金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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13:鹿島茂 編著 『宮家の時代』

2007-01-20 20:14:08 | 07 本の感想
鹿島茂『宮家の時代―セピア色の皇族アルバム』(朝日新聞社)
★★★★☆

最近また、「宮様総理」東久邇宮稔彦が気になる。
闇市で店を経営してみたり、新興宗教の教祖になってみたり……
はちゃめちゃっぷりをちゃんと読んでみたい!
とにかくおもろい人だと聞いて、高校生のころ、
広岡裕児『皇族』を読んだけれど内容をまったく覚えてない。
そんなわけで、入門編としてビジュアル本をセレクト。

戦後皇籍離脱した宮家(断絶したところも含む)を、
歴史・ファッション・軍務・スポーツの視点から写真とともに
紹介した一冊。
留学中に散財しまくって明治天皇を激怒させたり、
ドイツ人女性と勝手に婚約してバレちゃったり、
ほかの宮家も相当おもしろい。
(これを読むと明治天皇は宮家のことで怒ってばかりいる)
皇室フリークでないわたしにも充分楽しめました。

えらく気の強そうな顔立ちの閑院宮直子妃、
戦後に協議離婚とあったから気になって検索かけてみたら
……スキャンダル!

コメント
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