金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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113:いしかわゆき『書く習慣』

2022-05-26 13:24:47 | 22 本の感想
いしかわゆき『書く習慣』
★★★★☆

【Amazonの内容紹介】

SNS、ブログ、note、世間に発信できるサービスが増え、
多くの人が文章で自己表現しています。
他人の発信を目にする機会も増え、
「自分もなにか発信してみたいな」と思う人も増えています。
「書く」を仕事にする人も増え、
文章の指南書も数多く出版されています。
でも「書く」ことは、好きじゃないとしんどい。
むしろ「好き」になるからこそ、習慣になり、
自然と上達していきます。
この本では、あなたの「書きたい気持ち」を高め、
「書く」ことを習慣にするためのコツを紹介します。

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内容紹介をちゃんと読んでいなくて、
「ついつい後回しにしがちな仕事としての執筆を
どう習慣づけるか?」
ということのヒントを求めて読み始めてしまった。
ブログやSNSでの発信を中心に扱っているので
求めていたものではないのだけども、
それでも役に立つことが書かれていた。
特に、
「有益かどうかを決めるのは、
自分ではなく、受け取り手」
というところ。
「固有名詞にはその都度説明を入れる」というのも。
仕事で文章を書くとき、
「こんなこと、みんな知ってるし、
 書かなくていいor説明しなくていい」
と思いがちだった。

このブログは、ここ十年くらいは、完全に
「後で仕事で使うことになるかもしれない記録」
「積ん読している漫画を何巻まで読んだかの覚え書き」
「自分が後で内容を思い出すための大河ドラマの感想」
の置き場になっていて(ノートより検索性が高いから)、
人に読んでもらうためのものではなくなっているのだけども、
いつか、読んでもらうことを目的としたブログを書くことになったら、
たいそう役立ちそうな本だった。


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