第11話「許されざる嘘」
コントとどす黒い悲劇が交互にやってきて、
頭がおかしくなりそう……
タイトル、義経の嘘のことかと思ってたよ!
恩赦のためにいったんは許されることが決まった伊東の爺様が
殺されてしまうとは……
いや、史実として自害したのは知っていたから、
「これ、どうやって回収するんだろ」
とは思ってたし、爺様が子どもたちと暮らすことを
楽しみにしている様子を見せた時点でフラグだとは
わかったけれど、こう来るとは思わなかった。
伊東祐親、第1話の時点から、頼朝の敵にもかかわらず
好感度低くならないように描かれていたんだよね。
平家の手前、二人の孫を殺さざる得なかったのはわかるし、
頼朝が板東武者を見下してるのもちゃんと描いていたから、
行動原理が明確。
本当に顔つきが穏やかになっていたのに、
善児を使って孫二人を殺害した報いを善児による暗殺の形で
受ける展開が、ひどすぎるよ~~!!
いまだかつて、こんなに義円がクローズアップされた
創作物があっただろうか……。
子ども時代に登場してるのしか見たことないよ!
教養もあって性格もよい、好感度高い人物として描かれていたのに
義経の嫉妬によってそそのかされ、死んでしまった。
義経の病んでる感がすごい。
梶原に見られてなかったら、しらを切り通すつもりだったんだな。
頼朝が、最初にかけつけてくれた&軍才があるというだけで
「男の子が生まれなかったら跡をつがせる」
とまで義経を評価してるのは意外だけど、
そんなこと口にしたら、義経は頼家を殺しちゃうんじゃない??
それにしても義時は、頼朝に兄と祖父を殺されてるんだけど、
「絶対許せねえ」にならないのかな?
来週はついに亀の前事件。
【その他いろいろ】
・義時が大泣きする場面、予告で見ていたが、
失恋で号泣してるのだとは思わなかった。
八重が自分に気がないって、
ほんとにわからなかったんだな……。
叔母甥婚が珍しくなかったってこと、
ようやく言及された。
・義村「振られてからが勝負だ」
・梶原景時
「わしは頑固で 融通が利かない
人の間違いを放っておけない」
仕込んでますね……
和田義盛とめちゃ気が合わなさそう~!!
・武功をたたえられてうれし泣きする藤九郎可愛い。
・頼朝「わしが誰よりも頼りにしているのはお前だ」
舞台裏を知ってる義時に、よく言うね!?
・今日も和田義盛はアホ可愛かった。
・三善康信、奈良まで見に行ったの??
・全成の実衣へのアプローチがキモいんだが……
・やはり行家が来るとろくなことにならない
・御家人になって早々、汚れ仕事担当になった梶原景時。
善児がOPのクレジットに出てくるだけで怖い。