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《 リアル 事件&裁判 ルポ 》 ③「前篇」 千葉県野田市、10歳女児殺し、鬼畜パパ・栗原勇一郎の初公判、やっと始まる。未必の故意殺人に間接加担した、二瓶一嗣、奥野智禎、矢部雅彦の今と、責任を問う

2020-02-20 22:00:21 | 未必の故意・事件

  沖縄県糸満市から、母の、なぎさに手を引かれ、逃れるようにして、千葉県の野田市の小学校に通っていた、当時4年生の、栗原心愛(みあ)が、沖縄から、執念深く、またも、追いかけてきて、住居を突きとめ、有無を言わせず、居座り込んで、同居してしまった、心愛の実の父である、この栗原勇一郎に、

 長期間に渡り、単なるいじめを、はるかに超えた、その昔の、せっかん以上の「虐待」の限りを尽くし、

  ついには、昨年の厳冬期にも関わらず、1月22日から、丸3日間、風呂場で、冷たい水を浴びせ続け、一睡もさせないまま、ついに、死に至らしめた・・・・というより、未必の故意殺人と言い換えて良い残虐行為をしたことの罪の詳細な事実を問う、刑事事件の、裁判員裁判が、

 管轄裁判所である、千葉地方裁判所、本日は201号法廷で、2月21日(金)より、開始される。

 逮捕後、13か月。

 常識的には、鬼畜と言って良い、この栗原勇一郎(42歳)は、逮捕以降、全面否認、供述拒否、を貫き、証拠書類の整理や、裁判の行方と期日が、伸びに伸びまくり、

 裁判官、検察官、そして、弁護士の、3者が集う、「公判前、整理手続き」も、苦難の道筋をたどった。

ようやく・・・・2月21日を迎えた、次第。

 そのため、起訴された事実関係そのものを争うことも含め、栗原勇一郎への、被告人尋問を、3回に分けて行うことになり、

裁判員7人を交えての、いわば、集中審理、全10回を経て、現在のトコロ、判決言い渡しは、3月19日に予定されている。

 約、1か月弱で、どこまで、この、

 死ぬかもしれない、おそらく、このままいったら、確実に、娘は死ぬであろうという・・・・未必の故意殺人の、闇を解き明かせるであろうか・・・・。

 なお、恐怖心が先立ち、見て見ぬふりから、ついには、夫に迎合、心愛への虐待に参加までしてしまった、先の、心愛の母、なぎさの裁判は、先行する形での、分離公判となり、

 すでに、記事化したが、昨年の5月16日、千葉地裁で、初公判を迎えて、先行審理。

 刑事5部の、小池健治・裁判長は、翌6月26日、論告求刑、懲役2年に対し、

 判決は、求刑を上回る、懲役2年6月、保護観察処分付き、執行猶予5年という、厳しさあふれる結論を提示。

 「あなたがいたから、このような死に至る行為を重ねた結果にも及んだ。深く、反省をし続けて欲しい」と、説諭を添えた。

 実母は、控訴せず。

 実は、報じられていないことだが、上記のような鬼畜、憎悪、畏怖、恐怖、迎合という、ある種、奴隷的、複雑怪奇な夫婦間心理関係の中、心愛の下に、もう1人、女児を出産。心愛にとって、妹に当たり、その世話まで、なぎさは、わずか10歳の心愛にさせていたこともあった。

 関係者のハナシによれば、判決の後、なぎさは、その幼い子の手を引き、自らの産まれ故郷である、沖縄県糸満市に帰郷し、祖母・祖父の手を借りながら、新たな生活を始めているという。

  ( TBSニュースより )   ( 2月21日。「おはよう日本」より )

 祖母と言えば、昨日、突如として、テレビニュースで、相次いで、放映された、被告人・栗原勇一郎の実母、殺された、心愛の、父方の祖母・68歳が、完全に、顔を隠し、映させないで、さらに、風邪もひいていないのに、このように大きなマスクを付けて、心愛が、自分の将来に向けて書いた文章を公開。

 クサいほどの、涙声で、この一部を、千葉県野田市に住む、祖母が読んだ。

 さぞかし、孫想いのお婆ちゃんと、受け取った方も、いるであろうが、この祖母、とんでもない、いわば、半鬼畜的行為を、心愛に対して、生前、やらかしていた。

 例の、この後、後篇で記述する、柏児童相談所が判断し、勇一郎のもとに、心愛を帰すのではなく、野田市内に住む、この祖母・祖父のもとに、預かってもらった。

 ところが、この祖母。

 勇一郎の残虐・虐待行為を、柏児童相談所から、聞き及んでいなかったと、この日の買会見でも言い、そのようなことを、我が子・勇一郎が、するわけがないとばかりに、信用し、およそ半年で右から左へと、勇一郎に引き渡してしまった。

 そのことを、問題がある、柏児童相談所に、相談どころか、知らせもせず。

 ソレが、どうなる結果をもたらすか、何一つ、考えもせずに・・・・・。

 引き渡した後も、2018年の末、祖父母宅へ置いていた荷物を引き取りに来た際も、自宅へ、行きたくなさそうなそぶりで、渋っていた、孫娘の態度にいぶかりもせず。

 いらだったように、「早くしろよ!」と、どなりつける息子・勇一郎の言動を見ても、虐待などの行為は、考えもしなかったと、祖母は、いまだに言う、

その半年間の間に、父娘の関係が、そのようになっていることに、まったく、気付きもせず。

 祖母にいわせれば、そのようなことを、1回も、半年間、心愛は言わなかった・・・・と、祖母は、いまだに言う。

 では、なんで、児童相談所から、祖父母が、「一時保護」という名称からも、気付かず、自分たちが、引き取らなければならないのか、疑問を感じなかった疑問は、どう受け止めればいいのであろうか・・・・・。

 傷害致死事件発覚当時、取材に訪れたマスコミにも、勇一郎を、終始かばい続け、溺愛し、信用しまくっていたのだから。

そんな、祖母が、いけしゃあしゃあと、よくもまあ、自分から、テレビカメラの前に、出てきたもんだと、あきれ果てた。

 顔も世間に知られたくない心理が働き、このように、隠した、というわけ。

 さて・・・・

 この、鬼畜父の残虐行為を、裁判員7人と、裁判官2人を従え、裁くのは、

  前田巌(いわお)裁判長。

 左右の、陪席裁判官は、福田恵美子と、井上寛基。

 カラーとしては、あくまで法に沿って、厳罰派。

 とりわけ、偶然か、女児への強制わいせつ事件については、厳しい量刑を下している。

 41歳の派遣社員が、女児に対して行なった、強制わいせつ行為に対して、審理。

 求刑、4年に対し、前田巌が出した判決は、懲役3年、執行猶予、5年。

 また、千葉地裁に転任したのちにも、昨年の12月23日。千葉市内の小学校に勤務していた、36歳の男性教師が、何人もの、女児生徒に対して、次々と強制性交を、繰り返した。

 その犯罪に対し、求刑、懲役15年。

 前田巌は、判決、懲役14年を下した。

 また、この前田。

   この男、カルロス・ゴーンが、留置されていた、2019年1月17日、当時、東京地裁におり、弁護団から請求された、保釈請求を、バッサリと、却下した過去ももつ。

 むろん、このたびの栗原勇一郎は、留置・拘留されたままである。

 どのように、今度の鬼畜と、対峙するであろうか・・・・・。

 裁く場は、栗原なぎさと同じ、大きな、703号法廷。

 一般傍聴席、70席。馬鹿でも勤まる、司法記者クラブ員席、28席も、ご用意されている。

 なぎさの時の公判同様。またも、抽選で、傍聴券が、配布される。

 午前9時半までに、地裁指定の場に並び、抽選され、開廷は午前11時から。

 < 前篇 終了 >

 

 

 



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