秋田みやび 『ぼんくら陰陽師の鬼嫁 (富士見L文庫)』
★★★☆☆3.5
【Amazonの内容紹介】
やむなき事情で住処をなくした野崎芹は、
生活のために通りすがりの陰陽師(!?)北御門皇臥と
契約結婚をした。
ところが皇臥はかわいい亀や虎の式神を連れているものの、
不思議な力は皆無のぼんくら陰陽師で……!?
********************************
好みからは微妙に外れていてハマれなかったのだけど、
これはうまい。
「陰陽師」「契約結婚」と売れ線の掛け合わせだが、
陰陽師がふんわりサイキックじゃなくて、
ちゃんと陰陽思想を踏まえた事件と謎解き。
山場も作ってあるし、実はふたりは過去に……と
いうのもベタだけどよい。
ライト文芸に動物やら幼児やらが多い気がするんだけど、
好きな人が多いんだろうか。
わたしは文字でそれらが出てきてもちっとも萌えないし、
ストーリー上の必要性が感じられないと
むしろ邪魔だと思ってしまう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます