1940年のオリンピックが東京開催に。
政治的なわだかまりが、ありすぎるほどある中、
支持してくれた中国の委員にお礼を言う嘉納先生。
握手を拒否しながらも、
「同じアジア人として支持するしかなかった」
という彼のアジア人としての葛藤、理性、
スポーツを愛する者としての信念よ……。
アジアでのオリンピックはアジア共通の悲願といえども、
中国の委員である彼が国で批判されることは
嘉納先生たちにもわかっている。
拒否されても無理矢理握手してしまう先生、
とても「らしい」ね。
* * *
ベルリンオリンピックでは、ナチスの存在感大。
行進は軍隊のようだし、
大会の期間中だけユダヤ人は差別を緩和されて
スタッフとして配置される。
日本人選手は隔離され、
検閲のために郵便物は開封され、
選手村では「ハイルヒトラー」のセリフが流行。
次の開催地として東京が選ばれたのも、
日本に恩を売ろうとするヒトラーの
圧力によるものであったことが示され、
まーちゃんに
「好きじゃない、このオリンピック」
と言わせるほど。
朝鮮半島出身の選手が「日本人」として出場し、
祖国の国歌を歌うことも国旗を掲げることもできない。
政治とオリンピックを切り離すことの難しさを描いた今回、
明るさや希望も見せつつ、やっぱり重苦しい45分だったわ……。
政治的なわだかまりが、ありすぎるほどある中、
支持してくれた中国の委員にお礼を言う嘉納先生。
握手を拒否しながらも、
「同じアジア人として支持するしかなかった」
という彼のアジア人としての葛藤、理性、
スポーツを愛する者としての信念よ……。
アジアでのオリンピックはアジア共通の悲願といえども、
中国の委員である彼が国で批判されることは
嘉納先生たちにもわかっている。
拒否されても無理矢理握手してしまう先生、
とても「らしい」ね。
* * *
ベルリンオリンピックでは、ナチスの存在感大。
行進は軍隊のようだし、
大会の期間中だけユダヤ人は差別を緩和されて
スタッフとして配置される。
日本人選手は隔離され、
検閲のために郵便物は開封され、
選手村では「ハイルヒトラー」のセリフが流行。
次の開催地として東京が選ばれたのも、
日本に恩を売ろうとするヒトラーの
圧力によるものであったことが示され、
まーちゃんに
「好きじゃない、このオリンピック」
と言わせるほど。
朝鮮半島出身の選手が「日本人」として出場し、
祖国の国歌を歌うことも国旗を掲げることもできない。
政治とオリンピックを切り離すことの難しさを描いた今回、
明るさや希望も見せつつ、やっぱり重苦しい45分だったわ……。