烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

バレンタイン・チョコを頂く

2009-02-14 23:26:08 | 徒然

つれあいが坊主と私にチョコレートを贈ってくれた.夕飯の後,ウィスキーのアテに齧ることにする.ロイズ・コンフェクトの,何とか.ソリッドなミルクチョコのなかに埋められた胡桃はえぐ味もなく身厚で味わい深い.マシュマロもチョコのソリッド感に埋れきらないしっかりとした舌触りながら,それぞれの主張が舌の上で次第に溶け合ってゆくバランスは流石である.結構な量感があり,ひとつ食べればダブルのロック4杯はカタい.とりあえず半分は,後日の楽しみとしよう.
有難う.義理なのだろうとは思いつつ,実は満更では無かったりする.坊主がつれあい以外からチョコを貰えたかどうかは,詮索しないことにしよう.  … Also, It's My Fanny Valentine !!
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コンロ,替わる!

2009-02-14 23:23:53 | 烏合庵の食卓

拙庵厨房のコンロ.強火バーナーの火力(6,000kcal)に惹かれて購入,中国料理には絶大な威力を発揮し,強火の火口を一度交換したほかは大きなトラブルも無く,15年の長きに亘りつれあいと私の調理を支え続けてくれた.だが,今度は標準バーナーの火口が欠け,熱変形で隙間も大きくなって,とろ火での立ち消えが度々起こる様になった.





もう一度火口を取り替える手もあるが,発売元に問えば消防法の何とやらでコンロ自体は既に製造していないとのこと.残念だが,そろそろ,潮時か…  有難う! お世話になりました m(_ _)m …

近くの家電量販店で品定め.強火の火口はどれも 3,600kcal程.効率化してあるとは言え,もう少し強くても… とは思うが,省エネのご時世,要は扱い次第.年のせいもあり,近頃はとみに弱い火を使うことが多いので,そちらの勝手が良さそうな1台を求める.持ち帰って早速設置.拙庵の厨房に,まあまあ,良く馴染んでくれた.


着火してみると,鍋底からのはみ出しを抑えて効率を高めるためだろう,炎は前のものより立ち気味である.小径鍋のとろ火では,かなり扱いやすそうだ.反面,中華鍋を振るならば,強火は開いた炎のほうがやりやすいとは思う.これには一寸,慣れが必要かな.グリルは拙庵では必須ではないが,両面焼きのコレも,毛嫌いせず試してみよう.


…よろしく,お願いします!
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“Air Ace”で“サイゴンフォー”

2009-02-13 00:18:00 | そとめし;いろいろ
出勤途中に立ち寄ったコンビニ.カップ麺コーナーの端に,ちょっと気になるパッケージ.
ベトナムに赴いたことは無いが,学生のころ 開高 健 に嵌って以来,何か惹かれる国となっている.フォーは,以前 Offics Cue の副社長サンが絡んでいたベトナム料理店で食して以来気に入って,カップ商品も,見掛ければ時折食している.開高作品で馴染んだ,ホーチミン市の旧名を冠したエースコックのコレも,思わず掴んで,昼のお握りの友に.



カップの中には,ライスヌードル・かやく・液体スープが個包装で入っている.ヌードルとかやくをカップに入れ,お湯を注いで3分後.スープを加えてかき混ぜれば出来上り.


スープを啜れば,すっきりとした鶏風味の清湯は,香草が穏かに利いて程好くエスニック.ライスヌードルの滑らかな喉越しも心地良い.鶏そぼろ・青梗菜・唐辛子の具材も良い雰囲気.スープ代わりだからボリュームはさして求めないが,内容量48g(麺27g)は程好い食べ応えである.つれあいが握った明太子のおにぎりとも,あらまあ,しっくり寄り添って,なかなか満足度の高い昼飯となった.

ただ,“クセもの”好きの私としては,香菜(コリアンダー)や魚醤・シトラスなどの風味を何気に前面に押し出してくる日清食品のアジアンなシリーズも,なかなか,捨てがたいモノがあるのです…
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“お欠き”,再び

2009-02-08 20:25:41 | 烏合庵の食卓
開いて干したお鏡が,まだ半分ほど残っていた.先日同様,揚げお欠きに.同じように揚げて,半分はいつものように塩で仕上げ,残りは外連味たっぷり,七味醤油で仕上ることに.ボウルに醤油と七味を取って,揚げたてを厚いうちに絡める.




見た目はあまり変らないが,左が塩,右が七味醤油.カリカリ感は塩の勝ちだが,米に醤油の相性は絶大だ.陳皮の利いた七味の風味も心地良い.そしてどちらも,風呂上りのビール(発泡酒)に,やっぱり良く合うんだな,コレが!
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“鰊ぶっ掛け蕎麦”を頂く

2009-02-08 16:41:15 | 烏合庵の食卓
日曜昼餉,つれあいが一寸面白い蕎麦を仕立ててくれた.
拙庵愛用の田舎風蕎麦を湯掻いて浄水で締め,刺身昆布・身欠き鰊の甘露煮(半額見切品)・大根卸をトッピングしてある.冷汁をぶっ掛け,卸した山わさびと微塵の葱を添えて啜り込む.


蕎麦の喉越し・昆布の歯切れ・鰊の甘さ.山わさびのキレが加わって,いやあ,旨いのなんの! 鰊蕎麦といえば温かいのが常だけど,冷たい蕎麦にも,合うもんだね! これはまた見切り品を見掛けたら,ゼヒ,作っていただかなければなりますまい.
ご馳走様でした!
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Imp,アガる!

2009-02-07 23:33:18 | Ape & Imp
土曜.一寸残した雑把仕事を片付けに出社しようと,Impに乗り込んだ瞬間,気がついた. しまった! マップランプが点け放しだ!!


普段の帰宅時,私はマップランプを点けることは無い.取り下ろす物と言えば助手席に置いたブリーフケース一つ.ドアモードにしてあるルームランプだけで事は足りる.だが,その日は偶々イレギュラーの持ち帰りを整理するため,マップランプを点けたのだった.有ろう事か,その後2日は本所での会議,JRでの出勤となって,丸々三晩,放置することになってしまったのだ…
コレはイカん!メインをonにすると,メーターパネルは健気なスゥィープを返してくれる.だが…


始動も出来るバッテリーチャージャーは有るが,拙庵のガレージには給電ポイントが無い.ココは一番,つれあいのプレオのオルタネーターが頼みである.ジャンプケーブルはラゲッジ・アンダートレイに牽引ロープなどと供に常備してあるが(停止表示板がトヨタ純正なのは,前車,初代(2L)イプサムの名残である),リアハッチの施錠を解除出来るだけの起電力が残っていたのは幸いだった.つれあいからキーを借り,Impとプレオの鼻面突合せ.


陽極は其々のバッテリー端子,接地側は同じくストラット・タワー・ボルトにコネクトする.即効性を考えれば,上がり側のアースはセルモーターに近いエンジンブロックに取るのが良いと言う見解もあるようだが.
プレオを再始動し,ノーマル・アイドル,ゆっくり煙草を一服.徐にイグニッション捻れば息を吹き帰したImp.有難う,私が悪かった.
10分ほどの暖機&充電後,勤務先に向う.始動さえすれば後は順調.新雪の上を,今日も北海道犬のごとく元気に走ってくれた.


インプレッサ 1.5i-S のマップランプは光束のまとまりが良く光量も充分で使い勝手が良い.とは言え点灯していれば何がしかの光は漏れるわけで,車外からも気が付くべきものだ.



だが,オフディレイ機能付きルームランプの減光点灯で施錠してからも暫く薄明るい車内に慣れきってしまった私は,何の疑いも持たずにガレージのシャッターを閉めてしまった.配光パターンの違いは,歴然なのに.間違いの無いよう,さらに精進しなければ.
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節分を喰らう

2009-02-03 23:49:29 | 徒然
一寸だけ残業コナして帰宅すると,節分の仕度が整っていた.禊いで御神酒を頂いたら(風呂上りのビールをかっ喰らったら)坊主と二人,玄関までの邪気払い.奥まった部屋から“鬼は外~ォ,福は内~ィ !! ”
   … 年の数だけ拾い上げ,
豆に,鰯に,恵方巻.役は揃った,頂きます.今年の恵方,東北東.
“Roger, Heading 068, Cleared for Takeoff! Set Takeoff Power!!”


恵方巻はつれあいに頼んで小振りのものを見繕ってもらったが,豆の喰い出は,結構あるなぁ.この先,まだまだ増えるんだよね?
意地を張らずに,そろそろ10コ分,落花生1鞘に変えようかなァ…
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“ごっこの季節”,再び

2009-02-01 22:32:32 | 烏合庵の食卓
日曜日,ちょっと残った雑事を片付けに出社して戻ってみると,つれあいが“ごっこ鍋”の下拵えをしておいてくれた.ごっこを扱い始めて暫くは私がハンドルしていたが,目が無くなったつれあいは程なく手を染め,上手に卸してくれるようになった.有難く,仕立てさせてもらう.


一般的には醤油仕立てだが(昆布出汁に好みの塩で七割方アタリを出し,醤油で整えるくらいが良いと思う)拙庵好みはしょっつる仕立て.昆布出汁に酒を加え,しょっつるで吸い地よりちょっと強めに誂える.
地を沸かし,身→肝→卵の順に入れてざっとあくを取り一煮立ち.あらかた煮えたら,いざ,ミッション・オープン!
銘々が箸を取り上げ,生海苔の投入に向けスタンバイ.投入されるや思い々々に解し,色の変わり際に引き上げて啜る.鼻に抜ける磯の香りがたまらない.


一頻り香りを楽しんだら,身と卵の食感を堪能しよう.卵を(塩水で)洗うレシピも目にするが,上手に取り出せれば腹腔液も殆ど混じらないので,洗わなくとも(しょっつる仕立ての効もあろうが)生臭くはない.卵粒を包むおネバの,煮え端のとろとろ感は,水をあてねばこその楽しみである.


そして真打の肝.地に仕込んでおいただけなのが,これはそのまま一つの料理.まるで鮟鱇などの肝を裏漉してスフレに仕立て上げたような完成度である.


ああ,今年も美味かった.存分,頂きました!
思えば去年の昨日,小欄を立ち上げたのだが,有ろう事かその時は何の仕込みもなく,10日程して漸くまともにアップできた記事がごっこ鍋であった.この先も季節が巡る度,ごっこの記事を上げることになるだろう.何がし新しい視点をご覧いただけるよう精進したいと思う.
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