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烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

Ape,チェン調整

2010-06-26 22:17:19 | Ape & Imp
午前中,つれあいの食材調達に付き合った土曜日.日曜の走りに備えApeを軽整備.
先だってドライブスプロケットを交換した折,メカニックさんから“チェン,緩めにしてありますから”と言われてはいたが,その後300kmほどを走ってジャダーが少し気になりだした.今までは節目の整備(シーズンインのオイル交換など)ついでにショップにお願いしていたのだが,これを機会に自分でも… と,ゆーワケで (^^;)ゞ

ユーザーマニュアルには,チェンの遊び(弛み)の範囲と“緩過ぎる時は走行しないこと・調整すること”との注意が記してあるが,調整の方法についての記載はない.本来はサービスマニュアルを購入しそれに従うべきだろうが,何れローテク(ベーシックと言うべきか)な一台,そこはそれ.元来機械好きの目見当で…

Apeをガレージから引き出し,サイドスタンドを立ててチェンの弛みを確認.


やっぱり相当緩んでる.50mm以上は有るな.“走行しないこと”の範疇ですナ.早速作業開始.


先ずはリアブレーキロッドのアジャスターを充分後ろまで送り,


スィングアーム後端;チェンアジャスター(左右)のロックナットを緩める.


リアハブボルトのナット(チェン側:左)を緩めたら,


チェン側のチェンアジャストナットを締めて規定の弛み(25~30mm)近くに合わせる.


同側のインジケーターを確認して反対(ブレーキロッド)側のアジャスターをインジケーター同位置まで締める.


バイクを起こし,前後左右に2~3度軽く揺すって馴らし,チェンの張りを確認.


必要ならば再度アジャスト,決まったらロックナットとハブボルトをきっちり締付けて作業完了.


最初に緩めたリアブレーキのアジャストも忘れずに (o^ ')b

調整後,豊平川向こうの職場まで野暮用足しついで,一寸遠回りの試走.ジャダー解消(当り前か),リニアに掛かるトルクが心地好い.やっぱりセッティングはきっちり決めておくべきだな.面倒がらず,小まめにやらなきゃな.

さてさて.明日は何処を,走ろうか…
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ウグイを食べる #02;

2010-06-12 08:55:47 | 烏合庵の食卓
“ウグイのポワレ,エリンギソース”

先日,友人より“ウグイ,要らんか?”と声が掛かった.鮎師なので,解禁(道内は7月1日)までの慰みに出したヤマメ釣り(北海道の釣師は‘やまべ’と言うことが多い;道南の解禁は6月1日)の竿にでも掛かったのだろう.丁度3本あると言う.
選んで釣る男なので例え良型とは言え外道を得意気に曝す事は無い.私の下手物喰いも承知なので,態々拙庵人数分を取り置いてくれたのだろう.有難く頂いた.


氷詰めから早速取り出してみると,流石に状態は素晴らしい.瞳は澄み切り鱗も鰭もピッとしている.尾鰭の先が尖っているのを見れば,丁度産卵に遡上してきた降海型のようだ(所謂‘あかはら’).体表に臭みは殆ど無い.折角だから皮目も使い,前回は中国風だったので洋風に仕立てようと目論んだ.

先ずは身卸し.今回は鱗は引かない.束子で滑りを落としながら水洗いして三枚に.


両面に軽く一塩当てて皮目を下に水切りバットに並べ,バットにラップを掛けて冷蔵庫で一晩寝かせる.


焼き始める1時間ほど前に取り出し,形ばかり骨切りをして身頃に軽く粗挽き黒胡椒を振り,千切ったディルを散らして休めておく.焼く間際に皮目に浮いた滑りをキッチンペーパーで軽く拭う.


休めている間にソースの準備.エリンギ(1パック)を長さ半分に切り,繊維に沿って3mmほどの細切りにして,オリーブオイルでじっくり狐色に炒めておく.


じゃ,そろそろウグイ焼きましょう.油も一寸,工夫して.
フライパンにオリーブオイルを引き,潰した大蒜一片を入れて弱火に掛け,風味をじっくり油に移したら,


皮目を下にしてウグイを並べ入れ,火をこころなし強める.そのままじっくり5分強,蓋はしない.9割がた皮目からのつもりでゆったり火を入れてゆく.大蒜は焦目が付いて来たら取除く.


上から見て生っぽいところが消えかけたら身頃に返し,強火に上げて軽い焦げ目を付ける.皮目が狐色に足りなければもう一度返してカリカリに焼き上げる.

焼き上げたウグイを皿に盛り,ソースの仕上げ.
ウグイを焼いたフライパンのこびり付きを酒(半カップほど;大胆に赤ワインでも面白いかも)でデグラッセしてエリンギのフライパンに移し,強火でツめる.ウグイに丁度頃合の塩が回っているのでアタリは敢えて足さない.半量ほどに詰まったら弱火に落としバターひと欠けでマリアージュ.2・3滴のウスターシャ・ソース(バルサミコがより良いと思うが拙庵には在庫が無い;赤ワインなら多分醤油が好い)で落着かせる.


皿に盛ったウグイ(グリーンアスパラとレッドベルのソテーを添えた)にソースを掛けてディルを飾る.“ウグイのポワレ,エリンギソース”,どうでしょう?

自薦ですが美味いです.ほっこりしたウグイの身は,やっぱり甘い.加えてじっくり焼き上げた鱗がさくさくと香ばしい.コイ科の底力を実感する.ただひとつ,腹骨(肋骨)が舌に触るのを除けば.その辺りの工夫が,やっぱり一番の課題かな.
ともあれ美味しく,いただきました.
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Ape,“果て”へ …

2010-06-06 15:13:09 | Ape & Imp
“カラバトカリー”の“パキスタンカリー(セット)”

6月最初の週末は一寸曇りがちながら風は穏やか.昼近くなれば晴れて気温も上がって来るべ.今日はちょっと高いとこまで上がってみるか.前週換装したスプロケ(ドライブ;ノーマル 14T)の様子見も兼ねて.

先ずは前週と同じ,新川通り⇒道央新道⇒札樽国道.いや,巡航ラクだゎ (b^ ')b
12T の時は流れに乗せると5速でもいーだけブン回してる感じだったが,何だか随分余裕が出来た感じ.開ければまだそこそこ加速するし(平坦・無風の場合だけど).
発進加速はやはり前のほうが鋭いが,2速でかなり引っ張れるから実質さほど遅い訳ではないだろう.ツーリングユースなら楽に走れたほうが有難い.ノーマルってのは,矢張りワケ有りなのネ.


朝里市街で左折,今日はそのまま温泉街を抜ける.久しぶり,いや,このループを単車で上るのは初めてか.


オタルナイ湖畔で一休み.先週に続き,小樽の水瓶編.こっちはかなり新しめ.
朝里峠(EL≒670m)は今のとこ,Apeと私の最高到達高度かな.気温はおそらく20℃までは上がっておらず,湿度もあまり高くは無かったので,発動機が息をつかないのが有り難い.さすがに殆ど3速固定だが,割とするする登ってしまった.


とんと御無沙汰,札幌国際のゲレンデ下を抜け,


下って水瓶,札幌編.思ったよりも単車は少なく,朝里からここまで対向5台,オーバーテイクはしもされもせず(停車中除く).

定山渓からR230で札幌方向.13時半,五年ほど振りかな?,
“果て”到着!


まあ,逸話の多いお店ではあります(店名で検索⇒ ^^;)ゞ
初めて(まだ商品名と店名が同じだった頃ネ)の時は,メニュー構成と出てきた皿(とオヤジ)の面構えにブッ飛んだ.


“こんなモンでショーバイ出来るンかいッ(怒)!”(画像は中盛;¥780+100-)
いや,失礼! 自分で作った(骨付きの形を残したかったのに)グズグズに煮崩れてしまった失敗チキンカレーがカブっちゃったので,つい (^^;)ゞ…
 … 一口喰ったら, “御見逸れ致しやした! m(_ _)m”
“一部の人に理解される”その味に,コロっと参っちゃったんだけど.
拙庵からは札幌市街を殆ど丸々縦断しなければならないのでなかなか足が伸びず,あまり何度もお邪魔せぬ間に息子さん(現オーナー)が店に出るようになったなと思っていたら,オヤジさん出奔して横浜に店出しちゃったらしい

久々のお味… やっぱり,参りました m(_ _)m
インスパイアのつもりの“ナンチャッテ・パキ・カリー”の体たらく,面目次第も御座ェやせん.チャイで顔ォ洗って出直してめェりやす.真ッ平,御免なせェやし!


私の頂いた皿には骨が見当たらなかったので,勘定の時オーナーに“ホネ,入らなくなったんですか?”と問えば,“いや,入ってるコトも有りますョ”.いーなー!オヤジさん譲り?そのアバウトさ.ホネ齧って中の髄啜るのが好きだから,次回は“ホネ入れて!”ってお願いしてみようかなァ.

食べログ⇒http://u.tabelog.com/ravenatspk/r/rvwdtl/4571469/

石山通りで市街縦断,新琴似を掠めて帰庵すれば,
Odo;(10,000+)0711.5 - 0605.7 = 105.8 km Trip.
 Fuel;105.8km / 2.71L ≒ 39.0 km/L.
ちょっくら燃費も伸びてヤデウデシヤ.
“果て”まで行った割には短いぷちツーでした.

p.s.:
この項執筆時点でApeは坊主乗っけて浜益方面を走行中.天候も良し.良いぷちツーになっていることだろう.帰ってきたら,こっちも燃費計算してみるか.
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