あさのあつこ『NO.6(ナンバーシックス)#1』(講談社)
★★★★☆
苦痛や欲望が取り払われた近未来都市、という設定の物語を読むと、
いつもロイス・ローリー『ザ・ギバー 記憶を伝える者』を思い出す。
理想を極めた先にあるユートピアのたどる道って、
結局は破綻なのかしら?
写真はないほうがいいと思った。
そして男の子どうしの身体接触が必要以上に多いと感じるのは
気のせいだろうか・・・(『バッテリー』もしかり)。
奇妙な病に、お母さんからの暗号めいたメッセージ、
ネズミが憎むNO.6の人物・・・と謎が盛りだくさん。
2巻に期待大。
★★★★☆
苦痛や欲望が取り払われた近未来都市、という設定の物語を読むと、
いつもロイス・ローリー『ザ・ギバー 記憶を伝える者』を思い出す。
理想を極めた先にあるユートピアのたどる道って、
結局は破綻なのかしら?
写真はないほうがいいと思った。
そして男の子どうしの身体接触が必要以上に多いと感じるのは
気のせいだろうか・・・(『バッテリー』もしかり)。
奇妙な病に、お母さんからの暗号めいたメッセージ、
ネズミが憎むNO.6の人物・・・と謎が盛りだくさん。
2巻に期待大。