魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ワイン会に試飲会に・・・

2014年10月25日 | ワイン ~2019年
本日は当店のワイン会です。

いろんなピノ・ノワール種のワインを飲んで楽しみたいと思います。
美味しいワインもですが、ご参加の皆様とお会いできるのもすごく楽しみです。

初めての方も、ベテランの方も、毎回毎回組み合わせが変わりますので、本当に
「縁」という要素もあるのでしょう。いろんな意味で面白いのです。



そんな会の様子はまた後ほど書こうと思いますが、今夜はこれいきます。





2008 トッリジャーニ グイダッチオ
  (伊、トスカーナ州、サンジョヴェーゼ種他、赤、3千円台)

天才醸造家ダットーマの手によるワイン。下の「キャンティ」や「トッレ・ディ・
チャルド」がとても美味しかったので、さらに上のクラスをお試です。


香りはプラム、スグリ、ブラックチェリー、など鮮烈でしっかりと濃いベリー。さらに
なめし革や赤身肉、赤土、コショウ、ハーブなど。


味わいは濃くて密度が細かい。08年だけれどまったく若々しくて、微塵も揺るぎない。
堂々としか果実味、しっかりとした骨格、タンニン、生き生きと寄り添う酸。

イタリアならではのダシや革のような旨味と共に濃厚で堂々とした味のパレード。
整ってきれいに並んだ行進のようだ。

流石、隙がない。“3千円以上出せばこの味わいを補償してくれる”といった鉄板のよう
な安心感は出ています。お試しに数本でも置いてみましょうか。



そしてもうひとつ告知いたします。

これをご覧ください。



10/28(火)「酒と食の提案会」(西九州酒販・長崎日酒販による共同企画)が開催されます。
お酒、食品を取り扱う料飲店やショップの方、いかがでしょうか。もちろん無料ですし、
お土産もありますよ。

でも何といっても試飲して、蔵元やメーカーさんとお話をして、自分自身の経験を積んで
いくことこそ価値があります。


実はこの日、福岡でも2ヶ所で試飲会があり、どちらに行くべきか悩んでおります。
たくさん重なってしまっています。この季節は本当に大変。


とりあえずは今宵のワイン会で美味しいワインで飲んでから考えましょう。
まずは目の前の楽しみで。

コメント
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