス姿で登校した。←すっごい田舎ムードあふれてますね。まだ母親達が女児に晴着を着せようとした。だんだん廃れていき、俺が中学生になる頃は少なくなった。「晴着を着る子がいなくて詰まらない」と母がもらしていた記憶がある。辛うじて盆には浴衣着てたかしら。
高校一年で友達と「あんたたち中学生でしょう」と八時か九時過ぎ補導されかけた時は友達も俺も浴衣でした。浴衣にフツー生徒手帳携帯しねえよ。
六月から浴衣を許されますが、札幌だと早い子がこの神宮祭に新作を着る。こないだユニクロでも売ってたもんな。
その日は混んでて外国人の割合も高い駅前の大店舗。ヒジャブまで売ってます。つい浴衣の柄を見ていると、立ち止まったカップルの女性も選び出した。ただワンサイズで身長155cm用と日本語でしか書いてない。長身で白い肌にブリュネットの髪の彼女は大きなサイズを探した。
俺は聞かれたならもう試着室で着せてあげまっせ対丈でよろしおまっしゃろの勢いで、しかしお邪魔虫にならないよう静かに距離をとりつつ目が離せない。怪し過ぎる婆あだ。
柄や帯の色の組合せがとりどりある中、彼女が選んだのはモノトーンに近いステンドグラス風の大きなバラ柄。差し色に淡い紫。黄色の帯はダメ駄目だめと念を送ったら通じたか、めでたく赤い帯をチョイス。完璧!彼氏が買ってあげるようでした。ああ良かった。あとは彼女の好きに着ればいいのだ。
浴衣は盆踊りにも、カップルの本番七月末の花火大会にも着る。花火までにあらかたの浴衣は売れる。近年浴衣男子も増えました。女子の浴衣着付とヘアセットで\5000なんて看板もみます。女の子達もヒールのあるサンダルやシースルーやレースを上手に組合せる子がいる。
この幟のもとに、夏至る。
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