1敗、取りこぼしこそ、あったけれど、まあ、三段目の、それも超下位レベル相手では、このような勝ちで、締めくくることが・・・・・出来るんでしょうねえ・・・・。
まるで、ヒョ~ロンカ、まるで、後出しジャンケンの如き、書き出しになりましたが・・・・。
本日。序の口の取り組み開始が、午前10時20分過ぎと言う、遅さで。
( 「Ameba TV」 ナマ中継動画寄り。以下、動揺、おっと動揺、同様です)
なもんで、宇良と、太一山の取り組み開始時刻、午後0時38分に。
その前に、大露羅(おおろら)という、しこ名の、体重297キロもの、超巨漢、5段腹の、まるで男版・渡辺直美みたいな、ロシア人力士が、土俵上に登場。
ここまで、0勝6敗という、全敗街道を突っ走ってきたようで、ある決意秘めて・・・・やっと、勝った。
なんと、花道奥に、同僚下位力士が勢ぞろいして、この1番を注視。
引き揚げてきた大露羅に、拍手を送り、花束を贈呈。
ん?と想ったら、今日の1番で、勝っても負けても、現役引退を決めていたという。
お疲れ様と、思うと同時に、余りにも、太り過ぎの体型。 第二の人生。この先、肉体労働をするにしても、しないにしても、私生活。こりゃあ、大変な苦労が、のしかかってくるなあ・・・・・。
オーロラのように、大空に光り輝く人生を、送るまでには、例え、母国に帰ったとしても、大変だろうなあ・・・。
と、思いつつ、上記、1番を待ち構えて、観戦。
客席からの、歓声と、声援。相変わらずだ。
仕切り。立ち合い。問題、なし。
右の宇良。組んで、一気にぐいぐい、太一山を、土俵際へと、有無を言わさず、押してゆく。
ぐいっ!
ぐ、ぐ、ぐいっ!!
そのまんま、まさに、決まり手通り、「押し出し」た。
コレで、6勝1敗。
いかにも、宇良らしいのは、勇み足にならないように、気を付けながら、勝負、決まったあとも、土俵の外の砂の跡を確認したあと、勝ち名乗りを受けるべく、はずむように戻ったこと。
来場所。
いち早く、打ち込まれたツイッターの連打を見ると、これで来場所は、三段目ヒトケタだね、とか、今年中に幕下入りとか、まあ、あり得ない、希望的観測が目に付いた。
ンなあ、甘い世界じゃあ、ありゃあしません。
この宇良、全勝同士の優勝決定戦にも、引っ掛かってもいない。
まあ、あと1番残す、三段目好成績力士たちの戦績次第ですが、良くて、次の11月場所、三段目40~50枚目前後。
そこで、優勝にからんで、来たる、来年の初場所の番付発表が、年始開けに行なわれますが、その時点で、幕下下位に昇れるか、どうか・・・・・・。
いまんトコロ、大丈夫なようですが、右ひざや、下肢を痛打したりしたもんなら・・・・・分かりません。
したり顔で、風見鶏の如く、コロコロ、力士の評価を、日々、変えている、舞の海周平のように、見切り発車で、ケガを完治させぬまま出場に踏み切っては、番付けとカラダが土俵から、転がり落ちて、行きつ戻りつを繰り返した、愚かな元力士の例もありますんでねえ・・・・・
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にしても、序の口から幕下までの取り組みを裁く、行司のひどさは、目にあまる。
経験が足りないうえ、木村晃之助のように、0・2秒差の、際どい勝負の足元を見定められないのは、仕方ないにしても、大きな声で、「手を付いて!」も叫ばず、「待った」の動作も大きく示さず。
おまけに、「物言い」つけられたら、5人の元力士の「勝負審判」の輪に、仕組み上、加わりはするものの、不安そうな表情を浮かべ、一言もしゃべらず「物言い」しない。
行司の地位が、勝負審判からすると、「お飾り」のように見られている、悪しき歴史 があるにせよ、毅然として、一言、自分の目線から見た見極めを、聞かれずとも、語れないものか・・・・。
地位の問題以上に、そもそも、キッパリ言える自信が、無いんだろうなあ・・・・・。
その典型が、10代の若い行司に、酔っていたとはいえ、つい、本性と、亀頭をむき出しにするばかりに、ホモセクシュアル行為を迫った、横綱戦を裁く、立行司が、今年、失職、退職。
現在は、「仮りの、立行司」として、「式守勘太夫」(しきもり かんだゆう)こと、明日の9月22日で、59歳の誕生日を迎える、今岡英樹と、
「木村玉冶郎」こと、武田雅史、57歳がおり、
日替わり交代で、横綱戦を裁いている。
だが・・・・・。
繰り返される、立ち合いの際の、上位両力士のデタラメさ、呼吸も合わせぬ、相手力士無視の、仕切り&立ち合いのザマを
式守勘太夫は、無言で見守り、注意しない。
木村晃之助のように、大きな声で「手を付いて!」も、叫ばない。
ただただ、流れに身をまかせて、先日、写真付きで記事化した、白鵬こと、ダヴァの立ち合い不成立3度も、品位のカケラも無い「ガン付け合い」に、注意もしない。
無い無い尽くしで、軍配手にしただけで、勝負を裁いている、みっともなさ、&、だらしなさ。
一方の、木村玉冶郎。
先日の、やはり、あわれな最期の横綱・稀勢の里の、立ち合い不成立3番の瞬間、
キチンと身振り手振りと、鋭い声で、注意を与えていた。
手を付いて!も、式守と違い、叫ぶこと、あり。
両者とも、本当は、ダヴァ、髙安、稀勢の里、遠藤。どっちの力士もデタラメで、且つ、行司無視して、互いにやっているのに、注意の目を向け、木村が注意したのは、常に横綱では無い、相手下位力士。
「実情」は分からないでもないが、軍配を手にした以上は、水戸黄門の「印籠」の如く、あの場では、天下御免の、絶対権力者・・・・であるべきはず。
何とも、腰と、クチと、手が引きっ放しの、式守勘太夫を見ていると、情けないなあ・・・と。
明日誕生日を迎えるのを機に、変身、して戴きたい!
そ~ゆ~意味でも、いずれ、立行司に成るに、唯一ふさわしい木村晃之助に、期待 しとるんでざあますよ!
キリリ、絶対的自信あふれる、左前脚、ズズズイ~ッと、競り出して、わずか、0・1秒差を見定める。
むろん、どう見ても「同体」と想っても、どちらかに、必ず、軍配を挙げなければならない苦悩を胸に隠しつつ・・・。
幕内中継の、実況アナが、先日、実感を込めて、もらしていた。
「このところの場所。行司の方々が、手を付いて!という回数がとても増えてきているし、それに従って、立ち合いの際に、両手をキチンと付く力士が、心なしか、増えているような気がします」
いよっ!
木村晃之助、余波。良い方向に、小さな波が、さざ波となって流れ、岸に押し寄せている・・・・・と、思いたい。
ダヴァや、ケツプリッ持ち上げ、屁こきポーズの琴奨菊らの、デタラメ自分本位立ち合いを見つつ・・・・・
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《 2018・9・22 追記 》
この記事を、打ち上げたあと、ナマ中継の、幕内取り組みを視聴。
一番の目的は、先の木村晃之助の、裁き具合。
相撲好きの方は、すでに知っているでしょうが、13日目の一番に、「物言い」が付いた。
えっ!
スローモーション、コマ送りをしてみると・・・・・
一瞬、早く、足が出ていたああああああ
勝負審判の耳に付けたイヤフォンに、ビデオ検証している担当の親方から、なんやかんや、映像での結果を告げてくる。
弘法も筆の誤り・・・・・と、とらえた。
一応、決まりとして、物言いが付いて、「行司、差し違え」の結果が出た場合、一応、協会に、辞職覚悟の「進退伺い」を、提出する定め。
むろん、ソレが、そのまま、受理された過去は、無い。
差し違えことあったものの、木村晃之助の姿勢は、変わらず、支持したい。