金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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映画:『ガーンジー島の読書会の秘密』

2021-04-25 18:41:02 | 映画の感想
2021年の映画⑦:『ガーンジー島の読書会の秘密』(マイク・ニューウェル 監督)
★★★☆☆

【Amazonの内容紹介】

1946年、終戦の歓びに沸くロンドン。
作家のジュリエットは、一冊の本をきっかけに、
“ガーンジー島の読書会"のメンバーと
手紙を交わすようになる。 
大戦中、英国で唯一ナチスドイツに占領された
チャネル諸島の一つであるガーンジー島では、
読書会と創設者であるエリザベスという女性の存在が
彼らの支えだった。
本が人と人の心をつないだことに魅了されたジュリエットは、
読書会について記事を書こうと島を訪ねるが、 
そこにエリザベスの姿はなかった。 
メンバーと交流するうちに、ジュリエットは
彼らが重大な秘密を隠していることに気付く。
やがて彼女は、エリザベスが不在の理由にたどり着くのだが──。

***********************

この話に、ジュリエットの恋愛はいらなくない??
ハリウッドのお約束なのかもしれないが、
婚約者を振ってまで男女をくっつけなくても、
十分「運命的な出会い、魂の結びつき」は
描けたんじゃないかなあ。
恋の過程が十分描かれていないせいで、
お手軽な救済にしか見えなかったし、
エリザベスの秘密と読書会に関わる人々の絆だけに
しぼったほうがいいお話になったと思うんだけど。


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