金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

366-376:最近読んだ漫画

2021-09-24 21:44:49 | 21 本の感想

連載中にパラパラと見ていて、
年下の男の子と年上の女の子の話ということだけ
知っていた。
こういう話だったのか。




懐かしい作家さんだ。
原作は何度も読んでいるので
アレンジを楽しむ。
まだキャラの魅力はやや薄め。




微妙に百合風味。 
ストーリーに全く関係のないエロはいらないよ。


斎藤けん『かわいいひと 1 ・2』

話にたいして起伏がないけど、
ほのぼのと可愛いムード。




うう……読んでいるこちらが
いたたまれない……


 あきづき空太『赤髪の白雪姫 1 ~5』

ヒロインと王子の関係性や距離感は、
たぶん一般的にはかなりときめくものだと
思うんだけど、わたしは
ダメ王子のラジの方が断然好みだよ……

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365:永井路子『執念の家譜』

2021-09-24 16:52:13 | 21 本の感想
★★★★☆

【Amazonの内容紹介】

三浦光村は元服して初めて、三浦一族と北条氏との
40年にわたる暗い宿縁を知る。
同じ関東の豪族でありながら三浦氏は、
鎌倉将軍家補佐の任を北条氏に奪われ続けたうえに、
北条氏は、鎌倉幕府存続のために、
地元の豪族・三浦氏を巧妙に利用してきたのだ。
だが、三浦氏の北条に対する反撥は、
何度かの争いを経て増幅されてゆく……。
という表題作のほか、曽我兄弟仇討ちを扱った「裾野」など、
精緻な歴史小説の短編6作を収める。

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【収録作品】
「執念の家譜」三浦光村
「裾野」曽我兄弟
「信貴山落日」松永久秀
「群猿図」長谷川等伯
「裏切りしは誰ぞ」小早川秀秋
「関ケ原別記」宮部長煕
「刺客」山口重政・重信

「執念の家譜」と「裾野」のみ再読。
宮部長煕と山口親子のことは、
名前すら知らなかった。
有名人ばかりにスポットがあたりがちだけども、
関ケ原の合戦にも大阪の陣にも
多くのドラマがあったのだなあ。
なんとなく永井先生の傾向みたいなのがわかってきて、
序盤でもう、
「この人たち、何も成し遂げられずに
 かわいそうなことになるんだろうなあ……」
と予想がついてもやもやしてしまう。

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