![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/tv.gif)
★★★☆☆3.5
【シネマトゥデイのあらすじ】
1970年のロンドン。
ルックスや複雑な出自に劣等感を抱く
フレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)は、
ボーカルが脱退したという
ブライアン・メイ(グウィリム・リー)と
ロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)のバンドに
自分を売り込む。
類いまれな歌声に心を奪われた二人は彼をバンドに迎え、
さらにジョン・ディーコン(ジョー・マッゼロ)も加わって
クイーンとして活動する。
やがて「キラー・クイーン」のヒットによって
スターダムにのし上がるが、
フレディはスキャンダル報道やメンバーとの衝突に苦しむ。
*****************************
友人宅にて。
「フレディ・マーキュリー」も「クイーン」も
名前とぼんやりしたビジュアルは知っていた。
しかし、音楽――特に洋楽には本当に興味が薄くて、
曲は知っているのに
フレディ・マーキュリーは
「へんなぴちぴちな服を着たおじさん」
という印象しかなく、「クイーン」のボーカルだと
認識すらしていなかった……。
そんなわけでほぼ前提知識ゼロの状態から見始めたこの映画。
確かに伝記映画にありがちな
「実話だからしょうがないな」というしょんぼり展開もなく
きちんとエンタメしていた。
ヒットしたのも納得。
特にファンでもなく音楽好きでなくても楽しめたもの。
元カノができた人すぎるな……。
自分がゲイだとわかったけれども彼女を失いたくない、と
あがこうとするところ、
彼女に恋人ができたことに対して複雑な気持ちを抱くところ、
このあたりの葛藤がよかった。
メンバーとの軋轢も、自然な流れで描いていた。