船で西表島大原へ行く。明日は天気が悪くなるということなので、今日中に主要ポイントを回ることにする。アリモリソウ、テリハノギク、ナガバイナモリ、ツワブキ、サキシマフヨウ、ハシカンボク、マルバルリミノキの花を見ることができた。ナガバイナモリとツワブキは花期としては早いようで、蕾の個体が多かった。今回見たイナモリソウは10月に西表島を訪れた際に見たサツマイナモリとは葉の長さ、生育環境、花期が異なるので、明らかにナガバイナモリであると思われる。渓流の増水時には水没するような環境に生育しているので、葉を細長くすることで水の抵抗を減らす典型的な渓流植物の狭葉現象が現れているものと考えられる。石垣島で多く見られたカゴメランには全く出会えなかった。夜中に目が覚めて宿の窓から夜空を眺めると、雲の間から普段の5倍くらい星が見えた。
ツワブキはまだ蕾のものが多かった(西表島)
これは明らかにナガバイナモリだと思います(西表島)
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