頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

新第三紀泥岩

2012年04月15日 | インポート

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広葉樹の転倒

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杉の転倒

頼成の森の地質は新第三紀泥岩で、地質年代的には比較的新しい地層です。

泥岩は柔らかいが、木の根が進入できるほど柔らかくはない。

泥岩の風化は岩盤から突然、泥に変化する特徴がある。

この泥は浸食されやすく、風化土層は浅くなる。

頼成の森の樹木の多くは、この浅い土層に根を張っている。

根の強度は、広葉樹、針葉樹の区別よりも、土層の厚さが耐力を決定すると言える。

このため、4月3日の強風では広葉樹、針葉樹とも転倒した。

ただ、湿潤地の土層を好む杉が、より多くの被害を受けたといえる。

コメント
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