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魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

長崎くんち庭見せ

2014年10月04日 | ワイン ~2020年
長崎市内では「長崎くんち」の庭見せの日でした。





お届けものがわんさか。




これぞ庭見せ。




龍船。これを曳いて奉納踊りをやりつつ、街中を回ります。


こんな感じで10/7~10/9に行われる長崎くんちに向けて盛り上がっています。



当店は街中とは少し離れているので、あまり関係もありませんが、「御花」に
ワインをお届けすることが、何かの弾みでたま~にあります。その程度。


天気に恵まれて、滞りなく盛大に進むといいでしょうね。



ランパスも食べましたが、それは明日にでも。


今夜はこれ。




こちらはドイツの赤、ピノ・ノワール種。試飲会の残ったボトルを少し。

ブラインドならニューワールドと答えてしまいそう。ニュージーランドあたりと言い
そうかな。革やよく熟したブドウから来るドライフラワーの香り、さらに動物臭など
の旨味も乗り、厚手のフルーツが押し寄せます。特筆すべきはその余韻、フィニッシュ
の長さです。ギュイ~ンと伸びやかで、いつまでも鼻腔をくすぐります。

これはアリですね。仏、ブルゴーニュが超高騰している中でこれは有難いワインなの
かもしれません。

考えてみたらこれほど魅了されたドイツの赤は初めてかもしれません。
今まで結構見かけ倒しのドイツの赤ばかり飲んできたのでしょうか。

実はドイツの赤は今まであまり日本には入ってこなかったのですが、優れたものも
あって、私たちが知らないだけなのです。ドイツに住んでいたらもっとたくさん
未輸入のものを味わえるのかもしれませんね。

それは他の国にも言えていて、まだまだ隠れた美味しいワインたちは眠っているのです。
どんどん掘り出したいなあ。


コメント
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