金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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現在、記事の整理中。

大河ドラマ「光る君へ」♯9

2024-03-03 22:14:11 | 大河ドラマ「光る君へ」

「帝は思いのほかしぶとくおわし……」

「帝を玉座より引き落とし奉る!」

兼家パパ、敬語使えばいいってもんじゃねえぞ!!

 

直秀、当て馬っぽい言動でずっとヒロインの近くにいるんだと思ってたわ。

まさか、何事もなさずに非業の死を遂げるなんて。

しかも、道長の心付けが、まちがった方向の忖度を招いて

直秀を死に至らしめるという酷い脚本。

大石静、人殺しすぎだよ~!!

 

【その他いろいろ】

・道兼が、「自分だけが父上に策を打ち明けられて、頼りにされてる」と

 めっちゃ嬉しそうなの、つらい。

 自分で自分を傷つけてまで、役目を果たしていると

 兄弟たちにマウント取ってるけど、

 汚れ役としていいように使われてるだけだからね……。

 

・倫子ママ、赤染衛門にチクリと嫌味。怖い。

 

・まひろ、弟が書物を読んでいることにびっくり。

 立派に成長したかと思われた弟くん、やっぱりアホのまま。

 これだけ愛嬌があれば、世を渡っていけるよ。

 

・為時パパが他の女の所に泊まっていると言う乳母のいと。

 以前もそんな描写あったけど、彼女、パパの召人なのね。

 

・実資のグチグチと奥様の「日記に書け!」、

 定番のやり取りになってきたな。

 「私ほど勤勉な者に怠慢とは!」と堂々と言えるの、

 すごいよ実資。

 

・このドラマ、総じて演技レベルは高いと思ってるんだけど、

 今回の詮子の叫び声だけ、アカンと思った。

 コメディにもシリアスにもなりきれない大仰さ。

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株主優待の記録(2024年2~3月)

2024-03-03 12:23:32 | 株主優待の記録

2月22日アヲハタ

3月1日 ハウス食品

3月3日 キューピー

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映画:『落下の解剖学』

2024-03-01 21:18:20 | 映画の感想
2024年の映画①『落下の解剖学』(ジュスティーヌ・トリエ 監督)
★★★☆☆
 
映画館にて。
 
あ、フランス映画でしたか、道理で……
と見終わった後で思った。
法廷でのシーンはなかなかにスリリングで、
新たな情報が次々に出てきて「いったいどうなるの~?」的な
揺さぶりはかけられるものの、
爽快な大逆転も、判決後の意外な告白もない。
真相も明示はされない。
途中から「まだ終わらないのかな~」と思いながら見ていて、
これだけ引っ張るんだから、
最後に主人公がすべてをひっくり返す告白をするのだろう……と
期待してしまった。
その類いのエンタメに慣れすぎてしまった。
 
 
タイトルに「解剖」が入っているのは、
夫婦関係や親子関係が孕んでいた問題を暴かれるから?
子どもの視力を奪った事故という大きなファクターはあったのだけれども、
「妻は作家として成功しており、夫も作家になりたがっていた」
というこの一点だけでも、
夫婦関係が健やかに保たれるわけないと思ってしまう。
友人間、兄弟姉妹間でも関係を平穏に保つのは
難しいんじゃないだろうか。
 
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