魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

比較、ジャケ買い対決

2008年03月03日 | ワイン ~2019年
昨日「2006 パッション グルナッシュ」を飲みながら

「リトルジェームス」はどうなんだろう?
と思い、さっそく開けてみました。

こちらのワインもジャケ買い代表選手でしょう。
何たって可愛いジェームス君がマンガチックに描かれています。

NV リトルジェームス バスケットプレス
(南仏、多分ローヌ近辺、赤、04、05年のブレンドだと思う、千円台前半)

こちらはより明るいです。
柑橘をも感じるフルーツの甘さ、熟したりちょっと干した感じも出て
いる香りです。鉄分もありますね。

飲んでみますと果実の甘さ(くどくはありませんよ)と旨味が
分かりやすく乗ってきます。

前日の「パッション グルナッシュ」と比べると軽めでちょっと
浅く、浮ついてる感じがします。
しかし、それは悪いわけではありません。
この価格帯、その購買層を考えると、十分に分かりやすく美味しさを
出しているのでしょう。

こうなると「マーケティング戦略」ということになるのかもしれません。

どちらも「コストパフォーマンス」、「旨味」、「分かりやすさ」、
「ターゲットの広さ」などを考えられているのだと納得です。

価格的にパッションの方が少しだけ高いので、その分だけ
私は好きです。ただ、リトルジェームスにはあって、パッションに
ないものがあります。

それは・・・・・とても受けのいい「白ワイン」です。(反則かな)


コメント
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