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プルースト『失われた時を求めて:漫画で読破』第3篇『ゲルマントのほう 』(ゲルマント家の人々)(1920年・1921年):「私」はサン=ルー侯爵から、ゲルマント公爵夫人に紹介してもらった!

2021-11-26 08:58:15 | 日記
第3篇『ゲルマントのほう 』(ゲルマント家の人々)(1920年・1921年):「私」はサン=ルー侯爵から、ゲルマント公爵夫人に紹介してもらった!(117-170頁)
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ゲルマント公爵とゲルマント公爵夫人はパリの由緒ある貴族で、社交界で最高の地位を占めていた。「私」の一家は、(ヴィルパリジ侯爵夫人の紹介で)パリのフォーブール・サンジェルマンの一角にあるゲルマント家のアパルトマンに引っ越してきた。「私」はついに貴族社会に足を踏み入れた。
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サン=ルー侯爵が「私」を、ヴィルパリジ侯爵夫人のサロンに連れて行ってくれた。「私」はゲルマント公爵夫人に紹介してもらいたかった。「私」はスワン(ユダヤ人の富豪で社交界の人気者)のように上流社会でのし上がりたかった。
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サン=ルー侯爵(ゲルマント公爵夫妻の甥)は、ヴィルパリジ侯爵夫人から「女優のラシェルと付き合っているなんてとんでもない。こっちまで物笑いの種にされる」と怒られる。そこにゲルマント公爵夫妻が到着する。「私」は「ヴィルパリジ侯爵夫人の同級生の孫」と、サン=ルー侯爵からゲルマント公爵夫人に紹介してもらった。
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そこにシャルリュス男爵(ゲルマント公爵の弟)とスワン夫人(オデット;元高級娼婦)が現れた。「不愉快だ!」と(スワン夫人を嫌っている)ゲルマント公爵夫人が(ヴィルパリジ侯爵夫人の)サロンから帰る。「私」はシャルリュス男爵とスワン夫人の知り合いだったので、二人から挨拶された。ヴィルパリジ侯爵夫人は「私」のことを心配した。
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公園をシャルリュス男爵と「私」は散歩した。その時、シャルリュス男爵は「パリに来たのに、なぜ君は連絡をよこさなかったのか?けしからんやつめ!」と怒った。
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「私」の祖母が亡くなった。「私」はショックで寝込んだ。シャルリュス男爵とスワン夫人が私を見舞いに来た。そしてアルベルチーヌが、突然、見舞いにやって来た。「私」はアルベルチーヌを手に入れた。だがアルベルチーヌを、バルベックの海にいた時のように「私」はもはや愛していなかった。
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