金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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11:島本理生 『生まれる森』

2005-05-17 13:56:54 | 05 本の感想
島本理生『生まれる森』(講談社)
★★★★☆

初めて読む作家さん。
『ナラタージュ』が絶賛されているようなので、
読んでみたいと思ったのだけど、図書館にも予約が殺到中。
代わりにこの本を予約して借りました。
高校生のときにつきあっていた塾講師のことが忘れられず、
心に痛みを抱える主人公。
この本は恋愛というよりは、痛みと、
そこからゆるやかに立ち上がっていくまでの物語。
静かで、繊細な心の揺らぎが綴られています。
友だちのキクちゃんがいいな。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (藍色)
2009-03-02 14:06:28
こんにちは。
主人公のゆるやかな再生がよかったですね。

トラックバックさせていただきました。
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>藍色さん (晶子)
2009-03-02 20:42:34
遅くなりましたがトラックバックさせていただきました
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