三軒茶屋といえば、渋谷に近いということもあり、
流行に敏感な人が多く、
人気のカフェ、レストランが多くあったりと、
おしゃれスポットとして人気のイメージがありますが、
実際に街を歩いてみると、
意外にも温かな雰囲気が残る街であることが分かります。
そんな商店街の、まるで昭和30年代に
タイムスリップしたかのような街並みには、
居酒屋や串焼き屋、バーなど昔ながらの商店が軒を連ね、
地元のお客様に古くから愛されているお店も多い街です。
そんな下町風情の色濃く残る三軒茶屋に、
リライブフードアカデミーの卒業生
松本オーナーがご家族で切り盛りするお店
「ドードーの空」がオープンしました。
１１月のオープン直後は多くのお客様がご来店になり、
忙しさのうちに時間が過ぎて行きましたが、
１２月に入ると目に見えてお客様の数が減ってきました。
そこで松本さんは真っ先に、
「プランニング＆シミュレーション」の講師である
リライブの小川先生に相談のメールを送ります。
小川先生からのアドバイスは
「まずはランチで売上を安定させるために必要なメニューを検討し、
しっかりとアピールするツールを作ること。」
松本さんはそのアドバイスに従い、
ランチメニューを増やし、メニューボードも
お客さまに分かりやすいように表記してみました。
それによって順調に客足が戻り、
今ではランチタイムは客席が２、３回転もするほどの
ピークタイムとなりました。
炊いておいたご飯が
全てなくなってしまうこともあるほどの繁盛ぶりです。
そして現在。
「ドードーの空」は地元の方たちの憩いの場なっています。
午前中は、保育園にお子さんを預けたお母さんたちが集い、
ランチタイムには近隣のOLさんたちで賑わいます。
そして、午後は近所のお年寄りの方々が、
松本さんとの会話を楽しみにご来店するようになりました。
取材当日も、お子様連れのお父さんお母さんグループの
ご予約が入っており、松本さんには仕込みや準備を行いながら、
インタビューにお答えいただきました。
松本さんは言います。
「調理の川崎先生には丁寧に料理の作り方を教わり、
小川先生にはプランニングの授業はもちろん、
開業後もご相談に乗っていただき、
リライブで学べたこと、
そしてアフターフォローには、大変感謝しています」
そんな松本さんの現在の悩みは、
「お客様と話しこんじゃうと、
仕込みがなかなか進まなくて」とのこと。
「ドードーの空」は地元のお客さまで賑わうカフェ。
これこそ「カフェ本来の姿」なのではないでしょうか。
「ドードーの空」を取材し、一番感じたことは、
ご家族の仲の良さが醸し出す「温かさ」です。
松本さんを中心に
息子さんと娘さんも一緒にお店を運営する。
そんなアットホームなカフェ「ドードーの空」は、
下町風情の残る三軒茶屋になくてはならないカフェへと
成長していくことでしょう。
松本さん、そしてご家族の皆様、
ご協力ありがとうございました。
リライブはこれからも応援していきます。
カフェ ドードーの空
住所：〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋2-38-10 MAP
電話 03-6322-6825
アクセス：東急田園都市線三軒茶屋駅から徒歩10分
営業時間：9:00～21:00
定休日：日曜日、第一・第三月曜日