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烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

“おそば 枯淡”@札幌/西野で“もりそば”を手繰る

2013-03-17 15:00:49 | そとめし;いろいろ
暫く“そとめし”カテゴリーの記事を上げていなかったが久々に.
口コミサイトで気に掛かっていた“生粉打ちの江戸蕎麦”を謳う西野の蕎麦屋さん.土曜日の中食;つれあいの女子!?会いーコトに,Impを駆って一人いそいそ (^^;)


弥生も半ばと言うのに今年の山之手はまだ雪多く,案内では3台分の駐車場は路側の雪山にも阻まれ2台が精々.傾斜地なので二駆では辛いだろう.こじんまりとしたお店は御亭主夫妻お二人の切盛りと伺っていたが,口切りの店内には未だ奥様はお見えでは無かった.

種物も中々好いようだが確めたい事が二つほど有って初心の“もりそば(¥750-),お願い”…(給料(小遣い)前とて些か懐が寒かった為では断じて無い!…こともない ^^;)ゞ
まあ,お江戸の蕎麦と言えば“並木”しか知らない自分が“確める”なんざ甚だ僭越なのだけれど.


5分程で運ばれた“もりそば”の設えに,一つ目の答えは既に出た.
角盆の右奥に汁徳利,手前右に蕎麦猪口,左に箸置きを兼ねた薬味の小皿.そして…
真ン中に据えられた丸笊は膨みが上,籖目は縦.さらりと拡げた蕎麦の淡い鶯茶.“藪”,ですねぇ(嬉).

猪口に汁を少し採り,強い酒を啜るようにツと一啜り.辛い!けれど尖らない.芯にずんと重い旨味.“藪”の常道;香を飛ばすように長く煮出した強い枯節出汁に生かえし,と思う.
蕎麦はこれまで頂いた生粉のなかでも出色の細打ち.手繰った長さの四分一に猪口の辛汁をちょんと付けて,ずッと啜ればするりと喉に落ち,越し端に淡い香がふっと抜ける.      …美味ぇ蕎麦,だねェ


江戸蕎麦の常とて盛りは控え目.さらりと手繰り切る頃合に土瓶たっぷりの蕎麦湯.汁を展ばせば二つ目の答え;鰹の出汁がぐんと立つ.江戸前の蕎麦ならば,私はさらりとした釜湯で一向構わないのだけれど,此方では態々の仕立てのようだ.されど有りがちに重過ぎず,汁展びの好い素直な誂えが嬉しい.

蕎麦湯まで頂きおえて腹は七分,というのが正直なところだが,満足度は高い.もし近所ならば,“そば前に天抜き,〆にもり”と行きたいお店なのだけれど…

終始私一人だったのを好い事に,勘定掛に御亭主と二言三言お話をさせて頂いた.“上野藪”で勉強されたとのことで,“並木”を引合いは野暮天かも知れないけれど,品書きの“のりかけ”などには並木への想いも込められていると拝察する.“札幌では一番辛いと思います”と含羞む様に仰る笑顔が印象的だった.
まだ(少なくとも私よりは)お若く,お店の名より御亭主の気負いが少し前に出勝ちな印象もあるけれど,蕎麦への想いの故とも思う.次は是非,“花巻”など頂きに上ります.美味しかった.御馳走様でした.
                       鶯や蝦夷地の藪の笹深く 鴉子

食べログ⇒http://u.tabelog.com/ravenatspk/r/rvwdtl/5030607/


2013/07/12 追記;蕎麦屋から中華そば屋へ
2013/05/27 に蕎麦屋としての営業を終了され,07/07 に中華そば屋として再出発されたようです.近々お邪魔したいと思っています.
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ビズホで山菜料理;ポン菜(ヨブスマソウ)でサラダ&山菜天そば

2012-06-13 23:43:03 | そとめし;いろいろ
名寄周辺に8泊9日.
作業場所の近くに一寸した滝が有ると聞き,インターバルタイムに散策.


行きがてら,林道脇に予てより試したかったヨブスマソウ(ポン菜)をぽつぽつ見掛け,しめしめと帰り際に道草摘み.




“よぶすま(ムササビ=野衾)”の翔ぶ姿に見立てられる三角の大きな葉.
大分おがった(成長した)ものが多かったので,出来るだけ若いもの・産毛の残る先っぽだけを選び一掴みの収穫.


ビズホ備付の電磁ポットで湯掻き(30秒程),水に取ったら一絞り.もう一度洗い,更に硬めにもう一絞り. コンビニで調達の食材と併せた二品.


ポン菜のサラダ;グリーンサラダ+胡麻ドレッシング


山菜天ぷらそば;どん兵衛天ぷらそば(液体つゆ)ベース

春菊と良く似た爽やかな香り,しゃくしゃくとした茎の歯触り.
美味しく頂きました.御馳走様でした!
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“いずみ食堂”@日高町/門別で“ぶた肉山菜そば”;              … Again!

2012-05-18 22:28:22 | そとめし;いろいろ
今週金曜も日高で作業.
行き掛け;先週は拝めなかった日高幌尻(Alt=2053m)が残雪を纏ってくっきり.撮りたかったが後続が居るのでスルー.昼過ぎの復路は案の定,夏雲が湧きピークを隠す.嗚呼…

画像の代償は昼メシで (^^;)ゞ… 多分,3年半ぶりのコチラ.


14時を過ぎて空いた店内.入って右手,2番のテーブルに落着く.
わしわし喰らう蕎麦は,やっぱり温かいのが相応しい.肉モノは鴨や老鶏も有るけれど,田舎の此方は田舎為り,粋な蕎麦屋じゃ置いて無い,おっ母ちゃんが作って呉れた様な“ぶた肉そば”が好みです.


三枚肉から滲み出た脂のコクを含んだ一寸甘めな汁が,件の極太縮れ;もっちりした蕎麦に絡んでなんともウマい.山菜は蕨が主体,葉物はポン菜(ヨブスマソウ)かな?香り佳し.拍子木の長薯,柔白の煮葱と薬味の小口も好い按排.
変らず,旨いなァ.何処にも無い美味さ.御馳走様でした.

食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0108/A010804/1000908/

p.s.:
山菜は蕨が主体なのは変りませんが,その他はその時のストックにより多少変動するようです.
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日帰り温泉ドライブ;お目当てはカレー?! @豊平峡

2011-08-13 21:34:28 | そとめし;いろいろ
お盆の入り,どピーカンの土曜日.
前倒し盆休暇で帰省中の長男坊(翌日帰還予定,+つれあい)を伴いささやかなイベント.次男坊は前日残業⇒飲み会のナガレで爆睡中.敢えて起さぬ,悪く思うな.
行く先は先月つれあいと赴いた“豊平峡温泉”
札幌北辺の拙庵出立は午前9時.豊平の川辺を通り石山通り(R230)に合流した処で早速捕ったお盆の混雑,進みません.定山渓温泉街まで,時としてチャリにも抜かれる始末 (-。-;)
普段なら休日でも1時間ちょい見れば十分なのだけれど,所用2時間半;11時半,よ~やっと,着きました,々々 (^^;)


初訪時(施設画像はその時の物です),あちこちから評判を聞いて期待値極大だったつれあいは,車を降りた刹那,その余りにソボクな外観に“ドン引きオーラ”全開だったのですが…
結果,ハマりました.日帰り温泉否定派(風呂上りはフルーツ牛乳では満足出来ない)の私共々.

道中の混雑を他所に空いた館内,皆さん遠出に向われた所以か? 有難や,何はともあれ先ずはお湯.玄関右手の階段上り湯殿にいそいそ.

二つ有る浴場は其々内湯と露天湯を備え,奇/偶数日で男女が入替る.折り良く前回とは逆の浴場に入ることが出来た.
湯船に溢れる湯は一寸濁って何やらもやもやが漂ってるし,浴槽の縁や床は赤茶けてるし,処々濃い緑色の染みが着いてるし …
  … だけど , だから ,,,  い~湯です!
湯の色・当り・漂う湯の花,床にこびり付いた鉄を含んだ石灰華まで,長万部/二股(ラヂウム温泉)の湯にとても良く似た印象.分析表を見れば此方ではラドンの検出は無いし,アニオンは塩化物イオンより炭酸水素イオンが勝ると言った違いは有るのだが,札幌近郊でここまで石膏の強い湯は他に無いのでは有るまいか.
今回浴した露天(奇数日男湯;ムイネの湯)からは名の通り二山越しに無意根山(むいねやま:alt=1,464m;ムイ・ネ・シリ:箕の・ようである・山)のピークをくっきり望む.残雪の時季は,一入だろ~なぁ…
先日浴びたもう一つの露天(偶数日男湯)は一転裏山の山腹借景,林の力を間近に感ず.時季ならば庭の石楠花が見事だろう.
広い露天は私たち含め終始5~6人ほどでゆったり.たっぷり1時間,堪能いたしました.

休憩所の生ビールで喉を潤したら,イザ,“ONSEN食堂”へ!
前回は席待ちが次々出るほど激混みだったのだが,今回はすんなり.奥まったテーブル席に落着いたが,桟敷のテラス席からは湯の滝落ちる庭園を一望できる.


入浴料金の支払い時に併せて購入した食券を食堂入口の係りに渡し番号札を貰って待てばやがて,“○○番のお客サマ~”と呼出し.銘々カウンターから料理を受け取り席へ.


今回の私のチョイスは“タンドリー・ミックスグリル:ベジタブルカリー,タンドリーのチキンとシークカバブ,ナンのセット;¥1,550-”.

何と言っても焼き立てアツアツのデッカいナンがウマいッ! 薄焼きなのでもっちり感にはやや欠けるが,クリスピーに香ばしく焼上げられた生地は粉の甘さが際立つ.


タンドリーチキンとシークカバブは控えめな塩気と程好い香辛料で素直な味わい.もう一息ジューシー感があれば文句なし.
ベジタブルカリーの具材はポテトとミックスベジタブル.具材的には正直ややチープな感を否めないが,このお店のベーシックなカレーソースを味わえる.タンドリー2種の肉気に添えるには良い組合せと思う.

これに加えてつれあいの“コラーゲン入りキーマカリー;¥800-”と長男坊の“ドーキシミキカリー:チキンカリー・ナスとトマトのカリーの2種セット;¥1,200-”(カリーは全てナン付き)をシェアしていただいた.
前回(私:マトン・つれあい:チキン)と併せ5種のカリーを頂いた訳だが,ソースのベースは同じながら具材に沿わせてきっちり作り分けられており,其々違った味わいでどれも美味い.今のところの私の推しは“ラム”と“ナスとトマト”かな.

特徴的なのは,此方ではソース(グレービー)のベースとなる玉葱の仕込みにサラダ油を使っておりスパイス使いも穏やかなこと.
ギー(乳脂)をふんだんに使い強いスパイスを利かせたこってりオイリーで刺激的な“高級インドカリー”を希求の向きには物足りぬかもしれないが,私にはストライク.実にベーシックで庶民的なインドカリーだと思う.辛さ(5段階;食券購入時に指定)はもう少し辛めな設定があってもイイかな (^^;)ゞ

あ~美味かった,満足です. 食器を下げてカウンター前を出口に向えば厨房のインド(?)人シェフたちが笑顔で送ってくれる.
ご馳走様でした.またお邪魔しますね.今度は“チキンマクハンワラ:タンドリーチキン入りのカリー”を Verry Hot で頂きましょうか(さりとて蕎麦メニューの‘がんじす;カレー蕎麦’も気になるんだよなァ).

つれあいにハンドル託した帰路は甚だスムーズ.夕飯の買い物して帰庵しても15時ちょい過ぎ.まったり過ぎた盆の入りでした.

食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0103/A010305/1000167/
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積丹/入舸;うに丼ツアー with Imp,2011

2011-07-09 21:39:54 | そとめし;いろいろ
“食事処 鱗晃”@積丹/入舸で“生うに丼(赤白二食丼)”を食す

うに解禁直後のぷちツーでは自制したうに丼.7月に入り,満を持し.
昨日今朝,AMeDAS美国のデータはずっと弱い出し風(陸から海に向って吹く風).凪は間違い無し,旗は揚がっている筈だ.お天道様は拝めぬが,ここは一番,出張りましょう!
Impのナビにつれあい据えて,イザ,新川・銭函ディパーチュア.ぷちツールートをゆったりトレース,入舸アライバルは12オン・ジ・アワー.所要時間,Apeと変らず.ナゼダ (-。-;)

先ずは何時もの島武意海岸… なんちゅー記事構成はこの際無用.小高い駐車場に停めたら一目散,のコチラ. あ゛~! ハラ減ったァ!!


立待ち二組目,10分程でテーブルに.注文は昨年からのキメ打ち,“生うに丼(赤・白二食丼:¥2,900-)お願い!出待ちのお客様数組を置いて暫し,一寸暫し… “お待ちどうさま,二食です”で供された,其の物ズバリ,の面構え.


白いメシ,雲丹,(あ,一応ワサビ)以上!
好きだなぁ,こう言う潔さ.しゃきっと炊かれたご飯に接した雲丹が溶けて米粒に纏りはじめた刹那を頬張る幸せ.雲丹が溶けるのを嫌って間に海苔を挟むお店もあるが私は不要.刻み海苔の一撮みを別に添えてくれればなお有難い.
今朝の漁りという赤白は雑味無くとろりと甘くて美味い.剥いた後の洗いの塩水の塩梅・水切りの加減は去年とかわらず好みなのだが….
 …けれど有体に言おう.
赤/白とも,昨年・此方で頂いた(白の)域には残念ながら達していない.強いて言えば白が良かった.“赤は矢張り刺身か酢飯の軍艦に限る”などと言う,自分ルールの評価を展開すべくも無い.昨年訪れたより一週あまり早く,房の大きさはともかく,むっちりと弾けそうなほどに熟すにはもう少し時が要りそうだ.
海のもの,殊に次に繋ぐ命をその為の僅かな時季にヒトの勝手で奪って頂くもの.日々,有様は遷ろう.此方のお店でもしも翌日頂いたら全く別の評価になったかも知れない.私見だが,7月最後の週末あたりが今年の佳境では有るまいか.

添えられた小鉢(この日は結昆布の甘露煮と地蕗の煮付)や味噌椀(甘海老の頭出汁)は変らず丼を邪魔しない落着いた味付けで美味い.丼のボリュームとしては,此方の“普通盛り”は男の腹にはやや軽めなので,“あ~,喰ったワイ!”の実感を求める向きには“大盛り”をリコメンドしたい(赤白二食は大盛り仕様のみ).

丼抱え夢中で掻ッ込んでる最中不覚にも味噌椀を引繰り返して仕舞いダスターをお借りしようとホールのお嬢さんに声を掛けたのだが,卓を綺麗に拭いてくれたばかりか替りの椀まで出して頂いた.
有難う.来年も是非,“赤白”を頂きに伺いましょう. 御馳走様でした!

食べログ⇒http://u.tabelog.com/ravenatspk/r/rvwdtl/4468650/





腹ごなし,何時もの如くトンネル抜けて島武意海岸.


低く垂込めた雲の下.積丹ブルーは,今日はしっとり.
浜に下りる遊歩道は途中崩落箇所有りとのことで通行止めでした.


小樽に戻り港に近い観光駐車場に停めて,久し振り,運河界隈を素見したら,


南樽市場に廻って夕飯ネタの買出し,時間も押しているので出来合い中心に見繕う.
此方のお惣菜は惣菜屋さんは勿論,肉屋さんのローストビーフ/チキンや豚の角煮,かまぼこ屋さんの薩摩揚なども含め,ざっかけない仕立てが拙庵好みでしかもお値頃.寄る度に選ぶのが楽しみで仕様がない.あれこれ求めて札幌へ.

帰庵すれば18時を廻り,炊飯器の飯はタイマーで炊き上がる…


かくして盛合せ,今晩のワンディッシュ; 左から
つくね串(¥100/本)・いかメンチ(¥65/枚):おかずの店 酒田商店
春雨サラダ(¥300程度/パック):惣菜の店 おおみ商店
レタスとプチトマトは有り物です.
軟骨入りのつくね串は中々ボリューミー,粗挽き黒胡椒の利いた甘辛のタレが印象的.いかメンチはむっちりしたすり身にぷりぷりの粗挽き烏賊たっぷり,仄かな刻み大葉の風味が好ましい.中濃ソース+マヨネーズでも,つくねのタレを使い回しても佳し.
春雨サラダは酢も立ち過ぎず塩梅好く,木耳もぷりぷりして美味い.


もう1品の花咲蟹(¥1,000-)はロシア産かな? 柄の割にずしっと重く実入りも悪くはなかったが,お味の乗りはもう一つかな.ぽん酢を少し垂らせばOKだけど,やっぱり蟹は,難しい.

ともあれ楽して,美味しく頂いた夕餉でした.
ゆったり遊んだ週末に心強し,南樽市場(日曜定休にてご注意 (o^ ')b
ご馳走様でした!
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出張出掛け,再び“常盤軒”@音威子府駅の“駅蕎麦”を食す

2011-06-26 22:05:05 | そとめし;いろいろ
再度日曜出立の道北出張,昼からの別班合流を目指し7時前札幌発.道央道→R40経由;中川向き.
比布PA(士別向き);旭岳は霞の向う.


R40上って音威子府は11時過ぎ,合流予定は山の中.虫養いには都合良し,のロケーション.やっぱり,アレ頂いて行きましょう.

音威子府駅舎内のスタンド.今日もおじちゃん一人の切盛り.前客御三人様,銘々お召上り中.
ここはキメ打ち,“天玉(¥500-)ひとつ”お願い!
淀み無い,年季の御点前眺め僅か.待つ間,ばらけて後客五人様ほどお見え.皆さんマイカーでのお越し.


“お待ちどぉさま~”でカウンター越し供された天玉そば.
件のガングロ太蕎麦に,北海道の駅蕎麦標準;揚げ玉固めた丸天と拘りも無い小振りの月見.旅愁をそそる御顔立.
昆布が効いた甘めな汁に天かす油と卵のチカラ.無骨ながらの味が有る,手作りおにぎり(梅のみ:¥100-;撮り忘れたしッ ^^;)ゞ も一つ頂いて,午後の仕事は大丈夫 (b^ ')v
  おじちゃん今日も,ご馳走さん! 帰りにもまた,寄りたいな.

食べログ⇒http://u.tabelog.com/ravenatspk/r/rvwdtl/3478939/


13時過ぎ,前回から居残りの別班とケータイ圏外で無事合流.
午後に予定の作業を熟し,中川着は19時ちょい前.駅ほど近い旅館に投宿.  明後日の天候,宜しからぬ予報.明日が,ヤマだ.
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出張帰り,“常盤軒”@音威子府駅の“駅蕎麦”を食す

2011-06-18 23:19:14 | そとめし;いろいろ
日曜出立の道北出張.月曜から天塩・豊富・幌延の現地を熟し,金曜午前,中川在にて作業完了.同道二人を引続き現地の別班に託せば,後は気侭な一人旅.レンタ箱車の返却に間に合えば良し.
R40下って音威子府は昼少し前.久々,アレ頂いて行こう.




音威子府駅舎(音威子府交通ターミナル)内のスタンド.おじちゃん一人の切盛り,前客様無し.駅蕎麦なればと外連なく“かけそば”をお願い.
茹置きの蕎麦を竹編みの振り笊でざっと湯に潜らせ,(メラミンの)丼に移して熱い掛汁を張る…
淀み無い年季感じるプロシージャ,昔ながらの御顔立(多分 ^^;)ゞ


ガングロは最早死語だけど,肌荒れ気味の蕎麦の黒さは健在ネ.昆布が効いた甘めな汁の塩梅は,ご時勢なのか,少~し軽くなったけど.

土産の“きそば”も二把貰い,いただきました,ご馳走様! 都合良く通ったらまたお邪魔しますね.その時は是非,天玉そばを奢りましょう.

食べログ⇒http://u.tabelog.com/ravenatspk/r/rvwdtl/3478939/


士別剣淵から道中道に乗り,比布PAにて小休止.裏手の“比布大雪展望広場”にて一服.


好天.モニュメント“LANDSCAPE-2000「大雪展望」 by Takahiro SAKAKI”,スリットの軸延長は間近な旭岳で無く遥かトムラウシを見据える.
右手,上ホロカメトクから急峻な十勝連峰,一転してなだらかな化雲・小化雲.石狩を奥に控え聳える主峰;旭・北鎮を挟み,桂月・黒.果てはニセイカウシペ越しに雄阿寒まで見通す.
幾つかは踏み幾つも未踏.また何処か,踏めるかな…

一路札幌は大過無し.レンタ返しがてら翌々週の予約を入れる.
次回は“都合良く”行くかなァ…
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2011;GWぷちトリップお宿編 其之弐:

2011-05-08 16:33:39 | そとめし;いろいろ
“ひなの宿 新見温泉ホテル”@蘭越町字新見の食事を堪能する

ゆったりと新見の出で湯を楽しみ,持参したビール(サッポロクラシック)で喉を潤していると,お願いしていた夕方6時に若女将が部屋に食事を告げに来た.案内された階下の個室には夕餉の膳が既に調う.
今回は +1,000円の“記念日プラン”(一泊2食付:¥12,000-;特に何かの記念日と言うわけではないが ^^;)ゞ をお願いしたので蘭越の地酒“二世古”200mL瓶が一人1本添えられ,料理も少しグレードアップされているそうだ.




御覧の通り,決して“豪華”な料理ではないが,行者蒜(ギョウジャニンニク;ぬた・鍋)・こごみ(クサソテツ;鍋)・ふくべら(ニリンソウ;浸し)・蕗(アキタブキ系と思うがやや小型;白和え)など,女将自ら前日に手摘んだと言う山菜が其処此処にあしらわれている.丁寧な調理.出汁や塩梅も出しゃばらずに素材の風味を持ち上げて,一品々々しみじみ美味い.


なかでも印象深かったのが茶碗蒸し.天に添えられた一片の鰻蒲焼の他,具材は炊いた押麦だけのシンプルな取合せだが,穏やかで滑らかな卵地の喉越しと香ばしくぷちぷちとした押麦の歯触りが絶妙のコントラストを成し,奢らぬ程に添えられた蒲焼と相俟って,鄙びたこの宿の持成しに相応しい一品に仕上がっている.


“麦蒸し(ばくむし)”と名付けられたこの一椀の気品にさぞかし所以の料理かと女将に問えば,お宿の創意とのこと.いや,恐れ入りました.


食べ進むうち“もう一品”と供された温かい山菜蕎麦には,これも近在の初物だろう,卸した山わさび(ホースラディッシュ:セイヨウワサビ)がたっぷりと別添えされた.温かい蕎麦に山わさびは初めてだったが,これがまた意外なほど好く合う.拙庵でも是非,真似させて頂きます.

いやあ,美味しかった,ご馳走様! 満足の夕餉.

部屋に戻って腹を落着けたら野天をゆるりともう一浴び.
車に残した物(何てこたァ無い,買置きの煙草です)を取りに表に出れば,人手の光一条及ばぬ夜空に満天の星彩か.
満たされて,おやすみなさい!


明けて翌朝.
穏やかに晴れた空に目覚め爽か.ふと見る表の道道には,目国内岳を目指す山スキーのパーティーが次々と訪れる.今日ならきっと,イイだろーなァ (^ ')b


春めく青空.今朝は優しげな目国内を木の間越しに望む起き抜けの野天は湯も一段と元気良く,上れば腹もグウと鳴る.若女将の内線に促され昨夕と同じ個室に設えられた朝餉の膳へ.


此方もまた山菜とりどり.
蕗の佃煮に笹筍(根曲竹=チシマザザの筍)と薩摩揚との含め煮.片栗(カタクリ)の浸し.こごみの胡麻和えは多分ピーナツバターが隠し味.
豆腐の味噌椀に行者蒜は思いも付かぬ相性.山女魚甘露煮のあしらい;蕗之薹の浸しまで,この膳をそのまま夕餉に供されても酒の半升は軽くイケる.蘭越米のご飯も飛切り旨い.

昨夕今朝,ニセコの早春の息吹,存分に味わいました.
  この山の恵みの扱いを,拙庵でも是非,見習いたいと思います.
    本当に,ご馳走様でした!

食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0106/A010603/1009663/
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“そば処 生粉紡”@札幌/新道東で新蕎麦を

2010-10-16 23:17:39 | そとめし;いろいろ
土曜の午前は半期に一度,職場のワックス掛け立会いに潰れた.帰りがけ,どっかで昼飯を…  そーだ,“生粉紡”さん,そろそろ新蕎麦だよネ? と寄ってみれば案の定 (o^ ')b
(ショゥウィンドゥの映り込みはご勘弁をば ^^:)ゞ


口開け直後,一番の入店.後から1組お二人様.カウンター奥に落着き,新蕎麦(私的初物)なれば外連は無用.迷わず“板もり(200g;¥700-)”お願い! 別注の薬味から山わさびもお願いしようとしたら女将さん,“(デフォで)お付けしてますので,足りなければお声を掛けて下さい”とのこと.ヤデウデシヤ.


暫し,の間合いで御登場.碧(みどり)冴え,夏場より一層凛々しいお顔立ち.
“先ずは辛汁一啜り”とか“汁に漬けずに二・三本”とか,通人ならば一齣有る処だろうが,

えーい,七面倒臭い! 一箸手繰り,ちょんと汁に浸して啜る.
腰の強い蕎麦が口の端で撥返り,辛汁が眼鏡に飛沫くもものかは一息に啜り上げれば,喉越しから未だ碧い稔りの香が仄かに鼻に抜ける.美味い.
出汁もかえしも香気(ブーケ)を抑え込んだ辛汁は今日も凛と辛く,噛締めれば開いて蕎麦の甘味を際立てる.藪だ,ねェ!

私としてはコレとレギュラーの薬味(葱・山葵と御新香)で充分なのだが,女将の言い様,今日は千切った海苔と粗塩,そして卸し山わさびの三点皿が添えられた.夫々楽しんだが,中でも山わさびの相性が群を抜き,汁に溶かず蕎麦に塗しながら頂けば,山葵の出る番は無かった(山葵は蕎麦湯を頂く時に,確り溶いて頂きました).

勘定際に御亭主に問えば,新蕎麦は九月中程に打ち始めたとのこと.一寸した出遅れ感はあるが,奔りは兎角,旬を味わうならば遅くは無い. 帰庵後件を吐露して白い目で見られたつれあいを伴い,近々再度,お邪魔しよう.
ご馳走さまでした!


↑その後の顛末,@ 2010/10/30 (^^;)ゞ
まー,そんなワケで;生粉坊さんの新蕎麦,家人に奢る破目に…
坊主は鯔背に板(大)もり,つれあいは定番のランチBセット.私は,と言えば機は熟したり,贅沢にも手錬Nクン大絶賛の“鴨南せいろ;¥1,300-”


連ね :  “暫(しばらく)”の間で御顔見世.柿色装束男伊達,名代役者の面構え.睨みを利かす鴨肉に,きりり根深の力紙( ィよッ! 成田屋ァ!) 中食(ちゅうじき)にャぁチト御足ァ伸すが,季節変り目,邪気払い.野暮天なざァ申しやせん.畢竟満足,鎌○ぬ伝々.
御亭主今日も,ごっ馳走ォさン.今度ァそば前,飲りてェなぁ (睨)

食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0102/A010202/1024853/
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用足し序で,“そば処 生粉紡”@札幌/新道東で“辛味おろしぶっかけ”

2010-08-17 22:32:48 | そとめし;いろいろ
盆休み最終日は午前から野暮用に潰れた.つれあい伴い出たついで,せめて昼メシ美味いモン.と,ゆーワケで… ちょっとだけ回り道してお気に入り“生粉紡”さんにお邪魔.


平日の口開け端で前客様無し.奥まった三人卓(四人用の卓だがエアコンの配置のため1席分潰れている)に落着かせて頂く.つれあいは定番“ランチBセット(掛け又は盛り:生蕎麦170g;盛りをチョイス+ミニかきあげ丼);¥780-”,私は懸案の冷打掛け系から“辛味おろしぶっかけ:生蕎麦 200g;¥800-”をお願い.午後の経路をボソボソ確認しながら暫し.


さてさて打掛け,ご登場.汁は徳利で添えられる.
お,何だろう? 予想よりずっと艶やかな御顔立ち.蕎麦自体が硬派なので,“蕎麦・卸・汁,以上!”… を期待していたのだが.こりゃ,一寸軟弱モンか…? と思った矢先.
あっはっは,御亭主強気.掛汁,まんま辛汁です! 打掛けならば甘汁寄りに仕立てるのが大概だけど(私もそのクチ)… 辛味大根も キタ━(゜∀゜)━!!!
錦糸玉子とか載っけてるのはそーゆーコトね.添えられた山葵を使うまでも無く一気に手繰ってしまった.
道産の蕎麦と言うことで,夏場の今時期,香がもう一つなのは否めないが,何時乍らのかっちりとした打上り・茹上りには脱帽です.打掛けには,蕎麦湯の湯桶(ゆとう)に猪口を添えて出す気配りも蕎麦喰いの心を擽る.開け端の釜湯にしては,今日のは一寸濃い目だったけど.
美味しく,いただきました! 新蕎麦が,弥が上にも楽しみだなァ !!

食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0102/A010202/1024853/

おまけ;蕎麦を揚げたの:


勘定の時,レジ横に置いてあったのをつれあいが頂いて来ました.蕎麦切(端切れや残りなのだろう)の素揚げにハラと打ち粉を振っただけ.
氷煎しの棒茶(くき茶)でいただきました.香ばしくて美味しい.茶菓子ならば粉糖(残念ながら拙庵常備無し)を塗せば更に好いかも.
半分は軽く塩を振ってビール(発泡酒)のアテに.佳味.左党の私はこっちが好みかな (^^;)ゞ
て,ゆーか,量が採れるなら“皿うどん”仕立てにしたらゼッタイ美味い! と思うんだけどなァ,コレ…
コメント
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