草野たき『ハッピーノート』(福音館書店)
★★★★★
この人の本、今のところハズレなしだなあ。
好き嫌いは分かれるかもしれませんが、少女の痛みを描く日常ものが好きな人は
楽しめるのでは?
派手さはないのだけど、繊細で、ユーモアもあって、
読後にじんわりくるような作風。
今回のお話は、友達関係を円滑にするための嘘や演技や見栄と、
それが破綻したあとの物語。
学校にいたころ、たしかに演技や嘘が自分にもあった。
そして、相手に顔色をうかがわせていたところもあったのだと思う。
忘れかけていた記憶を掘り起こされたようで、ちょっと胸が痛む。
「自分」を変えようとがんばるお母さんに、
主人公の心が寄り添っていく様子にほろりときました。
★★★★★
この人の本、今のところハズレなしだなあ。
好き嫌いは分かれるかもしれませんが、少女の痛みを描く日常ものが好きな人は
楽しめるのでは?
派手さはないのだけど、繊細で、ユーモアもあって、
読後にじんわりくるような作風。
今回のお話は、友達関係を円滑にするための嘘や演技や見栄と、
それが破綻したあとの物語。
学校にいたころ、たしかに演技や嘘が自分にもあった。
そして、相手に顔色をうかがわせていたところもあったのだと思う。
忘れかけていた記憶を掘り起こされたようで、ちょっと胸が痛む。
「自分」を変えようとがんばるお母さんに、
主人公の心が寄り添っていく様子にほろりときました。
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