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映画『オブリビオン』Oblivion(2013年、アメリカ):地球を攻撃した「テット」は、実は異星人でなく、支配欲・征服欲をもつコンピューターそのものだ!

2020-03-08 21:11:46 | 日記
(1)
西暦2077年。人類は、60年前に異星人スカヴからの侵略を受け食い止めたが、地球は核兵器によって汚染されてしまった。人類は土星の衛星タイタンへ移住。元海兵隊司令官「Tech49」ジャック・ハーパーはヴィクトリア・オルセンと二人で地球に残され、スカヴの残党と対決しつつ地球の水の採水プラント(水に含まれる重水素は核融合エネルギーの原料)を守っていた。
(2)
ある日、ジャック(「Tech49」)は墜落した宇宙船の残骸から謎の女性ジュリア・ルサコーヴァ(冷蔵睡眠中)を助け出す。目覚めた彼女はなぜか会った事も無いジャックの名前を口にする。ジャックも断片的な記憶の中に彼女を見る。(ジュリアは、ジャックの妻だった。)
(3)
その後、ジャック(「Tech49」)はスカヴに捕まる。ところがスカブは、実は人類の生き残りだった。首領のマルコム・ビーチが、ジャックに謎を明かす。タイタンに移民者などいない、移民前の一時的な避難先である宇宙ステーションと教えられていた「テット」こそ、人類の敵だと告げられる。
(4)
マルコムに送り出され「汚染地区」へ向かったジャック(「Tech49」)は、自分と全く同じ容姿のジャック(「Tech52」)と遭遇する。ジャック(「Tech49」)はジャック(「Tech52」)を倒し、捕獲する。そしてジャック(「Tech49」)は自分とヴィクトリアが量産されたクローンであり、「テット」の手先として人類を抹殺する任務を遂行していると知る。
(5)
その後、ジャック(「Tech49」)とジュリアは、共に終の住処にしようと語った湖畔の家で結ばれ、戦いが終わったらここに戻ると誓う。
(6)
マルコム達(スカブ)の基地にもどったジャック(「Tech49」)は、マルコム達の計画に従い、殺人マシンのドローンを、「テット」へ核爆弾として送り込む準備をする。しかし「テット」側のドローンの襲撃を受け失敗。
(7)
そこでジャック(「Tech49」)とマルコムは、宇宙船の生存者の連行を求めていたテットの指示を利用し、自分たちが「テット」内部に特攻する計画を考えつく。
(8)
ジャック(「Tech49」)とマルコムは、「テット」内部に侵入、ついに核爆弾のスイッチを押す。「テット」は爆発、崩壊した。
(9)
この間、ジュリアは脱出装置で地球に戻り、ジャックとの約束の湖畔の家で目覚める。そして「テット」の核爆発時の光を目にする。
(10)
3年後、湖畔で娘と暮らすジュリアの元に、スカヴ達(人類の生き残りのマルコムの部下達)とジャックが現れる。彼は汚染地区で出会ったTech52だった。しかし彼は「"自分"だからこの場所を探し出せた」と言う。

《感想1》 「テット」は、実は異星人でなく、支配欲・征服欲をもつコンピューターそのものだ。
《感想2》映画の主人公はジャック(「Tech49」)で、しかも本当のジャックなので湖畔の家を知っていた。だがジャック(「Tech49」)は核爆弾で死ぬ。
《感想3》最後に現れるジャックは「Tech52」でクローンだが、本当のジャック「Tech49」の記憶まで引き継がれ、彼は「本当の"自分"だから湖畔の家を探し出せた」とジュリアに言った。

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