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《 リアル 大相撲 ルポ 》 「第14弾・宇良篇」 三段目ながら、まだ忘れ去られていない宇良。明日の対戦相手の「天一」、な、なんと年齢、40歳と10か月でおます。ま、ま、負けたりなんかして・・・・

2018-09-13 17:39:40 | 相撲

 いやあ、こりゃあ、記事化しなければ!

 そう想いながら、パソコンのキーを叩いている。

 明日、9月14日。宇良が出ることは、過去の経験から分かっていた。

 気になるのは、対戦相手。

 調べて、出てきた力士名、「天一」(てんいち)。

 データを見ると、1977年産まれとある。

 ん? してみると、40歳と、10か月。

 そうか、先代のしこ名を、襲名したのか・・・・

 と、観たら。他に、現役、見当たらない。

 こ、こ、このヒト?

  まもなく、41歳を迎えるこの力士が、明日、26歳の宇良と、現役力士として、土俵に上がって戦うのだ。

  初土俵は、25年半も前。新潟県の出身。

 宇良が、産まれ立ての赤ん坊の頃、この天一こと、渡辺俊哉が、今は無き、北の湖部屋に入門していた。

 いやあ、長い、長い相撲人生。

 しかし、まだまだ40歳の現役力士は、ほかにもいる。

 この天一。過去に、この三段目で、2度の優勝を果たしている、実力者。

 初めて優勝したのが、21年前。

 そして、2度目が35歳のとき。

 宇良が、このオジサン、ロートルが。。。と、甘くみると、痛い目に遭うかもしれない。

 互いに、今夜、「傾向と対策」を学び、研究に余念がないのでは、ないだろうか・・・・・

 意外と、面白い展開に成るかも知れないよ。

 2人が、土俵に上がり、仕切りをしきりに始めるのは、午前11時20分から、同30分の間と想われる。

 もう、NHKも、年間、28億円もの「放送権料」を上納しているとはいえ、宇良の取り組みを、テレビ動画で放送することは、無い気がする。

 この眼で、いち早く観たい方、関心、いまだある方。[Ameba TV]観た方がいいですよ。

 奇跡、あるかもよおおおおおおお

 


《 リアル 大相撲 ルポ 》 「第13弾・宇良篇」 三段目の超下位力士・宇良。明日、13日の出場は? 付き人、してる?していない? お答えしましょう

2018-09-12 17:39:46 | 相撲

 宇良の、三段目の力士としての初戦には、スポーツ新聞を始め、5人ものカメラマンが土俵際に陣取ったし、NHKも、BSだけにおさまらず、地上波でも、1年振りの初勝利を報じたというのに・・・・・。

 2戦目は、カメラマン、たったの1人。

 ネット上での、スポーツ紙も、たった1社。

 NHKも、じっと見ていたわけではないし、早回しもして観たが、一言も言わず。

 単なる三段目の、取組結果では、勝った力士の名前しか報じないので・・・消えた。

 キビシ~、扱い。

 都内とはいえ、早い時間に、カメラマン国技館にも来たくないし、他の取材もあるしなあ・・・。

 で、宇良。今日は、休み。

 明日、9月場所5日目、13日、木曜日。

 休み・・・・です。

 取り組み、ありません。

 明後日、金曜日、9月14日には、取組、有ると想います。

 さて、検索の問いのなかに、 宇良は、付き人してるの?というものが、ありましたが・・・しておりません。

 入門、初土俵以来、まったくではありませんが、スピード出世に準じる戦績で、昇ってきたことと、この1年。

 下肢全体を痛めていることもあり、木瀬部屋の十両以上の関取も、気を遣って、付け人に指名しておりません。

 この部屋。

 付き人が必要な、十両力士、6人。

 最低、1人につき2人~3人以上が付きますが、宇良も入れて、30人もいますので、3人付けても、まだ人員に余裕があるので、来場所も、付き人にはならないと想われます。

 もっとも、今日で4勝こそしたものの、いつ引退してもおかしくない、稀勢の里には、なんと7人もゾロゾロと、つきまとっており、無駄の一言につきます。

 なお、三段目の力士のあとに、余談ですが、

 行司の、木村晃ノ助は、通常、午後5時過ぎに、2番、裁きます。

 目にも鮮やかな、朱色の装束で登場。

 左足を、前にグイッと出して、軍配を手に、すっくと立っているので、遠目にも、お分かりになると想います

 関心ありましたら、深夜のダイジェスト、録画しといて観て下さい

 

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 ≪ 2018・9・13 未明 追記 ≫

 おおっ!

 you tube で、宇良にとって、「初日」完勝の、大翔樹 戦が、観られました。

 興味のある方、どうぞ。

 ファンが撮影したにせよ、画像、ぶれずに、とても見やすいです


《 リアル 大相撲 ルポ 》 「第12弾・宇良篇」 三段目で、算段した作戦で、昨日は1年振りの初勝利。さて、本日の、大翔樹との2戦目は、意外にも!

2018-09-11 11:43:33 | 相撲

 んん・・・・格闘技は、やってみなきゃ、わからない。

 とは、しばしば言われることだが、まさにソレを地で往く結果となってしまった・・・・・・・。

  宇良が土俵に上がる少し前まで、まるで亡霊のように、ぼわ~んと、浮き上がって見える貴乃花が、勝負審判のひとりとして、土俵下に陣取っていたが、すれ違いに終わった。

 とはいえ、貴乃花。

 もう、序ノ口の力士から始まって、立ち合いのデタラメさ、テキト~さが、際立っている。

 両手、両こぶしを、キチンと付かないわ、浮かしてるわ、片手付きで立ち上がるわ。

 もう、めちゃくちゃ!

 18歳が多い、若き行司は、注意もせず。

 そして、この貴乃花は、観て見ぬふり、明きめくら状態。

 ただの一度も、立ち合いのデタラメさを注意、勝負を停止させたことは、無い!

 彼の言う、「相撲道」な~んて、しょせん、そんなもん。

 さて、昨日記事化した、大翔樹との1戦分析。

  落ち着いて、見えたのだが・・・・・・。

  ( Ameba TVより。写真全画像)

  立ち合い。右の宇良は、ゆ~っくりとした動き。

  ちなみに、この少し前の、客席は、こんなガラガラ状態。

 テレビ視聴者は、500人台から、710人台に急増していたが・・・・・。

 歓客席からは、宇良への声援が何人もから、飛び交うものの、かの大翔樹への声援、なし。

 あれっ? 恋人とは、別れの夏を迎えたのかなあ・・・・・・・。

  大翔樹。突っかけてしまい、「待った」が、掛かる。

 はやる気持ちか、作戦を、早く実行したかったのか?

  組み合った!

  一気に、突き進む大翔樹。

   そこで、逆転の投げを、得意の反り返って打つ、心づもりでいたように見える、宇良。

 画像、ブレブレで、すんません。

  突き落としで、土俵から転げ落ち、あっけなく・・・負けた。

 いやああああああ

 さすがに、驚いた。

 あっさりと、2勝目を挙げるのでは、なかろうか?と踏んでいたのだけれど・・・・・

 厳しい、いばらの、裏、宇良街道を歩み始めるか・・・・

 反りわざを出させるヒマを与えなかった作戦と、今、反りわざを出す勇気が無く、ちゅうちょした宇良。

 明日は、とりあえず、休み。

 付き人役も、ない。

 平成最後の秋場所。心中、平静では、いられないはず。

 んんんんんん・・・・・・・

 もう、宇良めがけて、いち早く、秋風が強く、吹き始めた・・・・

 


《 リアル 大相撲 ルポ 》 「第11弾・宇良篇」 三段目で、算段した作戦で、1年振りの初勝利。明日、9月11日も連続出場。相手は、恋人いそうな、大翔樹・21歳。さて、大勝機はあるか?

2018-09-10 18:36:49 | 相撲

 さすが、三段目の、それも下位に陥落しても、宇良人気、まだ、ひそかにあると察知したのか、㈶日本相撲協会へ、年間あたり28億円も、放送権料という上納金、差し上げている、NHK。

 先の一番のカンペキ勝利した取り組みを、午後のBSだけにおさまらず、地上波のナマ中継のなかでも、挿入し、待ち焦がれたファンを気持ちよくさせた直後。

 現役時代、最近他界した「中盆」も含め、何人もから、幾度ものしつこい「誘い」を断固として断り続けた、芝田山親方が、ゲスト解説だった。

 土俵上で、エルボー・スマッシュや、露骨なミエミエのひじ打ちを顔面にぶち込まれたり、チカラ一杯浴びせ倒しをされて、カラダを痛めさせて、入院させようと企てされたり、張り手の連打で、顔面を真赤な血に染めさせられたり、異常な、けたぐりされたり・・・。

 そんな目にあった正義漢、芝田山親方も、目を細める良い評価。

 勝った後のコメントは、スポーツ新聞のネットに何本か掲載されており、この記事を読もうという読者は、すでに目を通していると想うので、割愛する。

 さてさて・・・・

 明日の9月11日、宇良は、出ます。てえことは、12日は、確実に休みになるわけですが。

 なんだか、ツィッターのなかに、この場所3日目に、両国国技館に観戦に行くひとがいたみたい。

 宇良が、土俵に上がるのは、三段目の、6番目の取り組み。

 午前11時過ぎ、ま、同20分前後になるけど、そのひと、早く行けるかねえ・・・・。

  で、相手は、三段目89枚目の「大翔樹」(だいしょうき)。すでに、宇良と同じく、1勝している。

 初土俵から、5年。兵庫県出身の、まだ21歳の若者、

  ( ツィッターより )

 携帯電話は、手放せない、いまふうの年若い力士。本名は、下釜歩樹。

 身長、181センチ、しかし、体重、115キロと、宇良より少ない。

  追手山部屋に所属し、序の口の壁は、すぐ突破。

 しかし、序二段に14場所。三段目に、すでに18場所。1段昇って、また降りて、上がって下がっての、繰り返し、力士人生。

 先場所の7月は、絶不調。0勝7敗と、全敗して、今の89枚目に、ずるずる・・・ずり落ちてきた。

 んでも、本場所では、必ずと言って良いくらい、観戦に来てくれて

 「だいしょうきぃ~!」と、声援を送る若い女性の声が、会場に響き渡っており、恋人かも。

 見やすい勝負動画を、撮ってくれる友人もいる。

 おかげさんで、トータル、8番、しっかり、この眼で観られた。

 ありがたやあ・・・・・。

 きっと、研究に余念がない、宇良も、そう想っているはずだ。

 それの分析すると

 仕切りの際、腕を斜め真上に近く、片腕づつ、ぐいっと上げるクセがあり、ソレを見上げて、気合を入れるというか、彼なりの、ローテーションに入っているようだ。

 しかし、足は、全然上がらない。ぴょこたん、ぴょこたんと、足を土俵に踏みしめる。

 仕切り、立ち合いは、正しく、殆んど、両手、両こぶしを土俵に付けて、相手力士の動きを見定める。

 取り口は、極めてオーソドックス、ノーマル。

 一番だけ、サッと相手の出てくるところをかわして、横に飛んだと、いうより、ずれたカンジ。

 まわしを取って寄り切る体勢にいくか、上手投げを試みるときも、浅い投げ。

 はずれてしまい、体勢が崩れ、墓穴を掘る可能性も、ひそむ。

 軽くはたき込んで、引き技も魅せるが、少し、宇良クラスには・・・・こわいなあ・・・・。

 興味持った、宇良好き以上に、相撲好きのかたは、その8番、順に見定めていくことを、お薦めする。

 大翔樹相手に、大勝機は、訪れるか?

 結果は・・・・まあ・・・・・・・付いてくるんじゃないかなあ。

 [Ameba TV] 、明日、9月11日、午前11時過ぎ。待ち構えての、観戦が良いでしょう。

 きっと、あなたの耳にも、届くんじゃないでしょうか。若い女性の、性一杯、否、精一杯の大声援が。ほら、

 「だいしょうきぃ~!」

 「だいすきぃ~」にも、聴こえる声が・・・・

 

 


《 リアル 大相撲 ルポ 》 「第10弾・宇良篇」 三段目・91枚目力士、宇良。 2018年9月場所の、初戦。三段目の取り組み、相手の須磨ノ海に、勝った? 負けた? 速報します

2018-09-10 11:32:32 | 相撲

 Ameba TVで、桟敷観戦。

 したがって、以下の画像は、生中継からの抜き撮りです。

 画面右下に、視聴者数であろうか。400人台であったのが、三段目の取り組みに入り、急に、700人台に急増。

 午前11時15分頃。取組、開始。

 今後、この前後が、宇良の登場の目安になりそうだ。

  意外や、緊張感も滲ませず、落ち着いた表情で、土俵に上がった宇良。

 それまで、土俵前にいなかった、露骨に宇良の女性ファン2人。間近に座り込み、端末のカメラ動画撮影機能を操作し、宇良の動きを追う。

 宇良。右ひざに、ぶ厚いサポーター。ひざの屈伸部分は、くり抜いてある。

   左が、宇良。土俵に上がるなり、それまで全く無かった大歓声が湧き起こった。

 深く、ひざを降ろして、そんきょの姿勢をしても、苦しくなさそう。右が、須磨ノ海、

 しかし、かつて魅せていた、両下肢を、頭より、高く上げることも無く、両腕をきれいに左右に伸ばし切る姿勢も、魅せなくなってしまった。タダの、力士の1人。

 135キロという増加体重が、そうさせてしまってもいる。

  拳。右は、付けているが左は見えない。

 木瀬部屋の稽古風景で付けていた、左足首までの、サポーターは、痛みが消え去ったのか、見た目を気にしてか、はずしていた。

  立って、すぐさま相手より低い体勢でアタマを付け、回り込んで、まわしを掴む、右側の宇良。

 手前のカメラマン。一気に、それまでゼロだったのに、5人もが並び、フラッシュが炊かれ、宇良の動きを追う。

  相手の須磨ノ海、斜め半身の姿勢。

 腰を降ろし気味にして、

  ぐいぐい全身で、土俵際まで押してゆく、宇良。

 足が浮く、須磨ノ海、

  両ひざを深く折り曲げ、腰を深く降ろして、寄り切って、宇良。カンペキ、完勝の、皮切りの、まず1勝というところ、か。

  久し振りの、「勝ち名乗り」を、受ける、宇良。

 むろん、懸賞金も、何一つ、無い。 

 だが・・・・・内心は分からぬが、表情は、何一つ、変えず、大歓声を背に受けて、土俵を降りた。

 取材陣が聞いたコメントなどは、随時出てくる、ネットニュースを見て下さい。 2戦目は、まだ公表されてません、

 明日の可能性も、無いではありませんが・・・・

 

 


《 リアル 大相撲 ルポ 》 「第9弾・宇良篇」 本日、9月10日。三段目・91枚目力士、宇良。 2018年9月場所の、初戦。三段目の取り組み、5番目。相手は、須磨ノ海、パソコンでナマ中継されてます

2018-09-10 08:55:16 | 相撲

 取材が、ぶっちゃけ、木瀬親方の全面御許可が下されないと、直接出来にくいのと、今場所中に引退決意するであろう、稀勢の里の方に、マスコミの注目が集中している背景もあり

 稀勢の里。両手両拳、付かないし、足の運び、バタバタ。安定感、まるで無し。

 宇良が、今場所、、両国国技館の土俵に立つことを報じたのは、先の「NHK関西便」と、サンスポの2行ほど・・・・しか、観られず。

 宇良が、ほぼ1年振りに、出場するらしいが、相手が誰で、いつ出るんだ? 分からねえ! と、いらだっているツィッター文面も、目にした。

 ああ・・・・私の記事、まだまだ、それほど、読まれてないんだなあ・・・・。

 宇良の記事の、ラインナップにも、すぐさま分かるようには、されていないしなあ・・・・・。

 取り急ぎ記載すると、今日、9月10日、彼にとっての「初日」が開幕。

 三段目の取り組み、開始、5番目の取り組みになります。

 相手は、須磨ノ海、同じ、三段目の91枚目です。

 知ってる人は、すでに知っているようですが、わたくしめ、「視聴処女」。

 「Abema TV」,苦労して、迷い道、繰り返しながら、大相撲ナマ中継に、たどり着きました。

 さっそく、これ以上、手間掛けたくないんで「「お気に入りバー」に追加。

 現在、序の口の取り組み中。

 日本相撲協会の、取組表、何ぞ見ながら、タイミング良く、勝敗、目撃してみてくださいな

 宇良の、仕切り、立ち合い。

 かつてのように、キレイに両足をピン!と、伸びきらせて、アタマの位置より、高く上がるか?

 立ち合い。両手、両こぶしを、事前に土俵の砂の上におろして、軍配返って、立ち上がる・・・ということが、出来ているか?

 気になるところです。

 上位に上がるにつれて、ズサンになり、、片手だけついて、相手力士の出方次第で、もう片手、付いたり、付かなかったり、と・・・・そこいら辺にゴチャゴチャいる力士と、おんなじように、成り下がってきていましたんでねえ・・・。

 そうそう。

   かつての宇良のように、下肢、親指までも、ピンと、天まで届くかのように伸び切らせる、しきりの美しさだけで言うなら、三段目の「海舟」(かいしゅう)という力士が、います。

  さらに、細身で、かつての、伸び盛りの頃の、宇良が魅せた、反りわざ逆転劇を繰り出すこともある力士です。

  「動画」で、垣間見れます。とはいえ、昨日の、初日、早々に黒星スタート。

 さらに、成長株が、幕下24枚目の「木崎海」も良い。スピード出世、ばく進中です。

 本名、木崎伊之助。沖縄県うるま市出身。

 本日の相手、池川(いけがわ)。幕下、19番目の取り組みです。

 兄も、力士です。

 「海舟」、「木崎海」。共に、柔道経験者。

 木崎海、今日、初日になります。すんごく、性格、素直で良いナイスガイです。

 気にしてやってください。


《 リアル 大相撲 ルポ 》 「第8弾・宇良篇」 三段目・91枚目力士、宇良。9月場所出場に向けての、3か月半を丹念に追ったドキュメンタリー・二ュースを観た!

2018-09-08 16:32:58 | 相撲

 今、先ほど、観た。

 三段目の、それもどん底に落ちた、かつての反り技の妙技も入れ込んだ宇良の最新ニュースというより、4分16秒もの、ミニ・ドキュメンタリーを。

  見かけたのは、本当に偶然。

 日本相撲協会の、ホームページを検索して、「休場力士」を一応引き出しても、明日が初日というのに、幕内以下、全力士の情報無し。

 ずさんさは、取組も同様。

 幕内の初日の取組なんぞは公表しても、三段目は、力士扱いされず。いまだ、非公開。

 まったく、相手の「須磨ノ海」との表示も、皆無。

 相も変わらず、ど~しょ~もねえなあ・・・・・・。

 どこかで、宇良が、この九月場所、出場に踏み切った、という報道をしているところは、私以外、無いんじゃろか?

 そう、アタマをひねりながら、「大相撲 宇良」と、打ち込み、スクロールっちゅうのかい?

 下に降ろしていくと

 「♯ 宇良 hashtag on ツィッター」

 というのが、あった。

 これまで、宇良の名前をかたった、詐欺ツィツターが有ったので、無視しようか?とも想ったが、少し、♯など、表記が違う。

 思い切って、観ると、

  コレが、NHK大坂放送局、昨日7日の午後7時からの定時ニュースのなかの、大坂放送局、関西版に切り替わって、7時18分から

 なんと、4分16秒にもわたって放送されたシロモノ。

 いわば、私の記事の映像実証動画版といったら、おこがましいか。

 右ひざのじん帯切断損傷。 そして、昨年11月の手術を経て、今年5月のリハビリの模様に密着。

 右ひざに重い負荷を掛けての器具運動。右足だけで、立ち続ける。

 もう、大丈夫・・・・かなあ?と、思ったら

 相手力士と、ガン!と激しくブチ当たった際に、じん帯が、ブチッと斬れる可能性もあるよと、医師。

 右ひざと、左足下に、ぶ厚いテーピングをほどこして、8月中旬からの、三段目の力士との、申し合いの模様などが、撮影されていた。

 もう。百聞は一見にしかず。

 宇良への、関心、興味のある方は、是非、観ることをお勧めします。

 にしても・・・・大阪府寝屋川市出身ということでの、関西のみのニュース放送。

 まあ、なんといっても、NHKは、年間、28億3104万円もの、「放送権料」を、㈶日本相撲協会に支払っているんだもんなあ。

 年6場所。一場所あたり、4億7184万円。

 1日あたり、3145万6000円もの大金を献上してるんだから、独占密着が、そりゃあ、出来るってもん。

  とりわけ、宇良のいる「木瀬部屋」の、現・親方は、俗に言う「しょっぱい」性格。

 以前は、観光業者と組んで、「朝稽古」と、「ちゃんこ料理」を、見物後、食べられる合体コースが、1万円近く。

 ちゃんこ番の力士には、「1円も、もらえません・・・・・」と、こぼされた。

 コースが、協会にばれると、募集停止せざるを得なくなり、それでも、一般相撲ファンは、気軽、気さくには、その後も、朝稽古は、観ること出来ず。

 「親方の知り合いや、親しいタニマチや、後援者の方々や、その方たちの紹介を受けた人しか、見ること出来ません」

 「それも、事前に予約入れて、親方に承認受けないと、朝稽古、観ること出来ないんです」というのが、慣例。

 まあ、ほかの相撲部屋も、そのような流れになっており、それは日本相撲協会も、暗黙に認めている。

 中には、一般のファンに観させはするが、住所、氏名、電話番号を聞き、さらに、疑うかのように、逆に電話をかけて来て、本人確認出来た人しか、見せない部屋もあった。

 相撲人気とは、名ばかり。逆行の流れ。

 なもんで・・・・取材、大変なんすからあ・・・・・・・。

 「宇良関を、応援するページ」なんぞというファンのとこは、事実上、非公開。

 なにひとつ、オッと、、想うネタも何も無し。観るのも、無駄。

 さて、ぶっちゃけ、実情を書いても、書かなくても、取材はとてもキビシ~制限付き。 

 何しろ、記者クラブに所属している大手マスコミの、相撲番記者ですら、事前に親方に連絡を入れて、日時を決めさせて戴いて、その上で、許可を獲ったうえで、宇良の直接取材が、やっと可能になるという次第。

 だから、宇良の記事は少なくなるし、9月場所後も、厳しいっす。

 28億円には・・・・・かなわないっす!

 ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

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 《 2018・9・9 追記 》

 明日に迫っているというのに、三段目の「取組情報」が、午後6時過ぎになっても、公表されないまま、放置されております。

 幕下は、掲載されているというのに、序二段も、序の口も、未掲載。

 「力士」とは、みなされていない・・・・ようです。

 哀しいです


《 リアル 大相撲 ルポ 》 「第7弾・宇良篇」 三段目・91枚目にまで陥落した、かつての人気力士、宇良。9月場所・両国国技館に出場する? しない? 緊急速報

2018-09-07 13:02:48 | 相撲

 まだまだ、忘れ去られていなかったのか、この宇良の記事に、検索が寄せられていた。

 さあ、9月9日(日)に開幕する、大相撲9月場所。

 その本場所に、この宇良が、出場に踏み切るのか、どうか?

 掴んだ、事実を書きます。

 出ます! 今場所、出ます!

 こちらの思い込みで、例え、3段目という下位の力士であろうと、「休場」するにあたって、「診断書」も添えて・・・・と想っていたら、日本相撲協会に、問い合わせたところ、

 幕下以下の力士については、不要とのこと。

 幕内と、十両の力士については必要だが、それ以外はいらず。 所属部屋の親方の「口頭」だけで、済むという。

 休場届も、文書有る無しにこだわらず、口頭でも可・・・・のような、ニュアンス。

 日本相撲協会から、給金・給与を力士個人に与えない下位の「力士」とは言えない、「〇〇関」とも呼ばれない、単なる「相撲取り」は・・・・・・診断書すら、いらない存在と、とらえられているとは・・・・・

 さて、さて、「初日」取組の相手は、高田川部屋の、須磨ノ海(すまのうみ)という、同じ、三段目91枚目の、25歳の力士。

  初土俵は、10年半前。ということは、中学校卒業と同時に、大相撲というプロの世界に入ったと、思われる。

  ( 高田川部屋のブログ より )

 本名・大西遼。しこ名が、表わすように、兵庫県神戸市 須磨区の出身。

 キャリアは、宇良の倍以上の、いわば古参力士。

 しかし、この9月場所で、通算28場所、三段目に踏みとどまり、三段、2段、1段と、階段を上り下りして、丸5年。

 取り口を知りたく、動画を検索。

 3番ほど、観たが、正攻法の寄りが目立つ。

 驚くような、奇手はみられない。

 宇良も、繰り返し観てるはずの、先の動画。

 比較的、須磨ノ海には悪いが、くみしやすい相手と、思われる。

 そうそう、宇良の、この対戦「初日」は、本場所2日目の、9月10日(月)の午前中です。

 結果は・・・・個人で、調べまくって下さい。

 有料動画もあるとか。

 以前から書いてますが、日本相撲協会のていたらく。結果公表、ホームページでは、午後3時ころになって、やっと、出すんじゃないでしょうか。

 出る、決意。見切り発車。いくらなんでも、序二段に下落したくは、無かったか・・・・・。

 ま、ウラ読みせず、見詰めていこうと、思う。


《 リアル 大相撲 ルポ 》 「第6弾・宇良篇」 三段目・91枚目にまで陥落し、さあ、9月場所・両国国技館に出場するか? もう1場所、見送るか? 直前・超最新情報

2018-09-06 21:02:52 | 相撲

 8場所、連続休場の、恥知らず横綱の稀勢の里が、意外や早々に、9月場所・両国国技館の土俵に上がり、戦いますと公表。

 「引退覚悟」で、ようやく出る決意を固めたというところ、か。

 まあ、連合稽古の模様を観ても、痛めた左胸を相手力士にぶつけてはいるものの、北の富士勝昭ではないが、「覇気が、見えないねえ」というのが、正直なところだろう。

 出ざるを得ず。出てはみたものの、八百長を仕組まない限り、前半戦で2連敗した時点で、休場し・・・・引退をクチにするという運び、か。

 さて、この記事は、かつての超人気力士、宇良の最新情報を伝えるもの。

 明日、9月7日(金)の午前中までに、「休場届け」を、今場所の取り組みを決めてゆく、「取組編成会議」の前に、提出するか、どうか?

  木瀬部屋の土俵での、宇良。

 他の力士とともに、まわしをキリリと締めて、稽古土俵には上がっている。

 基本動作を繰り返した後、ぶつがり稽古に参加はしているのだが、軽めの汗を流している段階。

 三段目91枚目にまで陥落したものの、自分より番付け上位の、幕下、十両、幕内とは胸を合わせず、申し合いせず。

 同じ三段目の力士と、軽めの調整という印象しか受けない、取り組み方。

  それも、今の、ひざ、ふともも、腰、足首の治り具合、ねばれるかどうかを確認出来る、土俵際の、反りわざ、そこでの位置からの投げを打つ、逆転ひねりわざなどは・・・・試してもおらず。

 う~ん、今だ、不安がよぎるのか、無理はしてみないのか・・・・・

 今夜は、外出しているとのこと。

 さて、胸中は? 決断は

 休場すれば、丸1年目の11月場所の番付けでは、間違いなく「序二段」まで、さらに転げ落ちてゆく。

 全取組、7番。アタマでひねりまわした取り口で、勝ち越しぐらいは、出来るであろう。

 土俵際、無理して反って、ピシッ!とくるのではないか?と、いまだ危惧

 それとも、3段目の下位クラス。

 正攻法で、組んで、押し出せるか。

 寄り切って、腰を深くおろして勝てるか。

 投げを打って勝てる可能性も、決して低くはない。

 さあ、日本相撲協会の「休場力士情報」の公表は、明日7日の午後遅く。

 宇良。

 決断の夜は、静かに、ふけてゆく・・・・・・・・

 

 


《 リアル 大相撲 ルポ 》 「第5弾・宇良篇」 本日、番付け発表で、予想を超える、「三段目・91枚目」にまで陥落。稽古こそ始めているけれど、さてさて・・・。ダヴァジャルガルの、「裏」実態も添えて。

2018-09-02 22:51:14 | 相撲

 ≪ 2018・8・27 掲載記事 ≫

 本日。㈶日本相撲協会から、全力士の「番付け」が発表された。

  渦中の、宇良・関。いや、もう、すでに関取とは呼べない、陥落ぶり。

 三段目の91枚目にまで、落ちた。

 にしても、やっぱり、キビシ~!

 5月場所は、三段目30枚目。それが、前の7月場所では、60枚目に転げ落ち、本日は91枚目に落とされた。

 ホップ、ステップ、三段・・落ち。

 大相撲に「公傷」は、認められない。嫌だ、認めて!と、「交渉」しても、ダメ。

 んだけども、1回、最上位の「横綱」に上がっちまえば、こっちのもん。

 稀勢の里をみるがいい。古くは、貴乃花をみるがいい。

 この9月場所を、みるがいい。

 白鵬こと、ダヴァジャルガル。

  夏巡業後半で、またぞろ、お得意の、左足が、ど~も、痛い・・・・・と匂わし、最終の3日間、このように、曲げていた左ひじを、ピョツと、まるでロボットのように伸ばした、変形土俵入りこそするものの、勝負はせず。

 このようにして、ポツ、ポツと自由気ままに出たり、休場したりして、無理、一切せず。

 窮状を訴えておいて、親方のクチを借りて、休場しまくり。2020年の「東京五輪」まで、横綱としての生命を引き伸ばしさせようという、腹積もり。

 妻の旧姓に取り入り、日本国籍に「帰化」し、横綱としての特権の「一代年寄」を活かし、「白鵬部屋」をオッ立てて、2021年には引退、日本で親方に居座るスケジュール。

 その一方で、ゼニは、たっぷりある。あるのに・・・・・。

 この夏巡業。北海道も回った。

 8月18日には、帯広総合体育館で行ない、翌日は札幌コミニティドーム。

 ダヴァ、帯広から、自分の携帯電話で、札幌に住む、歌手の松山千春に電話を入れた。

 「おう、白鵬か? 今、どこにいるのよ?」

 「帯広です。明日、札幌で巡業するんで、夜、すすきので、一席設けてもらおうかと、思いまして、へへへ」

 松山千春、相撲界では、八角理事長と、古くから親交がある。

 八角の本名が、保志。力士に成り立ての頃からの、つきあい。

 「おい、保志さあ」という、仲。

 だが、ダヴァとは、さほどの親しさは、無い。無いうえ、呑ませ、喰わせたものなら、金額もさることながら、「おこぼれ」にあずかろうと、付き人が、ぞろぞろ、わんさか付いてくる。遠慮しつつ、喰う、飲む。

 悪しき、「ごっちゃんです!」体質と言うか、言葉極めれば、ていの良い、乞食根性。

 今日の明日、と言うことも手伝い、やんわりと、断ったあと、千春は、こう聞いた。

 「お前さあ、酒呑むのも良いけどさあ。足のケガのほう、どうなのよ?」

 聞いたら、むにゃむにゃむにゃ・・・・・あいまいで、明確な返答は、無かったという。

 酒は飲みたい、それも、たらふく、タダで呑みたい。お小遣いも、帰り、貰えりゃ、もっといいという裏根性。

 そんな有名人の知り合いはいない、宇良。

 夏巡業の間は、所属している「木瀬部屋」で、ほかの力士とともに、暑さの中、稽古に励んだ。

 もう、観ているだけではなく、むろん、土俵に降りている。

 すり足。シコ。テッポウ。

 そして、入念に、痛めて、手術ほどこした下肢の具合を確かめ、確かめ、慎重にケガをしないように、ストレッチを繰り返している。

 部屋には、総勢40人余りの力士が、明日の横綱夢みて、ひしめき合っており、宇良のことは、気にしていないようで、チラチラ見ている。

 明日の我が身の可能性だって、ある。

 この夏からは、宇良。ようやく、本格的に、ぶつかり稽古に参加。

 とはいうものの、試みに、数番。

 それも、部屋の上位の者とではなく、それこそ、同じ三段目や、序二段の力士と、恐るおそるの、数番。

 なもんで・・・・・・ 同じ木瀬部屋の力士に、この9月場所に、宇良が出られるか?、どうなのか?聞きまくると、

 「う~ん、なんとも言えませんねえ・・・・」

 「微妙、ですね」

 「出られると言えば、出られないコトは、無いですよ。でも、なあ・・・・・」

 三段目、最下位は100枚目。すぐ、手が届く、100枚目。

 この9月9日(日)から始まる、両国国技館での「9月場所」。

 休場届は、9月7日の「取組編成会議」が始まる、ギリギリは、午前中。

 余裕を持てば、前日の6日の夕方まで提出が、義務付けられている。

 出れば、出られないことはないだろう。

 相手は三段目の、それも下位。

 それも、計7番。

 下肢の具合を見ながら、無理せず、取組の決まり手を考えて、千秋楽まで、しのげる・・・・かもしれない。勝ち越せば、三段目中位まで、戻せる。

 ただし、再び、病院送りになる可能性もない、ではない。

 9月場所。窮状の末、休場、すれば、、間違いなく、序二段に陥落決定。

 んんん・・・・・

 「結局、本人次第、本人の気持ち次第だと想う」と、部屋の力士たち。

 本人、無言、語らず。

 幸い、これまでの性格も、ケガも考慮され、ケガしてからというものの、付け人も、ちゃんこ番もさせられていない。

 他の力士と同じ、大部屋暮らしは、変わらない。

 あと、休場届け提出までは、10日ほど。

 まさに、本人の気持ち次第。

 上位力士と、稽古してみて、土俵際、反り返って、こらえてみて、何でもなかったら・・・・

 ピシッ!ときたら、止めてみるといい。

 とはいえ・・・・・本場所、待ってるぜ。

 まだまだ、検索数から見ると、忘れ去られてはいない、宇良、ウラ。

 オモテ舞台に登場して  こんな笑顔。観たいもんだ!、

 

 

 

 


《 リアル 大相撲 ルポ 》 < 宇良・篇 第4弾> 人気力士だった宇良。明日開幕する、「2018 名古屋(夏)場所」に、出場強行か? 休場か?

2018-07-07 21:19:36 | 相撲

 もう、「速報」でもなくなって、しまったけれど・・・・・。

 先に回答を書いてしまいますが、すでに、第1、2、3弾でも書いてきたように、この「2018 名古屋場所」、別名「夏場所」。

  宇良は、初日から、全休。今場所も、休場します。

 この7月6日の午前中までに、医師の診断書を添えて、休場届を、日本相撲協会あてに、提出済みです。

 なのに、同協会の、いつもながらのズサンさ、でたらめさ。

 7日朝の段階でも、「休場力士」として公表したのは、あのど~しょ~もない、8場所も、グズグズ史上最高の気弱横綱・稀勢の里と、中国人力士の、たった2人。

 協会にとっては、幕下以下の力士は、力士とは認めていないのではないか? そう、いつもマジに想う。

 この8日から始まる夏場所。

 幕下以下の取り組み結果。勝敗結果や決まり手は、とっくに取組が終わってしまっている、3~5時間後に公表するのが、いつもの悪しきパターン。

 以前、取材して、その内幕をばらして記事化した。

 なんと、パートのおばさん数人が、NHK-BSのテレビ生中継をチラチラ観ながら、取組の合間に流れる、序の口、序二段、三段目、そして幕下の取り組み結果と決まり手をメモ。

 ソレを整理して、協会のホームページの「取組結果」に、ゆっくりと、慎重に打ち込むというぶざまさ。

 もう、今回の「休場力士」も、そのクチだった。

 幕下以下の休場力士名を公表したのは、7日の、それも午後になってから。 

 下位の力士は、ゴミのごとき、余計者扱い。

 ファンサービスなんて、永久に、本気で取り組む気がない。客が入ってるうちは、見て見ぬふり。な~んにも、しない。

 先の、おばさんたちも、そう、正直にこぼしてた。

 今回も、名古屋から送信すれば、昨日の午前中には公表出来たはずなのに・・・・。

 宇良が、今秋、再起してきたとしても、彼の勝敗結果が公表されるのは、午後の4~5時頃になるであろう。

 相撲ファンは、やきもきするはず。 

 さて、昨年。

 「右ひざ前十字半月板・じん帯損傷&断裂」を始め、実は左ひざも、ほぼ同様に痛めていたほか、両足の太もも、及びふくらはぎも痛め、一部断裂していた、宇良。

  力士としては、小柄と言われ、それでも、意識して、どんどん喰って、どんどん、場所を重ねるたびに、見る間に太っていったが、

 このような反りワザ、逆転劇を繰り出すたびに、やっぱり! というべきか、ひざ、足に、下半身全体に、負荷が予想以上にかかっていた。

 強じんではあったが、その限界を超えた。

 無理すれば、この夏場所。出られないことは、ない。

 「気持ちだけで言うなら、出たいんですが・・・・」と、今月早々、知り合いに、もらしている。

 だが、もし、この反りワザが、つい、身に付いた習慣で、土俵際、とっさに出て、拍手喝采を浴びて、勝ちを拾ったは良いものの、パキッ、ピシッと感じる痛みが走ったら・・・・・ 元も子もない。即日、逆戻りだ。

 とはいえ、幕内から、落ちも落ちたり、もう「三段目30枚目」にまで、転げ落ちて行った。

 これは、わたしの予想を超える、落ちぶり。

 今場所全休すると、9月場所には、三段目の60枚目くらいにまで落ちる見込み。

 9月場所も全休し。万全の態勢で、丸1年目の11月場所に、土俵に上がる時には、序二段の上位。

 う~ん・・・・・・・・。

 スポーツを少しかじっていた一般青年が,同じ箇所を痛めて、手術を経て、リハビリを重ねて・・・・。

 丸1年目にして、ごく普通に歩けるようになり、軽いジョギングも出来るようになる。全力疾走は、まだまだ状態。

 だが、力士は、ソレで収まらない。

 宇良のいる木瀬部屋の、先輩ベテラン力士たちが、わたしに、じっくり教えてくれたのだが、宇良が完調で、不安を何一つ抱えることなく、土俵に自信を持って上がれるのは、11月場所になるんじゃないのかなあ…という。

 むろん、40人以上もいる、木瀬部屋にいる、あらゆるタイプ、取り口の力士に、ガチンコで挑んで、8割以上の勝ちが、踏み絵、試金石にはなるが。

 だが、本人の焦る気持ちになれば。。。。。

 今、無給。十両や幕内時代の給金や、貯めていた懸賞金。それに、タニマチから頂いた「ご祝儀」という名の現金を取り崩している毎日。

 それで、3割負担の「国民健康保険」適用の、定期的受診や、手術費用、入院費用、リハビリ費用、病院との行き来、タクシー代を出し続けてきた。

 親方からの、援助や、部屋にまとめて支払われる力士育成費からの、ホンの少しの配分など、まったく期待できないシブい性格のオヒト。

 先輩、後輩らと一緒の、大部屋暮らし。いくつかの紙袋やバッグに詰めている荷物がすべて、

 先輩が気遣ってくれて、付き人の役回りをさせていないため、気持ちの負担は少ないものの、さすがに序二段からの這い上がりは、気持ち、キツイであろうとも思う。

 この夏場、

 すり足、テッポウ。シコ。ぶつかり稽古を始めてみて。。。。

 焦って、急ごしらえで、9月場所に出場・・・・する可能性も、ある。

 まあ、じっくりと、見つめていこうと想う。

 宇良、おもて。すべて取材しながら・・・・・


《 リアル 大相撲 ルポ 》 <第3弾> あの、人気力士だった宇良が、第2弾の記事で表明したように、明日、国技館で開幕の「5月場所」全休。その彼の、今の症状は? 土俵では?現状を書きます

2018-07-01 12:57:29 | 相撲

  この7月8日から、名古屋で始まる、「大相撲 2018 夏場所」。

 宇良も、木瀬部屋の一員として、随行・同行している。

 とあるファンなのか、最近の動画をアップし、この7月場所には、大丈夫。出られます・・・・かのようなニュアンスで報じていた。

 わたし、ソレ、あえて見ていない。

 この7月6日の朝までに、「休場届」を、「診断書」を添えて、休む力士は、提出しなければならない決まり。

 ソレを勝手に無視した、貴乃花と言う無軌道極まりない、人間もどきもいたが・・・・。

 稽古には参加出来始めているであろうが、ぶつかり稽古や、一切不安なく、土俵に転がされる自信があるかというと・・・・ まだまだ、であろうと想う。

 今場所の番付け。

 なんと、分かっていたこととはいえ、三段目の30枚目まで陥落。

 今場所、全休したら・・・・・三段目のさらに下位、50~60枚目に墜ちる。

 あせりはあるだろうが、ひざの、ぬぐいきれぬ不安。

 不安と、フアン。

 フアンは無責任に、出て、出て!の声を掛けるであろうが・・・・・。

 あとは、本人の決断次第。

 が、再発、痛打したもんなら、力士生命は、ほぼ断たれるはずだ。ソレは、過去の力士たちが、実証している。

 以下の記事で書いたが、幕下上位までは、駆け上がって行ける自力は、持っている宇良。

 じっくり、考慮して、決断して欲しい。

 

  < 2018・5・12 掲載記事 >

 キチンと「診断書」も、貴乃花部屋と違い、事前に期日前に、㈶日本相撲協会に提出。

 明日、5月13日(日)から、東京・両国国技館で始まる「5月場所」を、全休することを、やむなく決断した宇良。

 最新の番付け発表では、「幕下50枚目」にまで陥落。

 公傷は、むろんと言うべきか。認められない。

 幕下は、最下位が60枚目。他の力士の星取表次第だが、この場所後には、周囲に聞くと、おそらく・・・・・三段目上位に、ずり落ちてしまう・・・・のではないか、と予測していた。

 それも、覚悟のうえの、宇良の決断。

 第2弾で、彼の信頼のおける先輩力士に聞き、周囲からも取材した結果、この5月場所の全休は、当初から見込んでいた。

  足、ひざ、下肢、腰など、想像以上に、複合的に痛めていた宇良。

 海老反り、反りワザ、土俵際などで、足の指数本でこらえ、逆転勝ちするなど、人一倍、強じんとみられていた足腰、ひざも、筋が切断されていた寸前となれば、ひとたまりも無い。

 治療と、その後のリハビリだけでは、完治は難しいと言われ、悩み抜いた末、手術を受けることに踏み切った、宇良。

 なお、一般人であれば、この9月までは長引かない。

 歩いたり、立ったり、座ったりが支障なく、出来れば済むこと。走ることは、避ければ良い。

 だが、総合格闘技の最たる、「大相撲」。

 相手と、ぶつかり、組み合い、叩き合い、投げ合い、こらえ、転がる、倒れる、落ちる。

 ソレを、支障なく出来て、不安も消え去り、痛みを感じなくなるまでには、やはり、記者目線でも、そのくらいの月日は必要であろうと想う。

 それは、国技館の土俵に取り組み後、裸足になって、ササッと上がり、土俵を踏みしめ、四股を踏み、軽く転がってみて、その鉄のような硬さに驚いた実感が有るからかもしれない。

 さて、表題の、宇良の今を、お伝えしよう。

 地方場所の稽古場では、全員の稽古が終わったあと、邪魔にならないように、独り、ひっそりと、おそるおそる、すり足をしてみたり、ひざの屈伸を、ゆっくりと、していたという。

 痛みをピリッとでも感じたら、止める。無理をしたら、元も子もなくなってしまう。

 なにしろ、彼の所属する「木瀬部屋」は、力士が40人前後いる、大所帯。邪魔にならないように、という意味が、お分かりになるだろうか・・・・。

 そんな日々を乗り越えて、最近は、稽古場に降り、隅っこで、力強く、一歩づつ、すり足を確認しながら繰り返し。

 ひざをゆっくりと、且つ、おろしてゆき、負荷をかけてみる。

 大丈夫であれば、四股をゆっくりと踏み、足をも、ゆっくりと上げてみる。

 テッポウにも向かい、傾斜する姿勢で、向かってみる。

 だが、ぶつかり稽古はしない。まだまだ、チャレンジ出来る段階にはなっていない。

 幕下に墜ちてからは、大部屋に舞い戻り、付き人は無い。

 自分で、何もかにも、しなければならなくなっている幕下下位。

 ただ、不幸中の幸いというべきか。

 大所帯であるため、付き人は、しなくて済んでいる。

 足、ひざ、太ももを手術した力士に、無理はさせられないという配慮もある。

 完治へ向けて、ぶつかり稽古に不安と痛みを感じなくなる日を目指し、頑張っている日々を送っている。

 マスコミは、誰も気にもしなくなった。

 わたしは、かつての人気力士、宇良が、3段目下位から再スタートをして・・・「表」舞台に出てくるまで、距離を置き、冷静に見つめていこうと想う。

 少なくとも、幕下上位までは、問題なく、駆け上がってくるはず。

 さあ、そこからだ。まだ、気が早いか・・・・・・

 

  


《 リアル 大相撲 ルポ 》 <第2弾> あの、人気力士だった宇良が、本場所の土俵からぷっつり消えて、すでに丸半年。今、どうしている? 再起は、いつ? 知りたい方に、応えます

2018-04-30 08:07:57 | 相撲

 宇良と検索すると、今から2年半も前の、彼が幕下時代の時の記事がリストアップされてる・・・・だけ。

 そのため、今、宇良がどうしているのか?という、おそらく、隠れファンや読者が、一番気になっていることが、分からないままではないだろうか?

 彼が三段目の頃から、勝手に立ち上げていた個人ファンサイトがあったが、いまや、会員制のように、誰でもすぐ見られないようなシステムにしているので、見る気もしなくなった。

 ケガと、治療と、再起の日々を、今、どこまで追っているのか、知らない。しょせんは、ファン。公平、公正ではないし。

 では、今の宇良はどうしている?

 それについて、1か月半前に記事化した長文があります。

 気になる方、お読みくだされば、ありがたし。

 貴乃花や、そこの力士たちのことやら、ダヴァや、昨日、ベルトを、わざと負けて返上した、鈴木みのるのことまで書いてます。

 < 2018・3・18 掲載記事 >

 昨年11月場所は、宇良、全休場。貴ノ岩と違い、日本相撲協会に、事前にキチンと診断書も、提出。

 さて、どうしているのだろうか?と、気になり、墨田区の木瀬部屋に行き、「稽古の有料見物」の副業は止めさせられていたものの、見物許可もさせず、やむなく力士らに聞いたり、時折り、電話を入れたりして、情報収集。

 「病院に行ってるんじゃないでしょうか。車イスに乗って。車に乗ってじゃないと、毎回行けないので、大変みたいですよ」

 「宇良関、本人は、出来れば手術しないで、治したいみたいなこと言ってるって、聞きましたけどねえ」

 んん・・・・・。微妙・・・・・。

 このケガの治療・通院のために、事前に協会に、「力士への、公傷制度はあるのか、どうか?」と問いただしたが、

 「さあ・・・・言えません。11月場所前の、番付け発表をみてもらうと、分かるんじゃないですか」と、突っ放された。

 明文化こそされていないが、確か、公傷は、認められていないはず。

 もし、それが認められたもんなら、我も我もと、言い出し、申請するだろう。

 それくらい、稽古自体、厳しく、激しく、観てるだけで痛さが伝わる。どこもケガしていない力士を捜すのが、苦労する世界。公然リンチ、と見まがう所業も、「かわいがり」の5文字に、とって代わる。

 無理へんに、げんこつ、と書いて、相撲界と読むと、古くから、言われ続けている。

 そして、この世界だけが、先輩、後輩の隔てが、番付けで人が変わり、待遇と扱いが、大逆転する。

 天国と地獄の世界が、平気で日夜、24時間、まかり通る、唯一のスポーツだ。

 番付けの上下と大差が、人間の格付けに、なり変わり、大手を振って、のし歩く。十両になれれば、異常なかわいがりをしてくれた奴を、付け人にさせて、さんざん、今までされたことへの復讐だって、公然と出来る。

  こんな世界、他の格闘技にも、無い。 あらゆるスポーツのなかで、大相撲だけの、歪んだ常識&慣例。

 プロレスだって、ボクシングだって、チカラが落ち、ランキングと戦績が落ちた選手にでさえ、リング上では闘って、ぶちのめすが、そこを1歩降りれば、礼儀が優先。アタマを下げる。ましてや、チン棒なんて、自分で洗う。

  「世界一、性格の悪い男」と、本人の知らない所で、かの「東京スポーツ」に「命名」されたと自身が笑って語る、鈴木みのる。

 彼でさえ、リングを離れれば、素顔は礼節にじむ。取材陣を、創ったキャラクターで威嚇はするが、声だけ。キャラクターゆえのポーズ。手も、当てない。

 だが、大相撲界では、俺様だあ、ダヴァだあ・・・・が、まかり通る。

 手を付き人が伸ばして、「ジャマ,邪魔だよ」と、報道陣を突いたこともある。そのため、付き人を長くやっていた石浦などは、今もって記者やカメラマンには評判が悪い。

 リモコンでアタマぶっ叩くのも、ダヴァいわく、「ちょっとした、かわいがり」の一言で、済ます。

 殴る、蹴るはしなくても、必要以上に羽目板にぶち当てるるように、突き飛ばし、ブッ飛ばし続ける。その結果、羽目板は、汗とゆがみで、ぐらつき、今年に入って「宮城野部屋」では、力士がいない巡業中に、稽古場を改修工事したほどだ。

  あの貴乃花親方も、実は、自分の付け人に向かって、「羽織、袴を着てゆくから、揃えとけ!」と命じたにもかかわらず、付け人が、さらに自分より下位の番付けの力士にソレを命令。

 下位の者が、その準備を怠ったため、出かける段になって、揃ってなかったのに怒った、貴乃花。

 言い訳許さず、その付け人を殴る蹴る。

 その事実を、元・所属力士、貴斗志(たかとし)の「地位保全」を訴えた裁判で、元力士が証言した。だが、貴乃花側は、事実誤認などと、いまだ反論もしていない。

 貴公俊(たかよしとし)ら、弟子たちは公然と、昨年のクリスマスの日、銀座に3人で出かけた際に、ジャージ着用歩行の違反。

 土俵に上がれば、連日、この春場所の立ち合いで、両手どころか、片手さえ付かず。行司に止められ、注意されているが、一礼すらしないで、ふてくされている。

 対戦相手に、呼吸をまったく合わせないで、観衆、行司、相手力士を、毎日、いらだたせていても、平然としている。

 それを、繰り返す、貴乃花部屋の力士たち。

 おまけに、昨日、十両の貴公俊(たかよしとし)が、よりにもよって付け人に、力士ら、みんながいる支度部屋で、3発、思いっきり殴りつけていたことが発覚。厳罰にされる見込みだ。

 この4年で、5人もの弟子がいきなり親方の感情ひとつで辞めさせられた貴乃花部屋。

 こと、ここに至っても、本当に「弟子想い」と「相撲道」は、有ると言えるのだろうか・・・・。

 貴ノ岩には、事件発生以来、131日もの間、ひとことも、対外的にしゃべらせず、さながら私物、さながら、気分次第で自由に転がし、扱えるオモチャ。

 さらに、初めてしゃべらせた3月1日。

   事件に触れる質問が出たとたん、腕をのばして中止し、口封じ。それどころか、貴乃花の右手に握られていたのは、小型録音機。

 貴ノ岩の発言をすべて録音。弟子を信じられず、疑い、発言までチェックするという、姑息で、弟子を根っ子から疑う性格。

 さらに、詳しくは別の記事で書くが、理事選の票欲しさに、自分の年寄り株持ち分を貸していた、部屋付きの力士の稽古を観ていた親方を、昨年12月。突然、問答無用で、クビにして追放し、無職に追いやった。その年寄り株を、1票欲しさに、他の部屋の指導親方に譲渡。

 だが、新年の会合で、出席した親方全員に見放され、誰も、彼を支持せず。

 今後は、誰もつきあわない。全員が、永遠に見放した。

 この春場所。すべき勤務さえも放棄した無法者に、孤立無援は、自業自得と言い切って良い。

 貴公俊の暴行事件が、それを後押しさせた。否定は、無理。みんなが見ていた。

   自分を中心に、いまだに地球は回っていると勘違いしている貴乃花。

 内閣府への告発状は、事実上、たなざらしにされるであろう。実質、何の効力ももたらさないし。女子レスリングの、パワハラ問題でさえ、2か月、放って置かれていたのだから。

 さて、宇良。

 この休場で、宇良は、幕内の、前頭16枚目におとされた。まだ、付け人は付き、車イスも押してくれる。給金は下がったが、まだ月に100万円以上、手に出来る。

 部屋に顔は出すものの、土俵には降りず。

 松葉づえをついて、歩く宇良。

 あらゆる医師に薦められた手術に踏み切れば、最低でも半年。

 一般人であれば、両ひざの手術から、リハビリを経て、完全に治り切るまで1年はかかる。

 かつて、ほぼ同じような重傷で、迷った末、手術。また、すぐ出場して痛め、休場の繰り返し。

 大ケガを負い、4度もの手術を重ね、3年の間で、都合、計11か月間もの入院生活を余儀なくさせられた力士がいる。

  現役当時の、しこ名。舞の海。今のタレント名、舞の海秀平。

 技のデパートなどと言われるほど、宇良と同様、力士としては小柄ながら、さまざまなワザで、場内の観客を湧かせた。

  この「猫だまし」も、そう。ダヴァがやって、世間から批判を浴びたが、舞の海は、笑いを伴って、受け止められた。

 この場所の舞の海。両足の親指を痛め、ダヴァのようにテーピングはしているものの、休場はしていない。

 「ちょっとした、かわいがり」しちまったせいで、カネくんないなら、バカバカしくて土俵になんか、上がれねえよ。親指痛いせいにして、休んじゃえ、というのが、腹ン中のホンネ・・・・に、違いない。

 舞の海は、自身最高位の小結に上がった1997年7月場所。

 自分より200キロ近く重い小錦と、対戦。取り組みのさなか、のしかかられて、激痛が走った。

 診断の結果、左ひざの内側側面の、じん帯損傷と判明、

 その後は、手術をしては、見切り発車のようにして出場して、途中休場、全休場の繰り返し。

 おまけに、無理もたたって、やはり巨漢の水戸泉との対戦で、左足首のじん帯も痛めたうえ、さらに左ふとももの肉離れまで起こしてしまい、左下半身創痍の、ケガ住みつくアパートに。

 番付けも、どんどん上下降、行きつ戻りつ。

 最期は、幕下に落ちることが決定した段階で、引退を決意。

 「青汁」のCM出演を契機に、タレントや、レポーターに転身したのは、御存じの通り。

 十両と、幕下は、天と地。王様と奴隷ほどの大差が、付く、

 まず、給与が100万円前後と、0円。

 部屋に、場所ごとに手当て&育成費が配分されるものの、親方の気持ち次第で、お小遣いに変わる、

 最大級、1場所で幕下で15万円。年6場所で、計90万円という、あくまで紙の上の計算。

 現実には、満額渡されたため試しは無い。下は、年60万円の・・・・あくまで、規定。実態は、20万円前後。

 さらに、部屋は個室をはずされ、大部屋に紙袋1つで舞い戻って、寝起き。

 付け人は無く、自分ですべてこなすだけでなく、今度は、時には付け人として、こき使われる。

 引退の決意は、当然・・・・ともいえる。

 舞の海は、相撲解説者として、出てもいるが、近年は見方コロコロ、日ごとに変わる風見鶏「怪説」に転身。

 そのキッカケは、先のダヴァ。

 明らかにチカラが落ち始めて、汚い手口を使い始め、辛くも勝利を手にしているやり方を観て、「白鵬も、以前のチカラが、無くなり始めましたねえ・・・・」と、控え目に発言。

 ソレを、夜、自宅で録画してたものを観た、ダヴァ。

 優勝インタビューで、それを批判。

 ダヴァが、舞の海という実名は挙げていないにも関わらず、以降、カメが亀頭を引っ込めたかのように、一切ダヴァの批判せず。

 それどころか、連日、コロッと2枚舌。

 「白鵬関、強くなりました。全盛時の実力が、甦ったようですね」と、手放しのヨイショ、神輿担ぎ。

 それだけにおさまらず、3連勝した平幕力士まで、ヨイショ。で、負け続けると、「ああ、今場所は、この先、厳しいかもしれませんねえ」

 おいおい、おいおい・・・・・。

 信用度、解説度、ゼロに成り下がっている。

  それでも、知名度&恥痴名度をフル利用。これ、このように2枚舌を駆使して、全国各地で、したり顔で「口演怪」に出ては、イッチョ前のことを、くっちゃべって、稼ぎまくっている。

 その舞の海が、この宇良が両ひざの大ケガで苦しんで、手術を受けるべきか。はたまた、治療とリハビリで、克服してゆくべきか、悩んでおり、且つ、このままでは、番付けが落ちてゆくばかりなんですがねえ・・・・・などという、NHKアナウンサーと解説者の中継談話を、向こう正面の解説席で聴いていた。 

 そして、いきなり、いらだったように、クチをはさんだ。

 「もう、そのハナシ。やめませんか! 聴いてて、こっちは、気が滅入って、落ち込んでいくばかりなんで!」

 強い舞の海の言い方に、あっけにとられたアナウンサー。それで、ハナシを打ち切った。

 ははあ・・・・21年前から3年間もの、苦闘、苦悩の日々を送った自分のコトを、想い出したな、舞の海。それほど、今も深く、心に刻まれているのか・・・・。

  さて、一方の小錦は、近年、時折りNHKのEテレの幼児番組に、このように出ている。

 巨体を苦しそうに屈めて、ゆっくりと歩き、出番の大半を、このように座って、上半身を軽く音楽に合わせて、揺るがしている。取材した経験で言うなら、性格は、わがままで、不遜で、とっても悪い。

 余談が多い、この記事。すんません・・・・・。

 宇良は、長く迷い続け、悩んだ末に、11月場所、全休のあと、両ひざの手術を受けることを決意。

 昨年11月の末、都内の病院で手術を受け、傷口、神経、筋肉、半月板などなど、つながり、ふさがるまで入院。

 無理をせず、医師の言うことを聞き、腹をくくった!

 退院しても、部屋の土俵には、力士が40人以上もいる大所帯で、自分が降りれば迷惑も掛かることもあり、再発をおそれ、顔出し程度。

 巡業には、すべて帯同せず、本場所前の地方宿舎には行き、そこの病院に通い、具合を診察してもらいながら、様子をみている。

 ヘタに、大丈夫だろうと、自己過信して、本場所に出て、激痛が再発。途中休場と言う過去の力士の例もある。むろん、奇跡も、無いとは、言い切れないが、奇跡は、しょせん奇跡でしか、ない。

   今年、2月6日のツイッターには、部屋には来たものの、このままの派手なTシャツ姿で、土俵には降りないままの姿が、掲載されている。

 翌7日の、本人の弁。 

 「徐々に、リハビリはやっています。まだ、両ひざに負荷は掛けられないので、その場でひざにチカラを入れてみる。今は、そんな段階です」

 「いつ、本場所に出られるのかは、分かりませんが、気持ちだけは切らさずに、いつでも出られるような気でいるようにはしています」

  このように、国技館で行われた「健康診断」にも、参加。

 マスクを付けて、インフルエンザにも気を付けながら、採血にも応じた。

 3月に入っても、誰も稽古場の土俵にいない時、試しに両ひざに、負荷をたまに掛けてみて、腰を深くおろしての擦り足、ヒンズー・スクワット、屈伸運動を、ゆ~っくりと試みて、すこしづつ、やり始めてはいるものの、無理はしない。

 ましてや、稽古に参加どころか、ひざに激痛が走る可能性がある、ぶつかり稽古などは、部屋の力士たちにも聞くと、一切していない。

  番付けは、情け容赦なく、落ちた!落とされた!

 昨年11月場所には、幕内、前頭16枚目に下がり、今年の初場所(1月場所)も全休。東十両11枚目に陥落。月給も、103万に減った。 そして、この春場所には、ついに幕下10枚目に落ちた!

 付け人は、ゼロ。すべて、自分のことは、自分でする。月給も、なし。場所手当ては、事実上、スズメの涙。貰えていないと、言ってもいい。

 今までの貯金を切り崩して、通院、治療費も、国民健康保険証のカードを手に、25歳の「宇良和輝」(うら かずき)青年として、タクシーを呼んで、自腹通院。

 リハビリも、始めている。 この大阪場所の前には、

  部屋の後援会が催してくれた「激励会」にも、休場はするものの、欠場は出来ず。

 隅で小さくなって、32人もひしめき合っている幕下力士の1人として、出なければならなかった。

 部屋も、個室や、借りてた部屋を引き払い,みんな雑魚寝の大部屋に戻らざるを得ず。

 紙袋1~2個に、大事なものを詰めて、隅で寝起き。

 地位、立場、逆転。呼び捨て許されず、ほぼ全員に「さん」付け、「関」付けで呼びかける立場に逆戻り。

 さて、今後は、どうするのか?

 3月の春場所(大阪場所)の「木瀬部屋」の、稽古場や宿舎は、力士が40人を優に超える大所帯の為、昔から、3か所に分散して、行なっている。 

   いずれも、このように普通の家を改造、改装して、臨時の相撲部屋に仕立てて、稽古と寝起きするために使用している。

 東京の木瀬部屋に、力士はおらず、大移動。

 宇良は、いまだ稽古には参加はしていない。

 慎重に、慎重に、無給の身で、再起を期している。

 その日々を見詰めている、部屋の古参の力士は教えてくれた。

 「もう、宇良に、暗い表情は見えません。吹っ切ったのか、前向きに、このひざのケガのことは、考えているようです」

 「病院にはキチンと行って、現状を話しして、治療とアドバイスと、リハビリを受けています」

 「土俵に降りてもいないし、稽古には加わってません。今の時期に、ぶつかり稽古とか、万が一でもやったもんなら、今までのことが水の泡になりますもん」

 「この両ひざのケガ。思ったより、ひどかったし、普通の人でも、完治するまでの丸1年間は、かかります」

 「次の5月場所には、出られるか?ですって? いやいや、とんでもない」

 「7月の夏場所も休んで、完全に問題なく、不安も感じなくなって、相手力士に立ち向かって行ける9月場所に向けて、出る、出させることになるんじゃないでしょうか」

 ーーーーということは、番付けは?

 「もう、三段目の下位にまで落ちる・・・・でしょうねえ」

  「そこからですよ。宇良なら、もう1回、這い上がっていくでしょうよ。そう、信じてますよ」

 う~ん、信頼の置ける力士の発言だけに、信用は出来る。

 にしてもなあ・・・・・・。

 三段目となると、人の記憶からは、すっかり忘れ去られ、さらに、NHKのBSの放送時間ワクにも入らない、取り組みの早い時間帯だ。

 スマホや、タブレット端末の有料配信で、やっと視聴出来ることになる。

 取材をこの半年、積み重ねていくなかで、いかに両ひざの、じん帯と、半月板の損傷が、力士に多いか、よく分かった。

 力士には、つきものの、ケガと言い換えても良い。

 しかし、部位は違えど、見事に復活した力士も、いた。

  高田川部屋の「竜電」(りゅうでん)という力士がいる。

 現在、27歳で、幕内、前頭9枚目におり、先場所、初入幕して、なんと10勝5敗。その相撲内容が認められ、初入幕で、敢闘賞まで手にした。

 しかし、彼。2012年の11月場所、新十両になった8日目。取り組みのケガで、右股関節を骨折。

 幕下に落ちたばかりではなく、歩けない。

 重傷の影響と、手術、治療、リハビリ・・・・・で、6場所、連続休場。

 なんと! 序の口まで、激落!

 しかし・・・・めげずに、前向きに闘い、這い上がり、4年振りに再び十両に戻ってきたその姿に、大野城など、尊敬のまなざしと、激励を送る力士は多い。

 そればかりか、今最高位にいる。

 宇良和輝。

 再び、オモテに出て、名前の通り、輝く道筋、心待ちにしてるぜ!ホント、に。

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 《 2018・4・30 追記 》

 5月13日、両国国技館で開幕する、「5月場所」の番付表が発表された。

 宇良は、幕下下位の、50枚目に落とされた。

 容赦なく・・・・・。

 7月場所は、最も下の幕下60枚目にとどまれることは、全休ともなればむずかしいであろう。

 じっと辛抱して、万全の、心配のない稽古が出来てからの再起を目指して欲しい。

 人気なんぞ、パッと浮かんで、泡のように消え去っていくものなのだから・・・・。

 


《 リアル 大相撲 ルポ 》 あの、人気力士だった宇良が、本場所の土俵からぷっつり消えて、すでに丸半年。今、どうしている? 再起は、いつ? 知りたい方に、応えます(第1弾)

2018-03-16 20:11:40 | 相撲

 このところ、「2018・大阪イン大相撲春場所」が開幕してからというもの、宇良(うら)に対する問い合わせめいた検索ワード、並びに、宇良をいち早く注目し出した数年前の「三段目」や「幕下」時代の記事が、読まれ出している。

 ヨイショ、皆無、その時点での事実を書いたし、厳しく指摘もしてきた。

 ん? この読者急増は、こりゃあ、どこも書いていない、宇良の「今」と、彼が、この先、どうなっていくのか?知りたがっている人が、結構、いるんだな?、と感じ始めた。

  昨年の9月場所。その3日目。巨魁体躯の逸ノ城相手に、ケガ。

 それまでも痛めていた、右ひざに、一気に激痛が走った。さらに、実は左ひざも痛め続けていたことは、取材を続けなながら、その取り組みぶりも見つめていて、うすうすは気付いてはいた。

 しかし、あの観客や、テレビ桟敷席を湧かせる、土俵際の逆転勝ちのワザ。他の並み居る力士以上の、強じんな足腰、ひざ、足首。

  関西(かんせい)学院大学在学中から、土俵際の、そのワザで、知る人ぞ知るアマチュア力士であった。

  一般人ならば、太り気味、と言われる体型だが、日本相撲協会の体重計に乗った時は「軽量、小柄だな」「そだね~」で、オシマイ。

  さらに、昨年から自腹切って、スポーツジムに通って、足、ひざ、腰を鍛え、さらなる強化を計っていたんで、まず、危惧を乗り越えられるであろうと、踏んでいたのだが・・・・・。

 車イス送りにさせた、逸ノ城。公表と違い、実は体重、240キロ超。宇良の、食べよ、増やせよ、鍛えよ!で創り上げて増量した、この127キロの、およそ倍。

 圧(の)し掛かられて、ムギュ~!

 ついに、辛くも耐えていた両ひざの神経と筋肉、じん帯、半月板が、ブチブチッ、ブチ切れ、損傷した!

 当時、記事化。

 宇良。車いすに乗せられたまま、国技館の中にある相撲診療所に直行。臨時診療を受けた。「診療所」は、まさに診療、診察だけ。

 「ココは、病院の様な施設、手術器具などは、ありませんのでねえ」

 傷口箇所の消毒など、いくつかの必要な手当てをしたあと、さらに治療が必要と思われる力士に対しては、病院の紹介をしたり、連絡を入れる。

 しかし、大半の力士は、所属の部屋の馴染みの医師のもとへ、直行することが多いとのこと。

 「データや集計とかは取っていませんが、地方の本場所でも、行きつけや、馴染みの病院や医師は、それぞれ、それぞれの相撲部屋ごとに、いらっしゃるようです」

 さらに、診療所での診察代は、無料とのこと。

 「全力士は、(日本相撲)協会の協会員にあたりますので、経費はかかりません。あっ、一般の方の診察も、内科など受け付けておりますが、ソレは有料ですよ」

 健康保険使用可能で受け付けるシステム。

 さらに、全力士は、入門した時点で、国民健康保険に自動的に加入させるシステムだそうで、この宇良も、それ以後、3割負担で、数多くの病院に向かっている。

 宇良は、幕下以上の力士が、現在32人もいる大部屋にいるせいもあり、馴染みの世話になっている病院と医師がいるとのことで、紹介を断り、迎えに来た車に、車イスから後部座席に上手に乗せられて、病院に行った。

 痛みは有るが、その時点では、4日目からの休場はやむおえないとしても、手術まではしたくない、極力、ソレは避けたかった。

 というのも、右ひざは、じん帯損傷。左のひざは、半月板損傷、との診断が下され、自力では歩けないけれども、なんとか、手術無しで、土俵に1日も早く上がりたかったから。

 当時で、幕内の前頭4枚目。戦績次第で、小結を狙える位置にいた。

 月にもらえる給金、およそ140万円。地方場所も含め、諸手当て入れて、年俸、およそ2000万円。それに、宇良ほどの人気力士ともなると、懸賞金が、ドサッと積もり、溜まってゆく.

タニマチも、増えたし、部屋の後援会員も増やした。

 付き人は、最低2人附き、風呂場に入れば、チン棒以外は、キレイに全身洗い流してくれる。力士によっては、ソレ込みで、丸洗いさせる者もいる。

 宇良でいえば、本場所のタオルを、アタマを下げて、しばらく拒否。あれこれ、呼び出しらに手順通りに世話される際、軽く一礼することは欠かさない、礼節・礼儀を知っている性格なので、チン棒は、おそらく自分で洗っていた、と想われる。

 その後、本人はさまざまな病院や医師を訪ね歩き、治療と通院と、リハビリの努力で、両ひざを治せないでしょうか?と。

 当時、木瀬親方は、宇良の代理人のように、こう記者団に説明。

 「本人も、治療だけで治すべきか、手術を受けた方がこの先、良いのか、迷っているようだ。親方の立場としては、なんとも言いようがない。最終的には、本人の判断にまかせたい」

 ともかく、手術しないで、休場する場所を一場所でも減らして、本土俵に戻りたい想いで一杯。取材した限りでは、名医がいると聞けば、大学、高校のつてを頼り、関西方面にまで足を伸ばしたという。

 休場したのち、ひざを治療とリハビリで治す、というより、だましだまし、引退するまで頑張りきってみようと考えた力士もいる。

  昨年の同じ九月場所で、やはり、ひざだけでなく、両足も痛めたまま、車イスで運ばれた髙安。

 彼は、手術を回避。

 同じような状態の照ノ富士とともに、土俵にあがり、さがりしているが、その状態の悪さは、素人がみても分かる通りだ。

  痛いのに、ロクな治療もせず、それどころか、本格的な手術もせず・・・・このような稀勢の里のザマをみれば、迷う心も揺れる。

   休場してるくせに、稀勢の里。謝礼欲しさに、今年も2月3日、成田山新勝寺の豆まきに、ダヴァジャルガルとともに参加。

 出席願いは、成田山が協会にして、そこから各部屋に連絡を取る。金額は、協会は「分からない」という。

 恥を知らないダヴァはともかく、千秋楽後の、所属部屋の「打ち上げパーティー」など、こういうお披露目には目も伏せず出る、ダメ男。

 すでに記事化したが、すべて過去の慣習無視の「大甘裁定?最低特例」で、こんなグジグジと気弱な器の横綱に、綱の名誉を与えてしまった協会の罪もまた大きい。

 ま、ダメ横綱は、年内に引退必至。

 一方の、ダヴァ。

 1月場所の途中休場といい、この3月場所の休場といい、ホントの理由を書いておきましょう。

 出場しても、昨年10月24日、深夜の「全治10日の傷害事件」の罰で、1月場所と3月場所の給金は出ない。ゼロ円だから。出ても、無駄。出ても、カネ1円もらえない。

 懸賞金、少なくって来たしなあ・・・・・。ドライな、モンゴル割り切り。

 出なけりゃ、「モンゴル互助会」の一員、鶴竜が、優勝しやすくなる。

 その鶴竜の勝ち方。んん・・・・・どうも、6日目相手の、立ち合い手付き無し、ケツ上げプリッ屁だしスタイル力士の、琴奨菊戦など、八百長が匂う。断定は、今の段階では出来ない。が、取り口が、おかしい。

 さて、先のダヴァの、休場理由は、両足の親指が痛いからというもの。

   だが、よく見て欲しい。

 これは、3月場所開幕の、わずか5日前の、大阪での稽古場のダヴァの足のアップ。

 親指にテーピングこそ巻いているものの、擦り足の運びも、歩き方も、異常は無し。

 稽古の様子も、普段と変わらず。んでも、宮城野親方に「窮状」を訴え出て、即、休場決定!

 宮城野親方兼、ダヴァ係マネージャーは、いつも苦慮した表情で、繰り返す。

 「本人が、痛いって言ってんだよねえ・・・・」

 痛くも無いひじに、ぶ厚くサポーター巻いて、エルボーかますダヴァ。いまだ、やり放題続く。

 カネもらえる、来場所は出て来るんじゃないかなあ。現金、ゲンキンなダヴァ!

 さてさて、宇良。

 治療、リハビリで済ませられる症状か、はたまた、手術に踏み切るべきか?

 決断は、宇良本人に預けられた。

 そこで、報道は、プッツリ、途切れた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。・

 その後を知りたい読者が、多くいるんだろうなあ・・・・・と、推察。

 以前は、「居反り」「海老反り」「奇手使い」などと、わいわい、がやがや。わいがやと、神輿担いで、囃し立てていた相撲担当番記者たちは、昨年の11月初旬に発覚した、貴ノ岩騒動以降、そっちへ掛かりっきり。

 日本の、マスコミは、いわばメダカの学校の生徒。ワ~ッ、わ~っ! 群れで、いっせいに、わいわい泳ぐ。

 一列縦隊、横並び・・・の傾向があるので、とっくに、宇良のことなんか、忘れて、置き去りにしてしまっている。

 とはいうものの、宇良の所属する「木瀬(きせ)部屋」は、親方の器量と了見が、とても狭く、ともかく「しょっぱい」。

 以前も書いたが、稽古風景見物は、自由にできない、させない。

 すべて、親方の許諾がいる。番記者と、カメラマンでさえ、事前にお伺いを立てたうえでないと、取材許可が下りない。

 が、タニマチや、親方の知り合いだけには見せる。

 さらに、大相撲界始まって以来だと想うが、「稽古見学と、ちゃんこ味わいコース」、セットにして、なんと、5歳以上、おひとり様、8980円で、業者の手を通じて売出した。

 力士以外の分まで、ちゃんこを作るのは、多くの弟子たち。

 取材してみると、不満にじむ声、声、声。

 彼らには、1円ももらえない。親方だけが、潤うシステム。

 ようやっと、宇良が車イスに乗った前後に、このコースは中止になった。

 気付いた協会からも、注意が来たときく。

 前の木瀬親方は、よりにもよって、暴力団関係者に、桟敷席のチケットなどを回して、売りさばいて、カネを稼ぎ、部屋の運営費にも回していた。

 ソレがばれて、クビになり、協会を追われた。

 なのに・・・・・。

 最終的に、宇良は、昨年11月。ある決断をした!

 ( 第一弾 おわり )

 


《 リアル 大相撲 ルポ 》 2018初場所・千秋楽でも、栃ノ心戦を裁いた木村晃之助。あっ!あ、あぶないっ!

2018-01-29 17:02:26 | 相撲

 2018年、初場所、14日目で、優勝を決めた、栃ノ心。

  迎えた、千秋楽。

 対戦相手は、遠藤。

 そして、裁いたのは、木村晃之助だった。

 彼が裁く、2番のうち、1番。

  木村晃之助は、いつもの、りりしい立ち姿で、「手を付いて!」の、呼びかけ、短くも鋭い声。

 栃ノ心は、初土俵以降、キチンと、このように両手、両こぶしを土俵に付けている。

 ところが、対する左側の遠藤。

 日本大学の相撲部在籍時代や、アマチュア横綱になった当時の取り組みでは、両手、両こぶしを土俵に付いて、立ち合いの姿勢をしていた。

 なのに、一転。

 幕下格付け出しの特例で、プロ入りしたとたん、両手付かずの、テキトー、片手チョン付き、はたまた、手を宙に浮かしてブラブラの、手抜き三昧。

 観てて、あきれ果てた。親方や兄弟子が、そんなもんで良いんだと教えたのか、遠藤自身が相撲というものを、プロの身になって、舐め切っているのか・・・・・・。

 コマーシャルで知名度は増したものの、こんな力士に歓声が沸くのは、いまだ信じられないままでいる。

 この日の取り組みでも、なかなか、手付かず、こぶし付けず。

 はやる気持ちをおさえて、ガマンしていたものの、しびれ切らして、栃ノ心が立ちあがった寸前。遠藤が、写真左上の瞬間、右手擦って立ち上がって、始まった取り組み。

 激しく、とりわけ、左まわしを掴み、絞り上げ、土俵際に押し込んでいこうとする栃ノ心。

 その怪力にあらがい、必死に土俵を回り込みながら逃れようとする遠藤。

 その結果・・・・。

  あやうく、遠藤の背中にぶつかりそうになる、回っていた木村晃之助、 

    

  あっ!飛んだ、飛んだ! さっそうと素早く飛んで、紙一重、かわした晃之助!

     かくて、きっちりヒザ深く折り、栃ノ心の勝ちを見届けた、晃之助。

  「栃~~ノ~~心」。

 響き渡る、勝ち名乗りの声。

 テレビのナマ中継では、行司名のアナウンスすら、こまめに、常にはしない。日本放送協会職員アナウンサーや記者の意識は、しょせん、そんなもん、そんな「低度」。この日も、千秋楽というのに、アナウンスしないまま。

 年間、26億円もの巨額を、国民にはいまだに非公開のまま隠し、この「狂怪」に、受信料から「莫大な放送権料」として、支払っているというのに・・・・。

 なのに、一切、いまだかって、どのような事件や、不祥事が発覚しても、ただの1回も、批判も、注意もせず、改善も求めない。

 そんな渦中のなかでの、元グルジア出身力士の優勝。

 いずれ、最高位の立行司になるであろう晃之助にとっても、喜ばしい一瞬であった・・・・ろうと想う。

 とりあえず、お疲れ様でした。

 栃ノ心、歓喜の渦の裏で、このような事実も、書き送りたく、記事化させて戴きました

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 にしても、すでに忘れ去られようとしつつある白鵬こと、ダヴァジャルガル。

 ( ・・・・以降は、別稿に、致します)