野沢尚『ステイ・ゴールド』(幻冬舎文庫)
★★★☆☆
コンセプトは少女版「スタンド・バイ・ミー」だそうです。
(実はわたし、「スタンド・バイ・ミー」はまだ見ていません)
自殺した親友への思いを胸に、彼女との友情を永遠にするべく自然の中を旅する
三人の少女たちと、それを追う教師二人の物語。
あとがきによると意図的にだったということだけれど、
一人称形式で語り手が見ていないシーンまで書いてしまうのには、
やはり違和感があります。
全体的に説明不足の感があって、奈美のキャラクターも、
少女たち三人の関係も、大人ふたりの恋もいまいち輪郭がはっきりしない。
もっと書き込まれていてもいいのでは?……と思っていたら、
映画のノベライズだったのでした。
映像だとやっぱり情報量がちがうんだろうなあ。
紅葉や水源の情景の美しさも印象的だし、ストーリーも好みだったので、
映画版を見てみたい。
★★★☆☆
コンセプトは少女版「スタンド・バイ・ミー」だそうです。
(実はわたし、「スタンド・バイ・ミー」はまだ見ていません)
自殺した親友への思いを胸に、彼女との友情を永遠にするべく自然の中を旅する
三人の少女たちと、それを追う教師二人の物語。
あとがきによると意図的にだったということだけれど、
一人称形式で語り手が見ていないシーンまで書いてしまうのには、
やはり違和感があります。
全体的に説明不足の感があって、奈美のキャラクターも、
少女たち三人の関係も、大人ふたりの恋もいまいち輪郭がはっきりしない。
もっと書き込まれていてもいいのでは?……と思っていたら、
映画のノベライズだったのでした。
映像だとやっぱり情報量がちがうんだろうなあ。
紅葉や水源の情景の美しさも印象的だし、ストーリーも好みだったので、
映画版を見てみたい。
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