烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

つれあい土産,“龍野屋”@松前町の“松前漬”

2010-09-24 18:11:56 | 烏合庵の食卓
先日,つれあいは友人と江差・松前方面へ1泊2日のバスツアーに赴いた.
私は仕事で両町とも何度か訪れた事があるが,つれあいは初めて.江差の舟屋など一渡り見所をリコメンドした折に何か土産はと問われたので,そー言や意識して本場モン喰ったこと無かったなあ,と松前漬をリクエストした.
買って来てくれたのがコチラのお店の2品目.量り売りを求めたそうで,パッケージや原材料表示はナシ(パッケージの商品も有るとのこと).


あまり時間が無く事前に見当をつけた(松前漬を最初に商品化したという)お店の品は見つけられなかったそうだが,飛び込みで入ったという此方も一家言あるお店のようで(そー言えば一寸前にTVか新聞紙面で見た覚えがあったよーな)…


此方は普通の“松前漬(¥300-@100g;+Tax)”
鯣は驚くほど瑞々しく戻り,昆布・醤油とともに良く熟れて雑味も無く美味い.僅かに配された鯑のプチプチとした歯触りも心地好い.猪口半分もあればご飯一膳がラクにイけてしまう(画像の分量では多過ぎです),剛毅朴訥な味わいだ.芋焼酎にも良し.酒なら山廃系だろうな.吟醸酒やビールには,あわせない方が無難かも (^^;).


もう一品は“そうらん漬(¥350-@100g;+Tax)”
多めの鯑.鯣は白スルメ,醤油は白醤油を使っているそうでやや甘口の仕上げ.口当り良くマイルドな味わいは(こちらはこれでご飯一膳分丁度),端麗な酒の温燗とも相性が良さそうだ.

お店で試食したつれあい,“(普通のほうは)一寸しょっぱいネ”と言えば,(多分)御当主に“飯に載せて食べるものだから”とすげなく返され,挙句,持帰った後は“食べ較べるなら普通のを先に”と念を押されたと言う始末.“偏屈な親父さんだったワ”とは言うものの,お味のほうは認めざるを得ない.
鯑の入らない“特製 松前漬”とやらも,機会があれば是非頂いてみたいものだ.

食べログ⇒http://u.tabelog.com/ravenatspk/r/rvwdtl/3477777/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

室蘭ステイ,再訪“清洋軒”@/舟見町で懸案の  “日華らーめん” …

2010-09-17 22:40:46 | そとめし;ラーメン
  & 宵の口は“とり金”@輪西のやきとりで一献

ラリーウィーク土曜日,SS11:Nikara Short 1 観戦後,日曜の用務に備え室蘭に移動.観戦エリアの出店でたこ焼き買い喰いしただけなので黄昏前には小腹が空いた.定宿ビズホのチェックイン前,再訪“清洋軒”さんで虫養い.


二度目の此方,昼・夕,時分の合間.前・後にお客様無し.厨房(なか)はお若い三代(?)目.前回は“醤油(大)”.塩・味噌なども試したいけれど,此処はやっぱり“日華(醤油のみ)”,お願い!
今朝方は早出,新聞は1面の見出し眺めただけなので,備付けの朝刊斜めに読みつつ暫し.


“お待たせしました,日華です”
カウンター越しの御登場,一寸ファニーなお顔立ち.ノーマルラーメン;チャーシューのポジションを,掻揚げがコンバート.スープは此方も一寸だけ薄濁り.それでは早速,頂きまーす!

あれ? 醤油とはスープの仕立てが違う.生姜はさほど感じない.代わりに魚系(鯖か宗田の節だろうか?)の主張が強めに出ている.ひょっとして出汁の配合が違うのかな?
むしろ“汁(つゆ)”と言いたいこのスープに,件のしこしこ自家製麺が抜群に良く合う!
小海老が主体の掻揚げはあげ置きなので,油がほど良く切れている.押し気味の揚げ加減で香ばしく,汁を吸ってじんわり解けた具合もまた好し.

いやー,“そば”だねこれは,中華そば.いや,だから“日華そば”なんだな,きっと.“掻揚げを載っけた”だけじゃない.蓋し佳味!
ああ美味かった,御ッ馳走ォさン! 今度は是非とも“味噌”を頂きましょう!

食べログ⇒http://u.tabelog.com/ravenatspk/r/rvwdtl/3623851/


ビズホにチェックイン,シャワー浴び,缶ビールで喉潤せば早,宵の口.折角だから“鳥よし”さんで呑るか! と出て見れば,ありゃ,今日はお休みか. 為ればこそ,追って古株の此方は如何? と,ゆーワケで…


間口から左一列のカウンター席,奥に小上り.炉前は大将と女将さん.小上りに御家族連れ,カウンターには前客様無し.端近のカウンターに落着けば,注文の間にバラけて2名様がご来店.
基本の串物は一本¥120-.鶏系もあるが御当地柄,初見はやっぱり豚系をたれで.(大きい画像左から)精肉・ハツ・もつ・レバ,2本毎お願い!
徳利のお酒の他に,カウンター奥の冷蔵ショーケースには各地の地酒十数銘柄.お,“酔鯨”有るじゃないスか!


いや,美味しい.たれの塩梅・焼き加減,かっちり決まってます.
翌日早朝が控えているので“鯨海酔候”とはいかなかったけれど,此方はまた,ぜひお邪魔したいですね.次の端には,“ボンボッチ(塩)”を頂きましょう!
ご馳走さまでした (o^ ')b

食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0108/A010803/1010705/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラリージャパン2010;Day2ちょっとだけ

2010-09-12 23:50:22 | Ape & Imp
随分遅くなりましたが… (2010/09/16 公開)
ラリージャパンDay2,SS11:Nikara Short 1 の画像,一寸だけ.

競技開始前,オフィシャルのコースカーによるコース確認.インフォカー⇒00カー⇒0カー(00・0は競技スピード).


ダストスモーク巻き上げ,0カー(スバル インプレッサ WRX; 鎌田 卓麻 ドライバー),マジです!

SS11 競技開始;10:28.


Day2出走(Day1順位)順トップ;今日の砂利掃き,ペター・ソルベルグ選手(シトロエン C4).気合い,入ってます!(扇子の向こう側はこーなってマス


シトロエンワークス期待の成長株;セバスチャン・オジェ選手(シトロエン C4).スムーズ且つクイックなコーナーワーク.


フォードワークスの暴れん坊;ヤリ=マティ・ラトバラ選手(フォード フォーカス).今日も,キレてまーす!


'09チャンプ・'10シリーズリーダー;セバスチャン・ローブ選手(シトロエン C4).何時もながらのクレバーな走り.


オレンジ・フォーカス;ヘニング・“お兄ちゃん”ソルベルグ選手(フォード フォーカス). 結構,リキ入ってます!


F1(フェラーリ)からWRC(シトロエンジュニア)へ;キミ・ライコネン選手(シトロエン C4). おー! 結構,思いッ切りイイすネッ!


今年も来ました,赤ブーン!; 原 宴司 選手(ダイハツ シリオン/ブーン). 1.3L/NA/FWDにしてこのパフォーマンス!!  満場,叫快哉!


'08に続き2度目の出場; 哀川 翔 アニキ もとい! 選手(フォード フィエスタ).気合のインリフト!

WRカーの出走が終わると次の観戦ステージに移動のため退場する方々もおられたが,多くの皆さんがNカーは勿論,競技後コース確認のスゥィーパーまで熱心に応援していらっしゃった.こう言う雰囲気は,嬉しいなァ.

観戦後は翌日の用務に備え室蘭に移動.'05 のラリージャパン初観戦以来欠かさなかったリエゾン観戦は已む無く割愛.一寸残念.
輪西;定宿ビズホのLANにモバイルノートを続ぎ,WRC/RJのオフィシャルサイトでDay2のリザルト確認.
私の観戦したこの日最初の SS11 で早々とステージトップタイムを叩き出したペターが首位をキープしてはいるが,後続との差は僅か.10秒のペナルティー(故;SS13:ジャンプスタート)も気にかかる…


… 日曜,夕刻遅く帰庵.
Day3の競技中はびっちり用務でラリーの進行状況は全くの聾桟敷.早速オフィシャルサイトでリザルト確認.
結局,Day2までラリーをリードしていたペター・ソルベルグ選手(プライベーター)はDay3はタイムが伸びず総合2位でフィニッシュ,代ってセバスチャン・オジェ選手(シトロエン)が優勝,ヤリ=マティ・ラトバラ選手(フォード)が3位のポディウムとなった.

総じて言えば,荒れに荒れた前回(2008)よりは落着いた展開で天候にも恵まれ,“安心して”見ていられるラリーであったように思う.
残念ながら前回限りで撤退してしまったワークスもあるが,力の限り不整路を疾駆するマシンたちを間近に感じるラリー観戦は楽しい.
次回のラリージャパンの開催は未定だが,さらに良いイベントとなって北海道に戻ってきてくれることを心より願いたい.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラリージャパン2010;Day1これだけ

2010-09-10 23:39:16 | Ape & Imp
2年ぶりのラリージャパンが始まったのだが,今回は全く動きが取れない.毎年用務の集中しがちなこの時期だが,盆以来の雨や何や彼やで,今年は余計.辛うじて明日(11日:土曜)午前中だけは何とか.SS11:Nikara Short 1 観戦予定.

何と言ってもスバルのWRC撤退を乗越え,自前のチームを率いてペター(ソルベルグ;PETTER SOLBERG WORLD RALLY TEAM)が帰って来てくれたのが嬉しい.乗車(シトロエン C4 WRC)のワークスに組しない気概も,彼ならではだろう.
Day1のオーバーオールでは嬉しいトップ.明日も“Zenkai!”を期待したいが,インフルエンザに罹ってしまったとの情報が気懸かりなところ.

シリーズリーダーのセブ(ローブ;CITROEN TOTAL WRT)は初日はムリをしなかったようだ.
ペターとの差54秒の6位.隙あれば,じわじわとポディウムの端を狙うつもりだろう.相変らず,徹底してクレバーだ.

この二人と,その間に入っている4人が,恐らくはポディウムを争うことになるだろう.個人的には,ヤリ(ラトバラ;BP FORD ABU DHABI WORLD RALLY TEAM)とペターの一騎打ちとなる展開を期待しているのだが…

ポディウムとは一寸離れた位置にあるが,F1(フェラーリ)から転向して今期シリーズ参戦中のキミ(ライコネン;CITROEN JUNIOR TEAM:Day1=10位)の走りにも注目したい.
今期最高となる第4位(Day1終了時点でセバスチャン・オジェ;CITROEN TOTAL WRT)とは3分半ほどのビハインド.挽回成るか?

残念なのは,新井(敏弘;SUBARU TEAM ARAI)選手が SS4 Shikot 1 でクラッシュ,マシンのダメージがひどくラリーリタイアとなってしまったこと.体の方は大丈夫とのことで,一安心はしているのだが…


ともあれ,明日の1ステージ・オンリー.スゥィーパーまで存分,応援しましょう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初秋のブリ大根

2010-09-07 22:17:00 | 烏合庵の食卓
先週末.9月に入ったものの,秋刀魚も秋鮭も漁模様はいまひとつのようで,代りに道東方面の定置網では鰤や黒鮪,果ては翻車魚までもが揚っているという.なんだか,北海道の秋らしからぬ… 
と思いながらの休日スーパー,目に付いてしまった“ブリのあら”(なんか,ムチャ振り^^;)ゞ ま,レギュラーにブリが揚る函館産ではありますが.ついでに大根掴んで,一寸時期外れ? の“ブリ大根”.


帰庵して,パックの中身検めてみれば鎌周り,上と下の欠片が一切各.此方は塩焼きで頂きましょう.別に取って塩をして,冷蔵庫に休めたらブリ大根の下拵え.


大根の下煮はつれあいが手錬,チャチャっと一仕事.何時もは米の研ぎ汁で湯掻くが,今夜はご飯を炊かず,残りの冷や飯を水飯(すいはん)で啜る予定.一寸いたましい(勿体無い)が一撮みの生米を入れて水から炊いてある.これはそのまま冷ましておく.

ここから私の出番.先ずは昆布の水出汁を仕掛け,ブリの拵えにかかる.脂の乗り切った冬場の鰤向きの,こっくりとした炊き方ではなく,さらりと食べられる,薄味のおでんのような炊上りを目指す.


一口大にブリを切り分けたら,八割がた味を決めてしまうつもりで強くべた塩をして笊に取り,冷蔵庫で2時間ほど休めておく.


存分休めたら次は霜降り.一度洗ってから,と言う方もいらっしゃるが,状態も良く,なるべく身に水を当てたくないのでざっと水気を振落し,そのままぐらぐらと沸いた湯に放す.


ざっと混ぜ,ホンの10秒ほど湯掻いたら冷水に取って,残った血の気などを落とし,笊に揚げて水気を切る.


ここから煮付け.鍋に水出汁しておいた昆布を敷いてブリをならべ,水出汁+水3:酒1ほどの割で鰤がかぶるくらいの煮汁を張り,薄切り(皮付きで)生姜を散らして中火に掛ける.煮立ちかけたらとろ火に落として10分程.煮立てなければあくはさほど出ないが,気になれば引く(画像はあくを引く前).


ブリにあらかた火が通ったら煮汁の味をみて(ブリから出た塩気で吸い地程度のあたりはついているはず),味醂少々と香程度の醤油で整える.


下煮してあった大根を軽く水洗いして並べ入れ,中火に上げてさっと沸いたら再びとろ火.15分ほど炊いたら火を止めて,粗熱が取れるまで休ませておく.

食べ際に温めて昆布と共に盛付けてたっぷりの煮汁を張り,白髪葱を天盛り.ブリ鎌の塩焼きも添えて,頂きます!


うん,なかなか上手くいきました.
ブリと言えば“寒鰤”を思い浮かべがちだが,今回のものは鎌などの大きさから稚鰤(わらさ:60cm程度のもの;秋の季語)クラス.図らずも,時季柄は良しか.
たっぷり塩をして休ませたので身には味が回っており,大根は確りブリの旨味を含みながらもさっくりとした歯切れ.脂の多い鎌を焼き物に回したのも功を奏し,残暑に嬉しい,さっぱりとした味わいに仕立てることが出来た.
道産稚鰤,侮り難し.とても美味しく,いただきました!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枝豆を浸す

2010-09-03 22:32:18 | 烏合庵の食卓

ご近所の家庭菜園から,黒大豆の枝豆をどっさり頂いた.全部湯掻いて,早速ビール(風;リキュール類)のアテに堪能したが,量が量なので少し余してしまった.然在れば残りも美味しく頂くべし.浸し豆風に仕立てる事にした.


と,ゆーコトで,早速,浸し汁を仕掛けにかかる.先ずは半カップほどの水で昆布(5cm角2~3枚)と煮干(目刺大2本くらい;頭もわたも取らずにざっと裂く)を1時間ほど水出汁.その間に枝豆を鞘からプチプチ取り出しておく.賄いなので,粒の選り好みはしない.


水出汁をとろ火に掛け,煮立てないように20分ほど.火を止め,粗熱が取れたら昆布と出汁殻を引揚げる.昆布は小さめの短冊に切っておく.


昆布を出汁の鍋に戻してとろ火に掛け,酒(大匙2ほど)を加えて塩で吸地より少し強めにあたりを調え,香りに少々の醤油をおとす.


ふつと沸きかけたところに鞘から出しておいた枝豆を加え,一混ぜして火を止める.そのまま冷まし,あとは一晩(2~3回混ぜるが吉)冷蔵庫で休ませれば,“枝豆の浸し”,出来上り.


こちらもビールに相性ばっちり.美味しく,いただきました!

p.s. ;
結構な量がとれたので,更にもう一晩置いてみました.味が良く浸みて,豆自体の甘さも増した感じ.こっちの方が美味い!
出汁は好みで昆布と鰹節でも良いと思います.濃い目にネ (o^ ')b
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“柳前(ヤナギノマイ)”を餡掛でいただく

2010-09-02 22:19:23 | 烏合庵の食卓
先週末,例によって休日のスーパー.鮮魚コーナーの一角に据えられた発泡のトロ箱.青い秋刀魚の隣には赤いコイツ,柳前.小樽産とのこと.少々小振りだが一匹付けには丁度良い.1尾¥100-は御の字.人数分を掴む.


鮮度の良い大振りのものなら刺身,一匹付けサイズならば煮付けや塩焼きが定番の魚だが,空揚げもなかなか捨てがたい.下拵えしてつれあいに託し,餡掛に仕立ててもらう事にしよう.


鱗を引き,わたと鰓を抜いて洗い,水気を切ったら背骨に沿って両側の身頃中ほどまで切込みを入れておくと火が通りやすくなる.ごく軽く塩をして水切りバットに並べ,冷蔵庫に休めておく.


一寸野暮用足しに出て,戻ればつれあい,仕立てのまっ最中.水気を拭取って片栗粉(馬鈴薯澱粉)を塗し,中温の油,お玉で廻し掛けつつじっくりと.
千切り野菜(玉葱・人参・青椒)を炒めて市販の麺つゆを薄めて加え,片栗粉でとろみを付けた餡を掛ければ出来上がり.熱々を,いただきます!


メバルやソイの仲間としてはやや身の柔らかめな魚だが,ほろほろとした白身の軽やかな甘さは捨てがたい.甘辛・和風味の餡との相性も良い.あるいは揚げたてをシンプルに,花椒塩とレモンで頂くのも良いかも.少々の難は,骨が硬いので中骨ごと齧れるようには揚げづらい(身に火が入りすぎる)ことと小骨が少し煩い事か.
ともあれ美味しく,いただきました.今度見掛けたら,清蒸にでもトライしてみようかな.

補追:
ヤナギノマイは,通例“柳舞・柳之舞”と漢字書きするが,やなぎ(海底のウミシダやヤギ類のこと)の前に棲む(或は獲れる)魚を意するとの説を採って“柳前”とした.
ソイ類としては身が柔めと書いたが,尺近い型物の,未だ硬直が残るような鮮度のものは適度に身が締り,刺身魚としても申し分ない.
オレンジの皮目が美しく,皮際のゼラチン質(流行りに言えば‘コラーゲン’かな)に何とも言えぬ好い甘味があるので是非とも焼霜に造りたい.ただ,皮目の柔らかさとゼラチンのせいで,私の拙い切付けでは,大概,剥がれちゃうんだよなァ (^^;)ゞ
柵取りした後の粗は,勿論,潮か三平に仕立てる.ホント言うと,そっちを味わうために刺身を造ってたりして…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする