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魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

個性なんですけどね・・・

2009年10月06日 | ワイン ~2020年
本日ご来店されたお客様が、

「なんでグラスの足をなくそう、なんですか?」とのお尋ねだった。


実は当店の新しいリストの最後に「ワイングラスの足をなくそう会会長」

なーんて文言を書いてしまったからです。


ここをお読みください(クリック)

このブログも最近お読みとのことですので、書いておきますね。





さてと、今夜も試飲です。



2008 XL メルロ、カベルネ
  (仏、VDP、赤、800円程度)


若く濃い。
何といっても若く濃い。

ムンムンと南仏らしい濃く明るく、そして親しみやすい、悪く言うと
安物の(高級感のない)香りがムンムンとします。

味わいもやはり品格に欠け(おっと!)濃くジュワンと飲めるだけ
のような気がします。

個人的にはこれでもお手軽なのでOKなんですが、
商品として、「これを飲んだお客様がワインを好きになって、また
当店へ足を運んで下さるか?」と、問われればNOなのです。

残念ですが採用はできません。


ただ、いかにも南仏~!っていう「らしさ」はかなりの好き嫌いが
あるでしょうねぇ。


すべてのワインがポーヤックやヴォーヌ・ロマネではないわけで、
こういった個性はもっと大切にされても良いとは思うんですけどね。


奨める側がすべてのワインの、その長所を愛でてお奨めできれば
良いのでしょうが、それはそれでまた大変ですよね。

コメント
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