しばらく、黙って、冷静に、見詰め続けていた。
ついに、9月20日に迫った、「ラグビー ワールドカップ 2019日本大会」に向けた、動向と、実態を。
ハッキリ、先に書いておこう。
この大会。
観客数は、机上の計算と、期待を大きく下回り、とんでもない、大どころか、超の付く赤字になります。
その責任、一体、誰が負うんだろうか?
「ひげ森」こと、森重隆が、日本ラグビーフットボール協会の、新会長に決まりかけている段階で記事化したが、赤字は、彼の力量をもってしても、もはや、歯止めは効かないし、いまさら、マスコミが、ここに来て、お馬鹿なタレント起用して、神輿担いで、騒ぎ、はやしたてているが、無駄なことだ。
今日も、日本代表は、北海道の網走で、合宿を重ね、堀川が監督を務めている、ヤマハと、スクラムを中心に、合同練習。
あと、一週間後の、8月29日、午後2時。
練習に参加している、41人から、10人を、削り落とした、31人が、発表される。
ラグビーを知らぬ者だけでなく、傍目で観続けた者にとっても、帰化したガイジンが主体の「日本代表」の編成となり、カタカナ名が、半分近く並び、国民からすれば、違和感が消え去らない「日本人」となるはず。
とはいえ、福岡堅樹や、松島幸太朗ら、巨額を差し上げた結果となった、「サンウルブズ」名義での、スーパーラグビー参入での、活躍は、意味があった。
だが、もう、目的は達したし、助っ人ガイジンたちに、高額な「ファイトマネー」を差し上げる必要性は、まったく、意味がない。切られて良かった。撤退して、正解。
当初の目的は、達したし。
どうせ、再び、6村意識むき出しで、閑古鳥、スタジアムで、鳴くだけなんだから。
個々の能力は、上がった。 総合力も、いくぶん、上がった。
だが、ラグビーもやってるタレント、五郎丸歩(ごろうまる あゆむ)が、観客どころか、身内からも、あざけ笑われた、強気珍言。
「日本代表は、2019年ワールドカップ 日本大会で、必ず、優勝出来ます」などとということは、まず、あり得ない。
ベスト8も、難しいであろう。
いくら、2015年ワールドカップで、南アフリカに、紙一重で、辛勝。結果、競り勝ったとはいえ、そうそう、奇跡は、転がっちゃあいない。
ちなみに、五郎丸の、選手としての、「厳状」を書き添えて置く。
サンウルブズに参加出来る力量と、実力は、もはや、とうに無い。
所属している、ヤマハにおいては、
この6月から、7月にかけて、、ワールドカップの開催が有るため、試合数も少ない「トップリーグ カップ戦」5試合のうち、前半3試合は、欠場。
後半2試合に出て、途中交代もしながら、地元、ヤマハスタジアムなどで、一応の健在ぶりこそ示したものの、4年前のチカラは、すでに観られなかった。
もちろん、日本代表の大枠にも、選ばれていないままだ。
とはいえ、あの「ポーズ」人気で、ディナーショーまで、高級ホテルで開催するなど、高給を手にし、その総額たるや、3億円。
日本で一番、ラグビー選手時代に稼いだ人間となった。
その、突然浮上した、にわか、ラグビー人気を、なんとか、維持、継続させる作戦をせず。
このチャンスを見逃し、ボーッとしてただけ。
当時の「協会幹部」や「広報」は、な~んにも、手をこまねいて、せず。
やった事と言えば、翌2016年のトップリーグ、開幕戦は、完売です、などと言う、デタラメを告知。
ところが、試合会場は、どこもかしこも、空席あり。当時、キッチリ、記事化した。
無能無策が、一挙にばれてしまい、国民からの信用性が無くなり、一気に、にわか人気は、しぼんだ。
それでなくとも、日本最高峰の実力ある、社会人企業所有チームが、日本一を競い合う「トップリーグ」の、1試合平均の観客動員数が、減り続けていたのに、その弾みを、さらに、当の協会が、つけた愚かさ。
平成25年度の報告。
98試合やって、総観客数、36万2067人。1試合平均、わずか、3694人。
翌年、26年度。121試合もやって、36万5491人。1試合平均、3019人に減った。
その流れは、今も、止められていない。
試合内容、選手の動き、実力は、年々、上昇しているのに、だ・・・・。
なぜ、観客数に、こだわるか?って
ワールドカップ。決勝戦まで、日本各地で、全48試合も行なわれる。
チケット代は、観る気もそぐ、バカ高さ。
CSで、全試合、放送するというのに・・・・・。
日本どころか、世界中にいる・・・・と、吹聴されている、ラグビーファンは、当たり前のことながら、一番、価格帯の安いチケットに申込み、集中。 それらは、ほぼ・・・完売。
だが、その上、以上が、殆んど、売れていない。
日本代表戦からみですらだ。
48試合。1試合平均、最低、2万5000人入らなければ、赤字興業になる。
ワールドカップへの、協賛企業は、増えた、増えた。その総収入は、1円、1ドル残らず、世界規模の統括団体、「ワールドラグビー」に、持っていかれた。そ~ゆ~システム、仕組み。
試合会場施設は、バカ高いゼニ注ぎ込んで、造ってしまった。
その後の、維持費、使用収入の予測も、何ら、考えずに、愚か者達が、幻の夢だけ見て。
ところが、先に「吹聴されている」と書いたが、
世界的ラグビー人気を、支えていたはずの、「スーパーラグビー」の、観客数が、2016年から、目も当てられないほど、減り続け、今や、空席7割が、フツーに。
わずかに、国別対抗戦に、客が、そこそこ入っているのが、ワールドカップに向けて、か細い、頼みの綱というより、糸。
コレは、この8月17日に行なわれたばかりの、ニュージーランド 対 オーストラリアという、世界のトップクラスを競う、試合。
降りしきる雨のなかでの試合であった・・・・・とはいえ、一見して分かるように、7割の客の入り。
そして、・・・・・・迎えてしまう、ワールドカップ、日本大会。
いまさら、よその国でやってくれませんか?とは・・・・言えないよなあ・・・・・。
その一方で、我がニッポン、ちゃちゃちゃも、観客数の激減に歯止めが、掛かっていない。
昨年の、この時期。
8月から9月にかけての、トップリーグの観客数いずれも、週末、好天に恵まれた。
キャノン 対 東芝。9471人。
ヤマハ 対 コカコーラ。1万9023人。
トヨタ 対 サントリー。3万1332人。
むろん、2400人や、3100人しか来ない試合も会った。
だが、1年後の今。ワールドカップ、開幕迫る今。
「トップリーグカップ、2019年 プレーオフ」と題した、準決勝。いやしくも、準決勝。
世界大会に向けて、盛り上がっている・・・・はずなのに・・・・・
8月4日(日)、横浜の会場で、クボタ 対 東芝。4738人。
同日、別会場。サントリー 対 神戸製鋼。4581人。
そして、この8月10日、決勝。日本一、決定戦。
大阪の花園ラグビー場。改装なった、マンモススタジアム。
大学ラグビーなどは、カアカア閑古鳥が、鳴いている惨状。
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それだけではない。
当の、日本代表の試合。
7月27日、3・11からの、復興記念と銘打って、岩手県釜石市で行われた、対 フィジー戦。
最低でも、2万人。あわよくば、2万5000人と、夢見て、もくろんだ、地元団体。
だが、料金も高いうえ、盛り上がりが、県全体も、釜石市全体も、実態は、皆無。
売れ行き悪く、6月に入って、枚数、無制限で、県民や市民に向けて、料金非公開の、激安、バッタ売り作戦に、なりふり構わず、打って出た。
で・・・・・1万6000人の皮算用に対し、1万3135人。とはいえ、これ、「公表、公称人数」。
次いで、8月3日。対 トンガ戦を、花園ラグビー場で、敢行。
公称、あくまで、公称で、2万940人、
それでも、いざ、ワールドカップでは、最低、2万5000人入らないと赤字。 だから、このトンガ戦、確実に、ふくらました公称でも、赤字。
さらに、この8月10日。フィジーに遠征して行なった、対 アメリカ戦。
観るも、無惨。
CS放送で観た方は、この表現お分かりになるはず。
この後、ラグビーの街を、表向き、標榜している、埼玉県熊谷市の、改装してしまった、スタジアムで、9月6日。
南アフリカ代表を迎え、開幕2週間前の、ラスト、マッチを行なう。
駅から遠く、不便極まりない、車でないと行きにくいところ。
出場国の、直前合宿練習地ですら、まったく、地元民は、盛り上がっていないうえ、非協力。
テレビ画面では、やっと、その為にかき集めた、仕込みの人たちが、ひととき騒いで、パッと、散ることが、今後、繰り返される。
3月、千葉県浦安の練習会場でも、細かく、しつこいほどに制限。
ろくに、まともに見せないでおいて、高いチケット買って、観に来いよな、に誘われて観に行くほど、日本のラグビーファンは、馬鹿じゃない。
練習を終えて、送迎バスに乗り込む前、
性格のとても良い、右奥の稲垣啓太や、左の山田章仁などらは、サインや、写真撮影に、笑顔で応じた。
だが、すでに、時、遅し。
観に来た150人足らずも、会場には行きませんの声、圧倒的。
安いチケット購入出来たファン、2人だけだった・・・・・。
超赤字、間違いなし。
自業自得の産物と、今から、断言しておく。
誰が、その責任とるんだ?
いまだかって、ただの1人も、責任とって、辞任したことのない「狂怪」が。
「もし、赤字になった場合を考え、政府保証を取り付けました」と言っていた、森喜朗は、名誉会長職から、身を引いてしまって・・・・あらららあ・・・・・。
実は、実話、
大会終了まで、命が持つか、危ぶまれているんですが・・・・。