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烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

久々ぷちツー,& そとめし,

2008-10-05 23:30:02 | Ape & Imp
“こっこ家”@当別町青山の“塩ラーメン+あれ”

日曜朝.目覚めてカーテン開ければ どピーカン!
昨夜床に入るまで走りに出ようとはついぞ思わなかったが,これは走らなければ成りますまい.お盆以来久々に日差しを浴びせる Ape,今日も一発の目覚め.庭の灯台躑躅はすでに色付きはじめ.


タイヤ圧・燃料ともにグリーン,暖機完了.気合の空吹し,一発くれて走り出す.今日のコース,厚田経由青山向き.お目当ては当然“とりたま食道こっこ家”.

あいの里から札幌大橋,太美を抜けて当別へ.石狩湾越しの北西風は思ったよりも冷たい.ライディングパンツを持っていないので,ジーンズの下にパッチを履きこんでは来たが,風が通れば結構寒い.上着は綿入れのフライトジャンパーだが,襟元から風を巻き込み充分に暖かくは無い.バンダナスカーフ,して来れば良かった…

一枚ものの皮手,悴みがちな指先よそに,低い気温で発動機は絶好調! 高岡貯水池への上りコーナー,夏の間は3速ギリだが,今日は4速,余裕で立上る.“チョー気持ちイー!!”.今シーズン一番,パワー出てるんじゃないか?
思わず開けるスロットル,たちまち免停速度超え.いけないイケナイ,自重々々.



厚田の浜は時化模様,一服そこそこ山越えに.昼ちょっと過ぎ,こっこ家着.今期3度目,塩ラーメン(¥600-).やっぱりコレは,美味いなあ…





こっこ餃子3つ… 書きかけた伝票,留めたのにはワケがある.いつもなら飲み干すスープ,多めに残してカウンター.私は始めて,“あれ,お願い…”
程無く呼び声,“5番テーブルのお客様ぁ,あれ,出来ました~ぁ”
“あれ(+¥200-)”はコレ.スープで煮込み,卵で綴じたおじや.溶き卵の甘みでぼけるかと思ったスープが,意外やしっかり主張する.美味い!


そしてもう一つ,この前家族で訪れた折,坊主が頼んだ“醤油のあれ”を啜って閃いたギミック.半分ほど食べ進んだところでテーブルの醤油をほんのひと垂し.


これも大当り! 最後の一口,醤油の風味でキッチリ絞まる.
こっこパパさん,勝手にアレンジ,御免なさい.でも,ラーメン含めて1杯で三度美味しい,大満足の“ごちそうさま!”


お土産に,“えんたま”3つ,ウエストポーチ.腹ごなし,スゥェーデンヒルズゆったり流して帰路に就く.庵に戻ればオドメーターは5シーズン目にして9,000km超え.まあまあかな.

Odo;9,034.2 - 8,926.4 = 107.8 km Trip.
Fuel;107.8km / 3.60L = 29.9 km/L.

ちょっと肌寒かったけれど,充実のぷちツーでした.
コメント (2)
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オホーツクの秋鰊一夜干

2008-10-05 17:32:13 | 烏合庵の食卓

出張帰りに寄った浜佐呂間の魚屋.オホーツクや太平洋(釧路)産をメインに箱売りの鮮魚(この日は秋鮭・秋刀魚・鰊など)や串に刺したまんまの干物類が並ぶ.当日の夕餉には間に合わないので鮮魚は避け,干物と漬け魚を幾つか.
鰊一夜干・秋刀魚一夜干・鮭腹須ピリカラ漬け.鰊は翌土曜日の夕食,他の2つは帰宅後直ちに冷凍庫.


鰊は“春告魚”とも書くが,それは主に広い回遊をして春に接岸・産卵する系統を指す.今回購入したものはいわゆる“根付き系”,比較的沿岸性の系統のものだろう.頭の後ろから二枚に卸し,尻尾で繋がる干し方が面白い.開いて干しただけ.塩味はつけていない.


“川の魚は皮から焼け,海の魚は身から焼け”.昔,婆ちゃんが言っていた.
焼き網の上,中火でじっくり.根付鰊は脂が少ないというが,比較の問題.なかなかどうして,良い脂乗りである.




こんがり焼き上げ皿に盛る.醤油もいいが,鰊は味噌との相性が良いと思う.大根卸に柚子果汁(瓶詰め)をたっぷりと掛け,味噌を混ぜながら鰊につけて頂く.


大西洋辺りからの大ぶりな輸入物と比べれば,確かに少々あっさりしてはいるが,繊細な筋繊維が柚子の香のする卸味噌と混じりながらほろほろと崩れてゆく味わいは格別だ.
中骨を外して弱火でじっくり炙り返せば,尾頭残さず“頂きました!”
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