ローマ兵のパワーの源はパンだった！！

リライブの前田です。

今日は、ローマ兵が強かった秘密はパン！？という話です。

この話も稲垣先生が話してくれた、パンのお話です。
若干、前田バージョンになっている所もありますが、
是非、楽しく読んでください


前回のメソポタミアの時代から数百年後、まだ紀元前１世紀～２世紀の古代ローマの時代のことです

このころの、ローマ軍はめっちゃ強く、近隣諸国などの軍と日々闘っていました。
そのローマ軍の中でも、特にサトウダ将官率いるサトウダ軍は幾つもの戦いを制した強力な兵力を持っており、ヨーロッパ中に軍の名が知れ渡っていました。

ある、国が、なぜあんなにローマ軍、特にサトウダ軍はあんなに強いのかっと。


その秘密を知ろうと、各国の調査兵がローマ軍に接近してその秘密を調査していました。

しかし、調べても、調べても、その秘密はなかなかわからず苦悩していたころ、
ある日、ギリシャ軍の調査員の一人であるマタエダ兵が走って軍隊に戻ってきました

どうした！っと聞くと、

わかったんですよ！！
ローマ軍の秘密が

なに

マタエダ兵の話によると、
実は調査をしていたら、すごく腹がへって。
食べるものがないから、ローマ兵の食料を盗んで食べた
そのなかに、茶色の色の変わったパンがあり
ちょこっとカジってみたら、酸っぱくて

なんだこのパンは、もしや毒入りか！！
っと思ったが

とりあえず、どうにもならないぐらい腹が減っていたので、
その酸っぱいパンをムシャムシャ食べてそのまま、爆睡をしてしまった。

そして、次の日起きてみたら、
お！死んでいない！
逆に疲れがまたっく無く
体がめっちゃ軽い

なぜだ

んん……

あれしかない！あのパンだ！

ローマ兵はこのパンを食べていたから、
連日の戦いにも疲れていなくて強いんだ

それで、早速、そのパンを持って、隊長の待つギリシャ軍に走って帰って来たとのこと。

隊長のサイタオは、そのパンを手に持ってなんだこのパンは、
真っ茶だな！
サイトオ隊長のそのパンを食べて、

次の日、起きたらマタエダの話の通り元気モリモリ

なんだ、このパンは

すぐにこのパンを調べろ
マタエダは町の一番の長老イナガキルのもとへ…

イナガキルは、
茶色いパンを見て…
ちぎって食べて…

マタエダ兵、これは、
全粒粉を使ったパンじゃぞ
全粒粉は小麦の表皮、胚芽、胚乳をすべて粉にしたものじゃ

全粒粉はいつもワシらが食べている胚乳の小麦粉と比べて
食物繊維や鉄分、そして、ビタミンの含んでいる量が多いのじゃ…

だから、体力の回復がはやい…

あと、全粒粉は不純物を多く含んでいるから、粉の色は茶褐色なのじゃ…

それから、数百年～～

ローマ軍は全粒粉のパンのおかげなのか、
巨大なローマ帝国となるまで成長しました。

その名残で、
いまでも、この全粒粉を使ったパンをローマンズミールと呼ぶそうです。

疲れたら全粒粉のパンを食べて、乗り切ってくださいね

では、またのお話を楽しみに
さよならさよならさよなら