烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

ラリージャパン2008;私的ぷちプレビュー #3

2008-10-30 18:24:09 | Ape & Imp
RJ'08,Day0. プレビュー第3弾,リエゾン

RJ初観戦の'05.お目当ての陸別SS観戦も楽しかったのだが,それ以上にハマったのがリエゾン観戦だった.以来,十勝では1日をSS,もう1日をリエゾンでの観戦に充てて楽しんできた.


Rally Japan 2005;Leg3 Liaison for Service G (Kita Aikoku)
SS23 PENKE 1 でドライブ系に負ったダメージを応急修理する
ハリ=ロバンペッラのミツビシ・ランサー WRC05


Rally Japan 2005;Leg3 Liaison for Service G (Kita-Aikoku)
まだ新車だった My Imp の前を P.ソルベルグが通り過ぎる.


Rally Japan 2005;Leg3 Rally Park Shintoku
レプリカ車や地元有志の出店が並ぶ.沿道ではMCが通過
するエントラントを紹介,お爺ちゃん・お婆ちゃんも小旗を振っ
て盛り上がる.


Rally Japan 2006;Reg2 SS17 SIPIRKAKIM 2
00カー,三菱コルトEVO.Version-R.ジャンクションから観戦
エリア前に飛び込みざま,拡声器で“コルトも,速いョ~~ぉ!”
観衆爆笑.(リエゾンではないが,競技車以外と言うことで)

そして,十勝開催最終年となった'07.Reg3,すべての林道SSを走り終えて最終の帯広スーパーSSに向かうWRCエントラントを新得ラリーパークで見送り,札幌に帰る道すがら.
“ありがとう,新得”の小さな手書きメッセージボードをダッシュボードに掲げ,グループNマシンに混じってラリーパーク前を通りかかる.
Nカー勢を見送っていた人たちが,大きく手を振って送ってくれる.“ありがとう!”の声も掛かる.“こちらこそ!”全席全開にしたウィンドウから思い切り高く腕を突き上げ,声援に応える.一瞬なれどひとつになれた手応え.私の,ラリージャパン.

新しい土地で,今年も,また…

p.s.
Day1;SS3/7 ISEPO 1/2,キャンセルになったみたい.アブノーマル・ウェザーって,積雪かな.リエゾンはどうなるのだろうか?
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“いずみ食堂”@日高町/日高門別の“ぶた肉山菜そば”

2008-10-30 03:06:05 | そとめし;いろいろ

日高門別に日帰り.ヒトケタ気温の山の中で半日.終止動いていたので滅法寒いとは感じなかったが,昼過ぎの体は温かいモノを欲している.国道に出て,迷わず“いずみ食堂”へ.クルマはそこそこ停まっているが,広い店内,席には余裕があり,賄いを摂っている店員さんの姿もみえる.カウンターも空いていたが,小上りの二人卓に落ち着き,今日のオーダー.


ぶた肉山菜そば+小ライス(¥900+100-).突出しの漬物(今日は聖護院の粕漬けと大根の梅酢漬け)はサービス.汁蕎麦には厚めに切った豚三枚肉と山菜水煮,長芋の拍子木,笹切りの煮ネギと薬味の小口小葱がトッピング.柔らかな風味の汁を一啜り,そしてコレ.


極太打ち,緩い縮れの入った乱切りの,もちもちとした蕎麦.柔らかな汁と相まって,体の強張りが解けてゆく.ああ,しみじみ美味い…
前回Upした後で試した“ぶた肉せいろ”も蕎麦の風味が際立って美味かったけれど,私はここでは暖かい蕎麦が好みかな.ほかほか,ふうわり,ご馳走様!
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ラリージャパン2008;私的ぷちプレビュー #2

2008-10-29 22:51:07 | Ape & Imp
一寸,今日のトピック.
仕事で通った道央道.レッキ中と思しきラリー車や,オフィシャルあるいはサポートだろうレンタカーがちらほらと.


それでは,プレビュー第2弾,チーム&ドライバー

セバスチャン=ローブ(シトロエン)はポディウムにさえ上がればドライバーズタイトル,無用なプッシュは避けるのか?対するミッコ=ヒルボネン(フォード)のプッシュはいかに?
タイトル争いはこの2人に絞られたが,他に私が注目するチーム/ドライバーを…

まずはヤリ・マティ=ラトバラ(フォード).昨年のRJ,陸別でそのアグレッシブな走りを目の当りにし,Reg3のリエゾンでは一時ヘニング“おにいちゃん”=ソルベルグ(ストバートVK・フォード)と彼(当時はストバートVK・フォード)との間に挟まって走ったこともあり,ちょっと思い入れが大きい.ノッたら速い彼のこと.何かやってくれそうな気がするのだが…

Rally Japan 2007;Leg2 SS11 RIKUBETSU 3
“キレ”た走りを見せる J.M. ラトバラ

次にスズキ・ワールドラリーチーム.RJ初観戦の'05,陸別で見た2台のスィフトの走りは圧巻だった.鮮やかな黄色のボディー,遠くからでもそれとわかるNAの甲高いエグゾースト・ノート.ウェットなダートコースを大きくテールを流しながら,でも,FFって,こんなに速いのか?!! … 以来,スズキはどうにも気になる存在となった.
SX4でのフル参戦となった今年,ニューマシンで最初のRJ.マシンの信頼性も向上してきているようなので,トニ=ガルデマイスターらの走りに注目したい.

Rally Japan 2005;Leg3 Kuttari ReFuel
ラリー最後の給油を待つスイフト編隊

そしてスバル.

Rally Japan 2005;Leg3 Kuttari ReFuel
SS二つを残し,ラリーをリードしての給油待ち.マーカス=グロンホルム(プジョー)と談笑するペター=ソルベルグ.僅か30分後,ライン上に転がる石にRJ二連勝の夢は潰えた…

スバル乗りである私(この夏,最初の車検を通したばかりだが…)は当然,スバルチームを応援している.多くは言うまい.ソルベルグもアトキンソンも,新しい舞台・新しいマシンで,存分に奔ってほしい.
Zenkai ! Petter,Steady ! Chris.Good Luck !!
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ラリージャパン2008;私的ぷちプレビュー #1

2008-10-28 22:27:40 | Ape & Imp
いよいよ今週末に迫ったラリージャパン(以下,“RJ”)2008.
今年は Day1の SS 3 YUPARO 1 と Day3 SS 24/29 IMERU 3/4,それに Day2のリエゾンを追っかけ観戦する予定であるが,初の道央開催と言うことで,どのようなラリーとなるか大いに楽しみである.観戦を前に,私なりの視点・見どころを整理しておこう.

まずは第1弾,ルート&ステージ


アイテナリーによると,RJ 2008 の総走行距離は1,316.28km,そのうち SSは 343.69km(総距離の26%),リエゾンは 972.59kmである.'04~'07の十勝圏開催でエントラントに不評だったリエゾンの長さ(最もコンパクトだった'07 でもリエゾンは1,200kmを越える)はだいぶ改善され,エントラントの負担も軽減されたと思われる.

一方,開催地変更により,SSはすべて新しくなった.各チームともレッキやペースノートの作成には大わらわと思われる.アイテナリーの掲げるこれら新しいSSのキィワードは“フラットで見通しが良くリズミカル”であるが,私がもう一つ着目したいのは地質である.

アンモナイトに象徴される,堆積岩を主とする夕張・三笠エリア(Day1).噴気をあげる恵庭岳の山麓,火成岩中心の恵庭エリア(Day2).溶岩ドームを擁する樽前山の裾野に拡がる,火山堆積物(火山灰)に覆われた千歳・苫小牧エリア(Day2/3).地形的にはもちろんだが,地質によっても走行順や天候要因による路面変化の傾向がそれぞれ異なると思われる.

R453;支笏湖畔道路からの樽前山(2008/07/26)

とくにDay1.4箇所のSSのうち3箇所の高低差が250m以上となるこのエリアはツイスティーそうで,ウェットコンディションともなればトラクションの低下も激しく,荒れた展開も予想される.もっとも,昨年のように初日から主力勢のリタイアが相次ぐ,荒れすぎた展開は願い下げたいものだが.

Rally Japan 2007;Leg2 SS11 RIKUBETSU 3
前日レグリタイアしたペター=ソルベルグだが,スーパーラリーで
再出走,アツい走りを披露してくれた…

一方,Day3の苫小牧エリアはフラットな地形で路面はしまっており,水捌けも良いと思われる.展開次第ではかなりのハードプッシュもみられるのではないか?

札幌近郊,ラリーのルートとなるエリアは先週末にちょっとまとまった降雨があり,以降はぐずついた天気が続いている.月曜朝には手稲山の山頂付近が雪化粧した.レッキは乾ききらない路面で行われたはずなので,軽いウェットについては各チームともそれなりの感触は得たものと思われる.乾いてくるか,このままか.今後の天候も要注意である.

ラリージャパンを観戦に来道される皆様! 北海道はすでに冬に入ろうとしています.去年のRJより寒くなりそうですよ.防寒対策は抜かりなく!! お車の方は路面状況に充分ご注意を! 安全運転で,良いラリーを楽しみましょう!
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男達の夕餉

2008-10-19 22:53:54 | 烏合庵の食卓
土曜の朝.つれあいは浮きうきと友達とのお出かけ.“今日中には,戻るから (^^)”
そんな訳で,夕食は坊主と2人.とは言え,つれあいは手際良く,前日にドライカレーを仕込んでおいてくれた.

“8割方,煮込んであるからね”とのお達し.夕食1時間ほど前に鍋のままのカレーを冷蔵庫から出してとろ火に掛け,炊飯器のスイッチを入れる.煮込みの時間を使って,つれあいからの課題,サラダを仕立てることにしよう.


冷蔵庫の野菜室.レタス・玉葱・人参・ピーマン.こないだニセコで求めたルッコラが,しめしめ1把,残ってる.他にストックのツナ缶とミックスビーンズ.これだけあれば十二分.さくさく,やっつけましょう.


レタスとルッコラをちぎり,玉葱をスライスして水に晒し,人参・ピーマンは細切り,塩を当てて軽く揉んでおく.


ボウルにミックスビーンズをパッカン.しょっつる(パティスやヌクマムでも良い)・柚子果汁・米酢をほぼ等量ずつ振り入れ,ざっくり合せる.塩揉みしたピーマン・人参と晒玉葱の水気を切って豆と合せ,ツナ缶の油を加えて軽く揉み,レタスとルッコラを合える.器に盛り,ツナ缶をトッピングして出来上り.




飯を盛り,カレーを掛けたら柴葉漬と甘酢らっきょうを添え,仕上げにパルミジャーノを卸してトッピング.サラダを付けて卓を整え,坊主を呼んだら,さあ,頂きます!


ドライカレーはつれあいの手練れ,流石の安定感.ベースは市販のカレー粉だが,月桂葉や大蒜・生姜を加えた仕事でスパイシー感がアップしている.アドオンの卸チーズが混じれば,さらにコクのある味わい.サラダも良い出来,坊主がお変わりしたところを見れば,まんざらでも無かった様だ.

“ご馳走様”.後片付けは任せろ,と坊主.ありがとう.焼酎舐めてPC叩きながら,つれあいの帰りを待つとしましょうか.
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“麺武 はちまき屋”@札幌太平の“塩ラーメン”#02

2008-10-19 14:20:50 | そとめし;ラーメン
土曜日.つれあいは友達と小樽・積丹方面に“日帰り路線バスの旅”,坊主はガッコで検定試験.昼飯は私一人. 作るのも,ちと面倒… と言う訳で,近所のお気に入り,“はちまき屋”さんへいそいそと(ほぼ確信犯).

昼時を少しずらしたこともあって駐車場は空いており,待つことなくカウンター席に着くことが出来た.厨房内の大将と女将さんが笑顔で会釈して迎えてくれる.
券売機で購入した食券は“塩ラーメン+木耳多め(¥700+30-),いつも通り,“薄めでお願い…”
前のお客さんの分を調理中で私は次の番.待つことしばし.私の分の調理に掛かるころに数組のお客さんが入店される.程無く塩ラーメン,ご登場.


これこれ,お待ち申し上げておりました!
あくまで細く,きれいに切幅の揃った白髪葱の鮮やかな白さが,衒いのない設えに映えてまぶしい.

ではでは,頂きます! 早速スープを,一啜り…
 ん? 一寸だけ,変った?
前回(今年3月)頂いた時より更にマイルドになり,野菜などの甘味が際立ったように感じる.そう言えば,先月中旬,休日出張の私を出し抜いて坊主とともに訪れたつれあい(塩派)が言っていた.“今なら,みそが美味しいかも…”
うん,それ解る気がする.この柔らかな出汁に,香味豊かなあの味噌だれが合されば…

だが,それはさて置き,目の前のこの塩もやっぱり美味い!ビシっと熱いスープは滑らかそのもの,するすると喉を通り,後口もさわやかだ.風味良く元気な麺,柔らかで脂が甘いバラ叉焼と小間肉・穏かな味付けのメンマ・ぷりぷりに戻された木耳・甘味があり爽やかな風味の白髪葱.そして,それらの全てが心地良くバランスする.このスキルの高さは,一体,何なのだろう.箸とレンゲが止まらない…. 今なら敢えて薄味でなく,ノーマルで良いかもしれない.あっという間に平らげる.


昼時を大分過ぎ,かえって混み出した席を立ち,大将・女将さんと目を合わせて“ご馳走さん!”. 返してくれる,いつもの笑顔.
また,お邪魔しますね.次回は是非,正油を頂きましょう.

⇒http://u.tabelog.com/ravenatspk/r/rvwdtl/3480031/
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“名水うどん 野々傘”@京極町更進の“生醤油うどん+ちくたま天”

2008-10-16 01:58:53 | そとめし;いろいろ
体育の日の,芋買いぷちトリップ.
道の駅“ニセコビュープラザ”で男爵芋(¥1,000/20kg),他をゲット,真狩経由でマッカリヌプリ(後方:しりべ・羊蹄:し・山:やま)を半周.もう一つのお目当て,“名水うどん 野々傘(ののさん)”到着.




駐車場からは国道挿みマッカリヌプリが真正面.昼時(12時半過)の事も在り,20台以上の車で埋まる.入り口で名前・人数・ケータイ番号(or 車のナンバー)を記帳,車で待機.数組前になったら品書きを見せてもらい,オーダーを通すシステム.40分程で入店でき,2階(初めて)のテーブル席に案内される.






オーダーは通っていたので,うどんは程無く供された.坊主と私は生醤油うどん(¥600-),つれあいはぶっかけうどん(¥550-).ちくわ天(半割×2;¥250-)×2・たまご天(1個;¥150-)×2をアドオン & シェア.まいたけ天も美味いのだが,ワケ有りで見送り.






生醤油うどん.先ずはそのまま,茹て洗ったままをツルリ.もっちりとした歯切れ.腰は強くない.表面に,本体より緩めの一皮がごく薄く残り,滑りのある舌触りと小麦の風味,一刷毛の粉っぽさが鼻に抜ける.かっちりとした讃岐饂飩を至上とする向きからすれば,“〆直せ!”と言いたくなるかもしれない.けれど…


卓上の醤油(出汁醤油ではない)を一廻しすれば状況は一変,先ほど邪魔かと思った滑りが醤油を吸って極上のソースに変化する.レモンを飛沫けば,一層締る.そしてお楽しみはコレ,生醤油うどん,竹卵天乗っけ!


粋な蕎麦屋の天麩羅とは言い難いのだが,程よく油を纏ったクリスプ且つジャンキーな竹テンと,とろりとした半熟卵天,飾りのないうどんの織り成すコラボレーションは悩殺的ですらある.つれあいとシェアしたぶっかけ(つれあいイチオシ)の汁は,私にはほんの一寸だけ,甘めかな.

あー,美味かった.ご馳走様.家族3名,満足の昼餉.

因みに,此処は開店(Feb,2006)初年の秋口に,通りすがりに初訪(その時は平日の昼時過ぎ,当方含め来店2組)して美味いと思って以来今回5度目だが,麺は初訪よりは明らかに柔目にシフトしている.初訪に同席した同僚(讃岐饂飩好み)は,“あの時のほうが美味かった…”と言うのだが…
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“武蔵 本店”@札幌北郷の“こい口醤油ラーメン”

2008-10-13 22:31:16 | そとめし;ラーメン
土曜日.休日なのだが職場の床ワックス掛け立会いのため米里へ.職場の施錠を解き,業者さんに入ってもらったら,何のことは無い,あとはクルマで暇潰し.ラリー誌のラリージャパン直前特集など読みふける.昼一寸過ぎ,作業終了.業者さんを送り出して施錠.

こうなれば,当然ラーメンあたま.そうだ,此処なら“武蔵”が近い!
店に到着,入り口みれば赤暖簾.次男坊クンのお手前のようだ.
入店すると,カウンター席後ろのベンチでは既に5名ほどのお客様がお待ち.この店では,ノーマル正油と辛味噌が未食だが,今日はガツンと醤油気分….券売機の前でちょっとだけ迷い,こい口醤油(¥790-;各味全て同価格)を選択.


程無く案内されたカウンター席.目の前で,私のを含めて4杯分の醤油系,調理開始.
分量の元だれを丼に,茹で釜に麺を投入.中華鍋で野菜を煽り,出汁を廻して丼に注ぎ分ける… 私がこれまで訪れたのは親父さん(白暖簾)の時ばかりだったが,次男坊君のハンドリングも,どーしてなかなかキレがある.てぼでなく,そば揚げでの湯切りも嬉しい.


そして供された“こい口醤油ラーメン”.端正な出立ちが潔い.真ッ黒く,いかにも塩ッぱそうにみえるスープだが…

塩ッぱい… 私の好みよりは.けれど,単に塩辛い訳ではない.豚骨主体,丁寧に採られたと思われる清湯に,良く練れたかえし.味わえば深く,西山製麺の専用ラインで造られると言う風味豊かな麺も,コクは在りながら後味のすっきりしたこのスープを良く持ち上げてこれまた美味い.炒め野菜の食感も心地良い.腿叉焼は歯応えを残した仕上げで味付けは薄め.塩ならジャスト.メンマも美味い.

如何にも骨太な,トラディショナル札幌ラーメンの趣であった.
  … ご馳走様!
次回は,“こい口醤油,薄味で!(爆)”でキマリ,かな?

⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0103/A010301/1000251/
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久々ぷちツー,& そとめし,

2008-10-05 23:30:02 | Ape & Imp
“こっこ家”@当別町青山の“塩ラーメン+あれ”

日曜朝.目覚めてカーテン開ければ どピーカン!
昨夜床に入るまで走りに出ようとはついぞ思わなかったが,これは走らなければ成りますまい.お盆以来久々に日差しを浴びせる Ape,今日も一発の目覚め.庭の灯台躑躅はすでに色付きはじめ.


タイヤ圧・燃料ともにグリーン,暖機完了.気合の空吹し,一発くれて走り出す.今日のコース,厚田経由青山向き.お目当ては当然“とりたま食道こっこ家”.

あいの里から札幌大橋,太美を抜けて当別へ.石狩湾越しの北西風は思ったよりも冷たい.ライディングパンツを持っていないので,ジーンズの下にパッチを履きこんでは来たが,風が通れば結構寒い.上着は綿入れのフライトジャンパーだが,襟元から風を巻き込み充分に暖かくは無い.バンダナスカーフ,して来れば良かった…

一枚ものの皮手,悴みがちな指先よそに,低い気温で発動機は絶好調! 高岡貯水池への上りコーナー,夏の間は3速ギリだが,今日は4速,余裕で立上る.“チョー気持ちイー!!”.今シーズン一番,パワー出てるんじゃないか?
思わず開けるスロットル,たちまち免停速度超え.いけないイケナイ,自重々々.



厚田の浜は時化模様,一服そこそこ山越えに.昼ちょっと過ぎ,こっこ家着.今期3度目,塩ラーメン(¥600-).やっぱりコレは,美味いなあ…





こっこ餃子3つ… 書きかけた伝票,留めたのにはワケがある.いつもなら飲み干すスープ,多めに残してカウンター.私は始めて,“あれ,お願い…”
程無く呼び声,“5番テーブルのお客様ぁ,あれ,出来ました~ぁ”
“あれ(+¥200-)”はコレ.スープで煮込み,卵で綴じたおじや.溶き卵の甘みでぼけるかと思ったスープが,意外やしっかり主張する.美味い!


そしてもう一つ,この前家族で訪れた折,坊主が頼んだ“醤油のあれ”を啜って閃いたギミック.半分ほど食べ進んだところでテーブルの醤油をほんのひと垂し.


これも大当り! 最後の一口,醤油の風味でキッチリ絞まる.
こっこパパさん,勝手にアレンジ,御免なさい.でも,ラーメン含めて1杯で三度美味しい,大満足の“ごちそうさま!”


お土産に,“えんたま”3つ,ウエストポーチ.腹ごなし,スゥェーデンヒルズゆったり流して帰路に就く.庵に戻ればオドメーターは5シーズン目にして9,000km超え.まあまあかな.

Odo;9,034.2 - 8,926.4 = 107.8 km Trip.
Fuel;107.8km / 3.60L = 29.9 km/L.

ちょっと肌寒かったけれど,充実のぷちツーでした.
コメント (2)
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オホーツクの秋鰊一夜干

2008-10-05 17:32:13 | 烏合庵の食卓

出張帰りに寄った浜佐呂間の魚屋.オホーツクや太平洋(釧路)産をメインに箱売りの鮮魚(この日は秋鮭・秋刀魚・鰊など)や串に刺したまんまの干物類が並ぶ.当日の夕餉には間に合わないので鮮魚は避け,干物と漬け魚を幾つか.
鰊一夜干・秋刀魚一夜干・鮭腹須ピリカラ漬け.鰊は翌土曜日の夕食,他の2つは帰宅後直ちに冷凍庫.


鰊は“春告魚”とも書くが,それは主に広い回遊をして春に接岸・産卵する系統を指す.今回購入したものはいわゆる“根付き系”,比較的沿岸性の系統のものだろう.頭の後ろから二枚に卸し,尻尾で繋がる干し方が面白い.開いて干しただけ.塩味はつけていない.


“川の魚は皮から焼け,海の魚は身から焼け”.昔,婆ちゃんが言っていた.
焼き網の上,中火でじっくり.根付鰊は脂が少ないというが,比較の問題.なかなかどうして,良い脂乗りである.




こんがり焼き上げ皿に盛る.醤油もいいが,鰊は味噌との相性が良いと思う.大根卸に柚子果汁(瓶詰め)をたっぷりと掛け,味噌を混ぜながら鰊につけて頂く.


大西洋辺りからの大ぶりな輸入物と比べれば,確かに少々あっさりしてはいるが,繊細な筋繊維が柚子の香のする卸味噌と混じりながらほろほろと崩れてゆく味わいは格別だ.
中骨を外して弱火でじっくり炙り返せば,尾頭残さず“頂きました!”
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