頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

11月12日は頼成の森感謝の集い

2017年10月28日 | イベント
朝晩めっきり冷え込むようになった。頼成の森の紅葉ももう少しで始まりそうである。

さて、11月12日の日曜日に、恒例の「頼成の森感謝の集い」を開催します。
リース作りや松ぼっくり等を使った干支づくり、お楽しみ抽選会、そしてお昼にはきのこ
鍋の無料提供など、多彩な行事を予定してますので、多くの方の参加をお待ちしてます。
昨年の様子を紹介します。
 

なお、リース作り、干支つくりは事前申し込みが必要なので、下記まで申し込み願います。
県民公園 頼成の森
TEL 0763-37-1540
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秋晴れの日に

2017年10月27日 | 森林
今日も秋晴れ。天気に誘われ遊歩道沿いの被害調査を兼ねてヒヨドリ山まで歩いた。
遊歩道には、先日の台風もありコナラのドングリがいっぱい落ちていた。足の踏み
場もないとはこのことであった。


ヒヨドリ山の近くにムラサキシキブの実がたくさん付いている。ハナイカダ、ジュウ
ニヒトエなど和名には素敵な名前が多いが、ムラサキシキブもその代表であろう。
赤い実も目立つようになってきた。前に紹介したサルトリイバラやミヤマガマズミも
真っ赤になっている。
 

ヒヨドリ山から天狗山方向に目を移すと、スギ林の中にホオノキが点在するのが見える。
だいぶ葉を落としており、スットした枝ぶりが見えていた。ホオノキの葉は茶色に色付く
ので綺麗とはいかないが、頼成の森の大事な樹木である。


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台風21号のあと

2017年10月23日 | その他


昨晩の台風により、県内でも、強風や豪雨により被害が発生しているようである。頼成の森でも
多少の被害が発生した。スギの立木や松枯損木が強風により倒れたものである。がんばって木に
付いていたドングリも全て落ちてしまった。

朝、見回りに出てみると、管理道上には一面にスギの枯葉が落ちていた。俗に言う「スンバ」で
ある。このスンバは昔だと燃料として利用されていた。特にカイニョのある家では、大風の後に
なると、集めてコモに巻いて保存しておいたものである。スギの葉っぱは油分が多いことから、
焚きつけには絶好の燃料であった。今ではこんなことをする家も少なくなったことだろう。

早朝から、各家では落ち葉等の後片付けで大変と思う。頼成の森もこれから後片付けが待っている。


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寒い日のキノコ狩りと観察会

2017年10月15日 | キノコ

寒い日となったが、心配された雨もなんとか降らず予定どおり開催できた。
100名あまりの参加者が思い思いに園内を歩きキノコを探していた。天候の
関係で林内が暗いため探すのに苦労したかもしれない。

  
森林科学館に戻って、採ってきたキノコを中央植物園の橋屋さんに鑑定し
てもらった。ほとんどが食べれないキノコであるが、それはそれ。いろん
な色や形があることを知ってもらいたい。キノコの世界は多様なのである。
それでも、ハナイグチ、ヌメリイグチ、コムラサキシメジ等の食べれるも
のもいくつかあった。一方で、毒キノコの定番のツキヨタケや猛毒のドク
ツルタケもあった。


お昼には、シイタケ、なめこ等の入ったキノコ汁を皆さんに賞味いただいた。
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雨にもまけぬ 砺波市立庄川小学校1年生

2017年10月12日 | その他

朝から生憎の雨模様だったが、地元庄川小学校1年生44名が元気に来園してくれた。
ドングリや松ぼっくりを拾って、森林科学館の研修室で簡単な工作づくりに挑戦して
いた。
雨のためどこまで行こうか迷ったが、子供たちに尋ねると「森へ行きたい!」との声が
多数。要望に応えて、カラフルな雨合羽を着て、みんなで記念撮影の後、ホオノキ台ま
で案内した。道すがら、たくさんのドングリが落ちていたので、工作には充分な数が確
保でき、子供たちも大満足の様子であった。
もどって、さっそく工作開始。初めてのグルーガンを使って、思い思いの作品づくりに
挑戦していた。
 
頼成の森では、工作道具を用意しているので、今日のような簡単な工作づくりに対応
できる。是非、利用してもらいたい。その場合は下記まで事前連絡いただきたい。
頼成の森 森林科学館 TEL0763-37-1540
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ホオノキ台から見たバルーン

2017年10月09日 | その他

3連休も今日が最終日。雲がかかっているが良い日になりそうである。
通勤中、バルーンがたくさん上がっているのが見えた。スカイフェスとなみバルーン大会も今日
が最終日である。
森林科学館前の芝生広場から見えるかと思ったが残念ながら見えない。急いでホオノキ台に向か
い、カメラを構えた。カラフルなバルーンがいくつか見ることができた。バルーンの搭乗者も、
きっと稲刈りの終わった砺波平野の散居村風景を楽しんでいるに違いない。

砺波地方には、この散居村風景を眺めるポイントがいくつかある。今コスモス花盛りの砺波市
夢の平、南砺市では井波の閑乗寺、城端のつくばね山など。
なぜ、このような散居形態になったかは諸説があるが、氾濫を繰り返した庄川の扇状地を先人が
苦労して豊かな水田に作りあげたことだけは確かなのではないだろうか。
詳しいことを知りたい方は、砺波市太郎丸にある散居村ミュージアムへ足を運んでみてもらいたい。


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万両 千両 ・ ・ ・

2017年10月05日 | 植物
今年のドングリの成り具合はどうかを見るため、園内を歩いてみた。それなりに
コナラのドングリが落ちている。足元ばかり見ていると、ツルアリドウシの赤い
実が見受けられた。
少し気は早いが、正月の縁起ものに万両、千両がある。この2つとも植物名どお
りであるが、万、千とくれば百両、十両、一両と名のつく植物を知りたくなる。
植物名どおりではないが、別名でしっかりとその名のつく植物がある。
・百両:カラタチバナ
・十両:ヤブコウジ
・一両:アリドウシ(またはツルアリドウシ)
残念ながら、アリドウシは県内には自生しておらず、私が若い時には一両はツル
アリドウシであると教えてもらった。
いづれの植物も赤い実をつける。一両のツルアリドウシは赤い実が1個、数字が
増えるにつれて実の量も多くなるようである。


ツルアリドウシの横には、葉っぱがツヤツヤしたオウレンがあった。ご存じの方
も多いと思うが、この植物の根茎は漢方薬に利用されている。


秋が深まるなか、紅葉の進み具合を見るのも良いが、足元の小さな植物を見るのも
楽しいものである。
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